近づけばおぼろげに揺れる

君と見たいスペクタクル

世界はまだ有岡大貴のヤバさに気付いていない #本気で自担プレゼンしてみた

真夏の大貴は罪・罪・罪なのさ~~~!(罪と夏)

暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は先日有岡くんの初主演舞台「アシタを忘れないで」を観劇して、その結果見事に自担へのメロが止まらなくなり、こうして唐突に自担プレゼンブログを書き始めた次第です。3月にアップした「Hey!Say!JUMPを自軍にするなら、今だ。」では自軍の沼誘導、5月にアップした「予測不可能!臨むところ!~ありちねってなんだ?~」では今一番自分の中でアツいコンビの沼誘導をするブログを書いたので、もうこれはあとは自担の沼に誘導するしかないだろうと。どんどんミクロになってる。

早速本題に入りますが先に申し上げておくのは、これはあくまで「私の解釈する有岡大貴'」だということです。有岡くんはそのアイドルとしての特性から本当に解釈の幅が広く、オタク間での解釈違いも起きやすいアイドルだと思っているので、私の解釈によってあなたの有岡くん像を壊してしまうかもしれません。その危険を感じたら即座にUターンくださいませ。

それでは1オタクの思想つよつよ有岡大貴像ブログ、行ってみよー!(そういうキャラではないのに無理しているのがバレる)

 

私は先日、こちらのツイートを拝見して気付いたことがあります。

 

我らが自担の有岡くん、めちゃくちゃ承認欲求強いな(そりゃそう) 

そう、そりゃそうなんですよ。そうじゃなきゃこの芸能界を生き伸びることなどできません。でも、それにしても、他のアイドルと比べても、

有岡くんは非常に承認欲求が強い。

今日は、この「承認欲求」という側面からアイドル有岡大貴'の魅力を繙いていきたいなと思います。

 

1. 有岡大貴 プロフィール

有岡 大貴(ありおか・だいき)

1991年4月15日生まれ。Hey!Say!JUMP(以下JUMP)のメンバーであり、JUMPの中でのお兄さんグループHey!Say!BEST(以下BEST)の末っ子である。

実際の家族構成では次男で末っ子。千葉県出身。具体的な地元名はググれば出てくるし本人も普通に言ってる(JUMPあるある)。なんなら初めて一人暮らしした場所の最寄り駅までバラしてる。*1

子役出身。ちなみに2021年7月現在デビュー組に在籍しているジャニタレの中で子役出身なのは堂本剛くんと有岡くんだけ。(ジャニーズJr.には多々いる)

子役時代にも「ガオレンジャー」での風太郎(ガオゴッド)役やMr.ChirdlenのMVなどわりと錚々たる出演歴があり、当時ご一緒していた俳優さんやスタッフさんと近年再びお仕事する機会も多くなっている。

まあいろいろ書けばキリないけどとりあえずこのあたりではないでしょうか。

そんな有岡くんと、彼の承認欲求、そこから生み出された彼のアイドル像についていよいよ説明していきます。

2. 「常にモテたい気持ちは原動力になるから」

有岡くんの原動力は、今も昔も常に「モテたい」です。一貫してる。

有岡くんはこれまでずっと、すべてはモテるために自分を磨いてきたと言っても過言ではないです。

「学生時代のモテランキングで1位に選ばれました。どう思った?」という質問に、「嬉しいです。でも大人編で選ばれていないの心外なんですけど!いやいやいや納得はできませんよ。そこは1位でありたい。常にモテたい精神は原動力になるからね」(2018.8 Wink Up)と答えているし、「小学生の頃から女の子に注目されたいからクラスでバカやったりして、モテたいっていう気持ちが原動力になってるから」 (2018.8/24 TVガイド)とも発言しています。

モテるために努力してきた有岡くんのエピソードならこの世界にゴロンゴロン転がっています。ゴロンゴロン。

有岡くん「挨拶をしっかりやればやっぱりモテるっていう勝手なイメージというか、明るく”おはよう”って言える子はモテると思ってたの。男子女子関わらず人気者になれると。だから通学路とか...小学校の頃の話ですけど、通学路を歩いてたら前の方に女子が一人で歩いてたんです。なので結構そこから距離あったんですけど小走りでどんどん距離縮めていって追い抜きざまに肩をぽんぽんして爽やかに”おはよう!”って言いながらそのまま走り抜けるっていう...」

(八乙女)光くん「なかなか痛いね(笑)」

有岡くん「めちゃくちゃかっこいいと思ってて、準備してるわけですよ、後ろからこういう風に走ってここでとんとんしてちゃんと目見て”おはよう”って言いながらそのまま向こうのおはようの返事を聞いてから校門まで走り抜けるっていう。ちゃんとシミュレーションしてからやったんですけど...たぶんその通りにいったんですけどそれが果たして効果があったのかは全然わからなかったですね」

光くん「バレンタインデーとかその後あったりしたわけじゃん」

有岡くん「でもそのぽんぽんおはようした子にはもらってないです。なんだこいつ、って思われて終わったんでしょうね...ちょっと痛い、思い出すと恥ずかしい、あーーーってなるような記憶もね、結構あります(笑)」(2020.02.18 FM愛知 NEXT JAM)

 モテ男は1日にして成らず。でも「には」もらってないんだから他の子にはもらってるんじゃんー!いいですねぇ(cv.吉本荒野)

小学生のときからモテたくて給食の早食いやかけっこで一番を追求し、Jr.時代には二階堂くんの友達のお母さま、山本(亮太)くんのお母さま、玉森くんのお母さまにも「モテるためにはどうしたらいいか?」と相談していたモテへの貪欲さがとんでもない有岡くん。その結果、現在のモテポテンシャルがこちらです。

☆洗練されており自分に似合っていておしゃれ、でも気取らない(怖くない)私服

☆スニーカーとマーベルに関しては聞かれたら止まらなくなるくらい好き

☆気遣いができる、聞き上手

☆連絡がマメ。友達が自分との個チャを返してないのにグルチャには何か返してたら電話かけちゃう

☆音楽が好き。洋楽に精通しておりDJもできる。家には向井理さんから譲ってもらったターンテーブルがある(現在も向井さんのものを使っているかは不明)

☆柔軟剤は2種類をブレンドして使ってる、香水を使うのはコンサートのとき

☆運転がうまい

動物占いはライオン

☆お酒が強い。本人曰く「弱くなった」らしいがそれは飲める人のセリフだ。好きなお酒はホッピー。

☆レモンサワーを生搾りするために、くし形に切ったレモンをジップロックに入れて冷凍、常備してる。

☆高校生のとき、クラスで一番のマドンナにバレンタインをもらった

☆なお当時の有岡くんは超絶かわいかった保健室の先生に会いによく仮病して保健室に行っていた。(一番よく行ってたのはやぶひか*2。)

光くん「仮病使って保健室でよく寝てたなー。起こし方がまたいいんだよね。足元をトントンって」 有岡くん「あれね、いい」

☆運動神経が良い。ハンドボールでもビーチバレーでも確実に「モテる」人の結果出しちゃう有岡くん。足も速い。

☆Q. テレビに出たりしてたから、学校でモテたんじゃない? 有岡「正直、モテ期は小学生でしたね。卒業アルバムの恋人にしたいランキング、1位でしたから」

☆愛するとは?って問われて『見返りを求めずに注ぎ込めるもの』

☆カクテルの名前に詳しい

☆ああ見えて理系。アプリも作れる。

☆“年下女子が好きそう”で有岡くんに投票したいのやま 山田くん「とにかく優しいから年下の子にモテると思うよ」伊野尾くん「面倒見よさそうだし、年下だと、はりきって頑張りそう」

有岡くん「(年下が好き。)俺は経験してても、その子にとっては初めてのことがあるはず。そのときのリアクションが見たい。」

☆大遅刻して謝っている相手をキュンとさせる一言

有岡くん「「もーう!」って怒ったふりをして、「あとでサンタさんの格好してくれるなら許してあげる」って次のイベントを提案する。」

☆「食べる女の子好き!楽しいし、かわいいしね!」

☆山ちゃん「(女の子だったら)大ちゃんもモテるかもね」 薮くん 「男だけど女子力高めだもんね。さりげなくプレゼントくれたりさ」 知念くん「大ちゃんが女の子だったら女友達引き連れて歩いてそう」 山ちゃん「3人ぐらい周りにいるんだろ?女子の中のトップだ!笑」

☆女の子からの寂しさアピールの対応 有岡くん「無理しても時間作っちゃうかも。でもそういうところ少女マンガでいうところの『優しい男友達』どまりキャラなんだろうなぁ。モテるやつは違うんだよ、きっと」 (2018.10 Wink Up

☆Q.モテる彼女を、自分がちょっぴり束縛しちゃうとしたら?

有岡くん「嫉妬はするだろうけど束縛はしないと思う。特に相手がモテる人ならなおさら。小さいことでグチグチ言ってガキだなって思われたくないっていう男のプライド(笑)。本当はね、自分の前で別の男の話を楽しそうにされたりするのはイヤ。悔しいもん。でも言わない。態度や顔には出ちゃうと思うから察して欲しい」

☆Q.夏でもインドアな女の子は? A.アウトドアもインドアもどっちも好きだし、どっちの女子とも楽しく遊べる自信がある!

☆Q.得意な体育は? A.ドッジボール、積極的にキャッチしにいくのが得意だった

☆いじられてもそれをノリで返して笑いを取れる、何言っても怒らない広い心を持っている

☆本とか読まなそうなのにハリーポッター(原作)も伊坂幸太郎「死神の精度」も好き

☆相手に払わせたくないときは「今日楽しかったからオレがおごるよ」と言っておごる

☆Q.バレンタインにチョコをあげる勇気がない女の子を励ますセリフ 有岡くん『これあげないの?もし俺が10秒数える間に渡しにいかないんだったら俺食うからね。だって俺お前の食いたいもん』と言って10秒をめっちゃ早く数える!」

☆兄の女友達に可愛がられていたので、兄が嫉妬していた話の流れで(メレンゲにて)

久本さん「モテると思うもん」の言葉に否定しない有岡くん。

☆クールな年上女性に「かっこいいね」と言われたら「ちゃかさないでください!」とリアクションする

も、もうわかったから...!!!と言いたくなるこの「モテ」でしかない要素とエピソードの数々。これ、ほんの一部なんです。家に置いてあるアイテムとか、明らか友達じゃない友達の話とか、まあたくさんあるんだけど今日のところはこのあたりで。

モテエピソードを話すことで、リア恋営業にもなっているのが本当に...とんでもない男....

そしてこんなにモテるのに、「最強のモテエピソードを教えて!」という質問には「僕が龍にさらわれてメンバーが助けに来てくれるというコンサートの演目があって、台詞はアドリブなのに、みんなが「大貴~!!」って叫んでくれたときは、愛されてるなって。」とか言っちゃうんだから本当に.....そこでオタクエピ話すのはずるすぎる..........

 でも有岡くんの恐ろしいところは、

髙木くん「好きな子がいるから学校行くの楽しかったもん! 」

有岡くん「俺もそうだよ!モテるために行ってたもん!脚早くするためにとか」

髙木くん「有岡くん脚早いもんねー!!」

有岡くん「今でも頑張ってます!モテるために!!」(2014.10.24 ベイジャン)

ずーーっと、モテることに貪欲であり続けているところ。

知念くんにミラーリング効果を試したエピソードや、いたジャン*3のロケでドアインザフェイスを使っている有岡くんは確実に恋愛攻略本ないしは心理の本を読んでいるでしょうし(他Jr.のお母さまにまでモテテクを聞くほどだから絶対に読んでると思う)、ヒルナンデス!でロケ先のお姉さま方がふたりとも「光くんが好き」とおっしゃったときに「昼の時間帯だったらモテたと思う」と悔しさを滲ませていたりだとか。有岡くんは掃除が好きなんだけど、同じくヒルナンデスのお掃除企画で「お料理できる男性はモテるじゃないですか、お掃除男子はお掃除できるよっていうのを知ってもらえる機会がないですよね。お料理男子に比べてね」と言っていたり。「モテるために何かしたことがありますか? 」という質問に対して「だてメガネをしてたら、山田に”レンズのないメガネって女子ウケ悪いらしいよ”って言われたから速攻レンズ入れたよね(笑) 」と答えていたり。

最近はバイクの動画をよく見ているそうです。まだモテたいんか。

3. あざと仕事人・有岡大貴

有岡くんの原動力の根幹は「モテたい」。これは、もちろん有岡くんがアイドルとして生きる上での軸にもなっていると感じます。

いたジャンで2016年くらいかな、子どもの夢の中に出てきて(夢の中だと思わせるような格好で出てきて)苦手なものを克服させる企画があったんですが、そこで子どものやる気に火をつける必要に迫られたときに有岡くんは「女の子にモテるよ」、知念くんは「スターになれるよ」って言うんですよね。

これって、有岡くん・知念くんそれぞれが「何のためなら自分が頑張れるか」があまりにも色濃く出ていたと思っています。

有岡くんは、モテるため、目立つため、自分が選ばれるためには手段を選びません。手段を選ばないと言うと聞こえが悪いけれど、なんでもやります。自分がおいしいな、目立てるなと思ったらワサビのチューブも鼻に詰めるし、プロレスの技かけられながら自撮りするし、泥沼に顔から突っ込んで「(画が)地味だよ!」と叫びます。体を張ったあとに「新しいパターン作れてホッとしてる自分もいる」とか平気で言います。どこまでも貪欲で一生懸命で、自分がモテる(=愛される)ための努力を怠りません。真顔だったのに、カメラを見つけた瞬間かわいいポーズを取ったり、にっこにこの笑顔になったり。罰ゲームで牢屋に入れられているのに、そこにカメラを見つけた瞬間「あっカメラあるじゃん」と目を輝かせたり。オタクの中で「ワイプのプロ」と呼ばれるほどワイプでさえも気を抜かず、表情豊か。外部単独バラエティに出演する度に、印象を残しています。

 

「一番気合いが入る番組のジャンルは?」と聞かれれば「ゴールデンの特番。頑張れば今後レギュラーになる可能性がある」と答えるし、

有岡くん「俺はスタジオで発言した言葉のオンエアにのる率をあげていきたいね」

薮くん「あ~オンエア率ね」

有岡くん「ロケももちろん力を入れてるけど、オンエアでも誰の言葉が使われているか気になっちゃう」 (2018.6  月刊TVガイド )

有岡くんヒルナンデスのロケに行かせてもらってるんですが、そこで学んだセオリーが別の番組のグループのロケでも生きてます。ヒルナンデスは生放送なので、自分のロケをスタジオで見ます」 (AERA2017No.1)

有岡くん「『有岡くんがロケへ行ってると、ついついロケのVTRを見ちゃう』っていう存在になりたい。スタジオだったら、なるべくテロップに文字が乗るようになりたい。OAをチェックした時、自分の言葉が使われてると凄く嬉しくて。OAって成績表みたいな感じだよね」 (2018.5/4  TVガイド)

Q. ずっと抱きしめていたい気持ちは? 有岡くん「ハングリー精神はJUMPの活動をはじめてから持ち続けているよ」 

Q. 抱きしめて離したくないほど独占したいモノは? 有岡くん「テレビに映ってる時間…いわゆる尺を独占したい!出演させてもらってるバラエティ番組ももちろんだけど、携わったものに自分の姿が映る時間が長ければ長いほど嬉しいんだよね」 (2018.6 ポポロ)

 赤裸々すぎるしどこまでも貪欲。もっと愛されたい、もっと目立ちたい、もっと自分を見てほしい。メンバーの中で一番芸歴が長い(子役出身なので)だけあるというか、この人は芸能の世界こそが輝く場所なんだろうなあというのをすごく感じます。女の子だったら宝塚になってたって有岡くんは言ってたけど、宝塚だろうが48Gだろうがプデュだろうが、どこにいても絶対に有岡くんはトップになってたと思う。だってとんでもないハングリー精神の持ち主だから。

たとえば、2017年のJUMP10周年コンサートのBESTコーナーでBESTは全員黄色帽とランドセルを装着しています。でもよく見ると、有岡くんだけ肩紐を調節していてランドセルの位置がひとりだけ高くなってもともとBEST内で一番低身長なのにさらに身長が低く見え、幼く見えます。黄色帽もひとりだけちゃんと被らず、より「小学生み」が増している。2014年のコンサート、smartの同じくBESTコーナーで、メガネのゆるさ(きつさ)について細かく指示する有岡くんがバラされているから、ここは確信犯だと思うんですよね...。2015年のBESTコーナーでも「俺は俺は?僕はどう!?」と会場に聞いてキョロキョロ不安そうな表情をしてみせたあと最後には「てへっ」で〆るし(なんとこれソロ曲でもやる。後述します)、そもそも「モテたいBEST」というBESTコーナーのコンセプトの根幹が「有岡大貴」をより良く魅せるためのようにも思えてきます。最初に「モテたい」をテーマにコントやろうよって言い出したの有岡くんだったら本当に恐ろしいんですけど普通にあり得る....。

Mステスーパーライブ2018で披露した「マエヲムケ」で、歌割りじゃないのになぜか伊野尾くんが抜かれる謎カットがあったのですが、この謎カットはリハのときからあったらしく、困惑した伊野尾くんが有岡くんにどうしたらいいか相談したエピソードも有岡くんの計算高さがよくわかります。有岡くんは伊野尾くんに「(頬を)ぷくっとやれ」と言ったのですが、その理由が「この時の振り付けは手が敬礼みたいなポーズだからそこを変えることはできない、表情でどうにかアピールするしかない」から。恐ろしくないですか?恐ろしいです。でもアイドルとして最高じゃないですか???

JW感謝祭(2013年)で中島健人くんとふたりで絡んでいたシーンについても、後日有岡くんが「いつも山田と裕翔がやってるみたいに健人と星型の紙をほっぺに貼ったり一生懸命頑張ったのに一回もカメラに抜かれなかった(笑)」と話しています。

もうこの男を好きになったせいでわちゃわちゃシーンすらも純粋な目で見られなくなった。(※最高)

これとかも。

山田くん「大ちゃんはカメラ回ると人が変わります。結構カメラアピール…何て言うか…ある意味プロ意識が発動していつもよりテンション高いなってイメージです。わりと僕とかはね、素ですよ。いつもあんな感じ。テンション高いときもあればテンション低いときもあって、それを包み隠さずお届けしてます僕は。有岡はアイドルしてます。演じてますよ。皆さん騙されないでください(笑)株をさげる(笑)まあでもJUMPわりと普通だけどね。あの~素だと思うけどねみんな。わりとそうかな、大ちゃんはなんかカメラ回ると元気になるっていうキャラクターも定着してるんで僕らの中では。そういうのも踏まえて話してはいますけど。だからなんかメイキングとか見るとその人の素が見れるかもしれないので見たことない人は楽しいかもしれないですね。ぜひぜひ機会があったら見てみてください」(2019.11.22 うるじゃん)

有岡担してるとメイキング見終わったあとの満足感めちゃくちゃ高いんだよね。とにかく映る映る。メイキングは休憩したいからとあまり映りに来ないメンバーもいるけど(私は撮影の休憩時間は休んでほしいと思ってるから全然いいと思う)有岡くんは貪欲に映りに行くし、最新アルバムリード曲Fab-ismのメイキングでは「チャンスだぜここ、ちょっといいとこいてくれや」「いっぱい撮って!いっぱい撮って!撮れ高!!稼いでここで!!撮れ高!!ね!!!」とカメラに向けて果敢にアピール。目立ちたい!映りたい!が原動力の人、あまりにアイドルが天職すぎる。そして山田くんがそのすごさを“わかってる”のも良い…お互いがリスペクトしあって、「この部分ではあいつには勝てない」と思ってるちびーず(山田くん知念くん有岡くん)の関係性あまりに良い。好き。*4

ジャニーズwebもほんとにあざとい。特にコンサート期間中は、2018年は伊野尾くん、知念くんとお互いを撮りあいっこして、撮影したメンバーが被写体となったメンバーの写真をジャニーズwebに毎公演上げていたし、2019年のツアーではそれがバックのJr.も絡めた企画になっていったんですが....女子ドルでやたらメンバーの写真上げて、見に来たその子のファンを釣りにかかる子っていますよね、それと同じあざとさを感じます。最高。その2019年のツアーメイキングで、ジャニーズweb用の写真を撮るときに「新年1発目だよ!新年1発目はプレビュー伸びるからね」って言ってるところもんんー!となる。確信犯がバレた瞬間。(最高)

あとは雨の中行われたいたジャンの令和カウントダウンロケ(2019年)で有岡くんが「靴もびしょびしょだしさ!最悪だよ!」と言ってカメラに有岡くんのスニーカーが抜かれるんですが、ここ、画面越しに見て伝わるほどにはぐちゃぐちゃになっていないんです。でも有岡くんがそういう発言をしたことによって、有岡くんのスニーカーがドアップで抜かれます。この令和ロケは私服なのではないかという憶測を呼んでいたのですが、このカットによって「有岡くんの私服のスニーカーかっこいい」とオタク間で話題になりました。あとはもうおわかりですかね...?我々は有岡大貴の手のひらで常に転がされています。

個人的には、有岡くんを見ているとHKT/AKB時代のさくらたん(宮脇咲良)を思い出します。*5あの子も自分をより良く魅せるための努力を怠らないし、愛されるためにはなんだってします(だから言い方が悪い)。*6でも有岡くんもさくらたんもすごいなと思うのは、わりととんでもない計算高さをもってアイドルをしているのに嫌味たらしくないんですよね。俺を見て!私を見て!っていう欲望がその瞳からギラついているのにまったくやらしくなくて、むしろ惹き込まれてしまう。計算高さよりもヒロイン・ヒーロー性のほうが勝つからかな。持ち前の愛嬌で計算しているシステマティックな部分をまるごとコーティングしちゃってる感じというか。夢を見せられている感じがしない、という夢を見せてくれています。

このふたりの共通点としてパフォーマンスのギラつきや自分の見え方を客観的に分析できるところ、釣り師*7、以外にも「ファンの心を掴むのが上手い」というのがあります。

さくらたんの総選挙スピーチは本当に毎回笑っちゃうくらい良い意味でオタクの同情を誘い庇護欲と闘争心を掻き立て、もっと上に押し上げたくなる巧妙なテクニックが使われています。総選挙スピーチほどじゃないけどこれもすごくオタクの心を掴むのが上手いさくらたんが出ています↓

 

やばい宮脇咲良プレゼンブログになりつつある!けど待ってブラウザ閉じないで!笑

有岡くんはスピーチはそんなに得意ではありませんが(いたジャンで1分スピーチ企画をしたことがあるけど、うん...まああの有岡くんはめちゃくちゃ緊張しいだから...(そこが好き))、彼のすごいところは言霊を信じていて、まだまだ叶わぬ目標の時点でもそれを口にすることでファンの応援したい気持ちを掻き立て、一緒に伴走しているかのような気持ちにさせてくれるところです。こうすることで目標が叶ったときにファンは何十倍も嬉しい気持ちになるし、次はどんな目標を立てるんだろうとわくわくする。本当に策士だなあ、、と。

ちなみに有岡くんは最近「ドラマに主演して単独でTV LIFEの表紙を飾る」という2016年に立てた目標を達成したのですが、念願の表紙を飾ったTV LIFEの誌面で「僕がコラムで話したことを覚えているファンの方がたくさんいて、表紙決定を”夢が実現したね”って喜んでくれていたら幸せだなって感じました」とか言っちゃうんだからもう...!有岡くんって人は.....!!!

でもここでポイントなのは、「みんなの力で叶えてほしい」ではないんですよ。あくまで有岡くんが持つ夢は有岡くんが叶えるもので、有岡くんは自分が夢を叶える姿をファンに見てほしいと言ってくれている。ファンの受動性を守ってくれている。有岡くんの小さい頃の夢はホストで、有岡くんの貪欲さをもってしたらホストでもトッププレーヤーに絶対なってたと思うけれど、こういうところは近年多いホスト型アイドル(ファンの頑張りが自分の外部評価に繋がるから頑張って、というようなことを公言してしまうアイドル)とは一線を画しているなあと思うんですよね。好きだ。

話が逸れた。私はいつもそう。向上心が高くて自分に厳しくて、したたかな有岡くんの話をしていたんでした。

2015年の24時間テレビ(3世代生男子会)で晒された(笑)、有岡くんから二宮くんへのメールに有岡くんのコミュ力の高さとあざとさが垣間見えます。

「今日の収録お疲れさまでした!そして、ご馳走さまでした!あと遅くまで、お邪魔してすみませんでした(> <)

素敵なお話と、最後は二宮くんのゲームする姿まで拝見することができて、とても楽しかったです!

ありがとうございました(^_^)」

これにはスタジオ一同「したたか、、」となっていましたが、有岡くんのどのような人とも分け隔てなく仲良くできるところ、そのために心掛けていることの片鱗が見えた気がしてたまらなかった。*8昔、山田くんと知念くんがジャニーさんに連れられてお偉いさんとの会食に行ったエピソードがありましたが、実際芸能界そういうの多々あるんだろうなと。そして有岡くんはきっとそういった場での立ち居振る舞いはめちゃくちゃ上手いだろうなと。したたかだ~~~!すき!!!

「6/23 滝沢くんと2人で映画こどもつかいを見に行った!前日に滝沢くんの家までどのくらいかかるか何度もシミュレーションして、当日は気合をいれてハイヤーで迎えに行ったんだ」(2017.9 Myojo)な有岡くんに対して滝沢くんも「後輩にプラン考えてもらったの初めてかも。かわいいやつだなぁ」って言ってるのほんとうに....有岡くんは恐ろしい男......

滝沢歌舞伎4/30昼】

滝沢くん「有岡くんはこどもつかいで一緒なんですけど、ひとっことも喋らない!」 三宅くん「あー、あいつは計算高いからね、相手を選ぶんだよ」

滝沢くん「あはははwww 最っ悪ですね!w」

三宅くん「あいつは無し岡だよ本当は!」

有岡くんもはや怖いよ。そりゃ天下の小悪魔ブレーン伊野尾慧とセットでマッチさん接待担当になるわけだよ。(2015夜会)

有岡くん「これからも、もっと色んな人と仕事がしたい。芸人さん裏方のスタッフさん…例えば演出の方やナレーションの方、映画やドラマの監督さん。出る側だけじゃなくて作り手の方からも色んな話を聞いて刺激を受けたい!」 (2018.10 Myojo)

これで実際スタッフさんと常日頃から密なコミュニケーションを取っていたことが「アシタを忘れないで」に繋がっているのが本当にすごい。したたかさだけじゃなくて、有岡くん自身が他人に興味を持つ人(メンバーとのコミュニケーション然り*9)っていうのも大きいと思うけれど。

有岡くんを応援していて感じるのは、えっこのお仕事がきっかけで決まったんだ...!とかの思わぬ繋がりを知る機会が多いということ。これは、有岡くんがひとつひとつのお仕事に対して自分が求められている役割を把握して真摯にその期待に応えて結果を出してきた証なんですよね。

今回の舞台関連雑誌でも、「プロデューサーさんや監督さんに「なんで僕を起用してくれたんですか?」って聞くタイプ」、「ちゃんと次につなげられるように、今回でしっかり結果を出さないとなって思っています」(前:2021.6 Cinema☆Cinema、後:TVガイドperson No.107)と言っています。派生で興味深かったのは、前者のシネマシネマで「”有岡大貴”を中心とした円グラフに今まで演じてきた役がいる」という旨の発言をしていたことです。たとえば「自分のキュートな部分をめちゃくちゃ誇張したのが『孤食ロボット』。」など。この有岡くんは、かわいい、かっこいい、おもしろい、モテる、というような「皆さんが思うイメージも間違いなく俺の一面だし、大事にしたい」と言った有岡くんだなあと。有岡くんは”素に近い”か”作ってる”かでいうと”作ってる”アイドルなんだけど、それは嘘で塗り固めてるというよりはどれも本来の有岡くんが持つ一面であって、それをいかによく魅せるか、強調するかが有岡くんはめちゃくちゃ上手いんだと思います。それにしてもここまで自分のことを客観視できているアイドル、たまらないな...まあ多少なりとも客観視はできないとアイドルとして売れることはできないけれども。

昨年末のジャニーズヴィレッジで、菊池風磨くんのことをライバル視していたのもとてもよく自分の強みを分析しているからこそ的確な「ライバル」が見えているなと感じました。明るさやいじりやすさ、いくらいじられても応じる心の広さ、スベることを恐れないハートの強さ、かっこいいけど3枚目キャラ、3枚目キャラだけどかっこよくてめちゃくちゃモテるところ、それこそ「貪欲さ」。

私はシンドラは事務所現社長のジュリーさんが作りたいものを作る場所だと思っているんですが、そのシンドラで有岡くんと風磨くんは共に2回主演を務めていて、これはシンドラ内最高主演回数となっています。つまりそういうことじゃないですか。そりゃどこまでも貪欲で結果残してくるアイドルに仕事与えたくなるに決まってるじゃんね~~~ねえジュリーさん?(ジュリーさんは有岡くん風磨くんのことが(恋愛的な意味ではなく)好きだと思っているオタク)

4.「もっと見てよ」アリー!/

モテたい。シンプルだけど、それって常に他者からの評価によって自分の価値が決まると思っているということになります。「かっこいい」は絶対的評価だけど、「モテたい」は第三者によって決められる客観的評価。

有岡くんはなんで「モテる」こと、他者からいかに評価されるかに執着するようになったんだろう?ということを考えたときに浮かぶ要因として考えられるのはこの5つかなと。

①次男(常に比べられる対象がいる、かつ、相手のほうが年上*10なので勝てない思いだったりコンプレックスだったりがある?小1まで指しゃぶりを続けていたエピソードもその当時からの愛されたい気持ちが表れているのかも)

②子役出身(幼い頃から他者からの評価が自分の価値を決める世界で生きてきた)

③デビューした同グループ内に髙木雄也がいたから(身長のコンプレックスからくるものなのか、「モテ」において有岡くんは常に「髙木には勝てない」と思っている節があるように感じる。一番モテると思うメンバーは?などの質問にも有岡くんはいつも髙木くんの名を挙げる。バレンタインチョコを大勢の前で渡されてヒューヒューされたい願望がある有岡くんと、実際にそれをされたことがある髙木くん)

④デビューした同グループ内に山田涼介がいたから(山田くんは言わずもがな努力の天才。そしてデビュー当時から現在に至るまで絶対的な人気を誇っている。SUMMARYの綱渡りでいつも山田くんが一歩先をいくのが悔しくて早く会場入りして練習していた、自分が負けず嫌いだということにそこで気付いたと有岡くんは語っている)

⑤自分のことが好きじゃないから誰かに評価してほしい(Q. 自分好き度は? A. 30%。自分と決別したい、生まれ変わりたい。早く来世来てって感じ(笑)、っていうのは冗談だけど、そんなに好きじゃない)

こんな消費の仕方してすみませんという罪悪感もありつつも、この闇の深さというと語弊があるけど影がある感じ、みんな好きでしょ....?

「とにかく目立ちたい!!もっともっと有岡大貴を知ってもらいたい!!」と公言し、2017年のMUSIC DAY内で書いた短冊は「今日の放送でいっぱい映れますように」、ファンには「俺のこと気になったのはいつですか?ライブ、歌、テレビ…いろんなお仕事をさせてもらっているけど、興味を持ってくれたきっかけが知りたい。」と聞く。ジャニーズ大運動会2017では、「本番前に野球に出る人たちがグラウンドで練習をしていて客席からキャーキャー言われるのを見ていたら、野球に出場しない俺もやりたくなっちゃって。ちょうどみんなの練習が終わるタイミングで、もうグラウンドには誰もいないのにバッターボックスに立ち、バット3本持って素振りしました(笑)。」

こんなに承認欲求が強くて、アイドルになるため、愛されるために生まれてきた有岡くんのことを一番認めていないのは実は有岡くんなのかもしれないという不安定さ、脆さ、儚さ、みんな好きでしょ.....?*11

そして伊野尾くんは有岡くんのそういう危うさに気付いているんだろうなと思います(ここはマジで思想強オタクが過ぎるので話半分に聞いてください)。Fab-ismのメイキングでも「映り気にして開いたり閉じたりして~ほんとA型だな、だからO型らしく大雑把に生きろたまには」(※有岡くんも伊野尾くんもA型)って言うのは伊野尾くんだし、

薮くんTOKIOのお兄さんたちにも言われてたもんね、『バラエティ慣れしすぎだお前は』って」

有岡くん「いやいや慣れてるわけじゃないです、見るのも元々好きなテレビっ子なんでね」

薮くん「でも生粋のエンターテイナーだと思うよ」

有岡くん「ありがとうございます、嬉しいです!これからもいろんな番組に映り込んでいきたいなと思いますよ」

薮くん「でもたしかに、ヒルナンデスとか見てると、V(VTR)とかの大ちゃんのリアクションすごいなって思うよ」

有岡くん「V中での?VTRの中での?」

薮くん「そうそう中のワイプとかでもちゃんと表情しっかり作ってる」

有岡くん「ありがとうございます」

伊野尾くん「だって表情とか全部作ってるんでしょあれ」

有岡くん「全部作ってる」

伊野尾くん「リアクションとかも?」

有岡くん「全部眉毛とかも動き全部研究して」

伊野尾くん「へえ~」

有岡くん「こういうときはこういう眉毛、とか。全部研究してるよ」

伊野尾くん「逆に心の中では何て思ってるの?笑」

有岡くん「えっ、無です、無。」

髙木くん「やめろやめろ!笑」

薮くん「全部嘘ですよ~笑」

有岡くん「全部素直なリアクションなんで笑」(2017.7.28 ベイジャン)

 いや本当にこれを引き出してくれた伊野尾慧しか勝たんな。最後はぐらかしたけど絶対半分本当でしょうよあのマジトーン。

伊野尾くん「そういう意味では、大ちゃんって変なことしないかな。けっこうマジメ。テレビで変なことやってるのは、きっと誰かに言われてやってるんだと思う!!」

有岡くん「ちょっ、営業妨害やめて」(2020.4 Myojo)

 これとかも。有岡くんは、髙木くんとふたりでやっているラジオ(通称ベイジャン)で舞台稽古中の髙木くんが欠席した週で初めて一人ラジオをしたんだけど、そのときよくわかったようにとっても真面目です。ヒルナンデスのレギュラーに決まったときは放送禁止用語などを使わないように「アナウンサーの日本語講座」という本を買いに行ったし、「今は家でダラダラしてばっかだから、色んな場所に出掛けたい。やっぱり外に出ないとおもしろい事にも出会わないんだよ。『こんな人に声かけられて…』とか、こんな事してましたってひと盛り上がりできるくらいに常にアンテナを張ってる人にならなきゃ!」 (2018.10 Myojo)「(おうち時間で)家でダンスはできないにしても、ダンサーさんがレクチャーしてくれるレッスン動画を観て、アイソレーションとかで体を動かす練習みたいなのはやってました」(2020.12 Cancam)「(今欲しいものは刺激)お仕事でも新しい趣味でも、色んな刺激を受けて吸収したい。最近、人生で初めて落語を観に行ったんだけど、面白かったよ。話に引き込まれた。落語を自分でやりたい…とまではいかないけど、すごくトークの勉強になるなって思った」ってどこまでも貪欲で自分磨きを怠らないんです。2018年のカレンダーでは「今の自分に声をかけるなら?」の質問に 「メンバーや芸人さんに甘えすぎなんじゃない?」と自問してるし、本当にストイック。

それにちゃんと気付いてくれて、言葉にしてくれる伊野尾くんだからこそ(そしてこれは伊野尾くん自身もセルフプロデュース力の高さでここまで来た人だから)有岡くんは伊野尾くんのことを実のお兄ちゃんと話してる感覚に一番近い、お兄ちゃんを思い出すって言うんだろうな。一緒にご飯行った相手が携帯ばかり触っていたら嫌だと言う有岡くん自身が、ご飯行ったときに唯一携帯を触ってしまう相手それが伊野尾慧.....って私の推しコンビの話はいいんですよ。当エントリーは承認欲求が強い有岡くんの話なんだから。(すぐ話逸れる)

有岡くんは本当に承認欲求が強い。もし朝起きてタコ型の超生物になっていたら*12、まず友達が今まで通り接してくれるかチェックしに行くし、堀越の卒業式で自分の代にだけマスコミが来なかったことを30になってもネタにするくらい気にしています。ベイジャンで髙木くんに「有岡くんの選ぶ曲かっこいいよね」って言われたら「もっとちょうだい」と言うし、ラジオで邦楽をかけたときには「今回は変化球で邦楽も聴くんだよ、とアピールしたいと思ってね」と言う。有岡くんの選曲がファンの間でモテるプレイリストすぎると話題になっていることさえきっとわかっているんでしょうね。「JUMP妄想カレンダー」なる企画では、「(・д・)3月。とある学校の卒業式で校長先生が僕の名前を挙げる「有岡くんのような人間になりなさい」という話に生徒は聞き入る (・д・)4月。別の学校の入学式でもまた校長先生から僕の名前が挙がる。話しの中で有岡大貴の行動が称えられ一躍時の人となる(・д・)9月。各校の新学期の集会で校長先生から当然のように僕の名前が。「有岡くんは夏も頑張ってた」という話しはトップニュースに 」 (ポポロ2017.2)という驚異の承認欲求の強さを見せます。「私は褒められて伸びるタイプだと思っておりますのでみなさまに少しでも褒めていただけるようなお仕事ができていければなと思っております。」「みなさんにどのように届いてどのような反応がいただけるのかっていうのも、非常に楽しみにしております」抱負も常に、「自分がどう見られるか」が軸。そんな有岡くんが手掛けたヤバ曲3選をご紹介します。

5. 君にMellow Mellow

有岡くんが作詞に関わったRELOAD、UNION、そして初めて音源化されたソロ曲Bubble Gumについてここでは触れたいと思います。

①RELOAD

 この3曲では一番昔(年齢が若い)のもあってたまらないですねこれ。ギラッギラ。

RELOADの歌詞は、「好きな子に振り向いてほしい片想いの心情」と、「(アイドルである主人公が)自分のファンではない人をどう自分のファンにするか」のダブルミーニングになっています。なんとこれ本人発信。恐ろしい。「力を貸してMusic! Hey! DJ」という歌詞から、音楽が好きでHey!Say!JUMPに所属しDJの有岡くんが言わずもがな主人公。

「どうしたらいい?君の目に映る為に」「状況は不利 何をしたらいい?君の目線奪うために」「殻を破れ 手遅れになる前に」

いいですねぇ~(吉本荒野二度目の登場)

この曲のライブパフォーマンスで本当に「照れ隠しのハット」を被って「その笑顔にヒット」させるんだからもうずるいなんて生温い言葉じゃ片付けられないですよね。

有岡くんが自分を見つめなおすため屋久島に一人旅に出たのが2013年、RELOAD(smart)のリリースは2014年。そもそもJUMPは定期的なアルバムリリースが行えていたグループではなく、なんとこのsmartではじめて「アルバムを引っ提げたライブツアー」を組んでもらえた。当時デビュー7年目でやっと出せた3枚目のアルバム、このチャンスを逃してはいけないと思ったんだろうなというのがよくわかる、ハングリーな歌詞。

「君の目に映る」「君の目線奪う」ことを望み、目指す主人公像はファンへのメッセージで「おいっ、俺を見ろ~!隣のメンバーじゃなくて、俺だけを見て!」 (2017.9  ポポロ)って言った有岡くんらしいね。

②UNION

これは先述のやぶひかと有岡くんで組んだユニットの楽曲です。3人それぞれが自分が歌う箇所の歌詞を書いています。

 有岡くんが書いた部分の歌詞で印象的なのは、

「思い悩んでる場合じゃない 妄想はほどほどに即行動 隙を狙って奇を衒う 苦悩も成功も丸ごと混ぜるミキサー それが化ける近道さ」「奮い立たせるのは探求心」

有岡くんじゃん....(有岡くんですよ)

RELOADとこのあと紹介するBubble Gumは有岡くんのアイドルとしての信念とか思想が色濃く出た曲ですが、UNIONの有岡くんパートは「有岡大貴」の人生を描いているなと。有岡くんの「妄想はほどほどに即行動」エピソードはいくらでも出てくるし、「隙を狙って」はまさに「気がつけば目が離せない存在になっていた”と思ってほしいから頑張る。僕たちは人数が多いから、他のメンバーを好きな子にも…あわよくば的なちょっと悪い心もあったり。」と現場で他担のハートも狙いに行く有岡くんだし、「奇を衒う」はちょっとでも目立てないか常に考えていて、座右の銘は「奇天烈」の有岡くんだし(以下参照)、

光くん「BESTって変わりもん多いわ…大ちゃん以外は」

有岡くん「俺ってそうでもない?」

薮くん「普通」

有岡くん「普通って言うな」

伊野尾くん「無難」

有岡くん「もっと複雑な気持ちになる(笑)俺だって”あの人ってちょっと変わってるよね”ってところ欲しいわ」(2017.2 Wink Up)

 「苦悩も成功も丸ごと混ぜ」て笑いに変えることで化けた有岡くんなんですよ。

 

③Bubble Gum

この曲も主人公は有岡くんです。*13

この曲は「風船ガム目線」で詞が書かれているのですが、その理由が「ガムは味がしなくなったら捨てられてしまう。アイドルである自分みたいだなと思った。」これなんとまた本人発信なんですよ恐ろしい。(二度目)

「噛めば噛むほどきらめく世界へ」「退屈な時間とありふれた景色に 彩りを与える」「誰にも負けない夢を何度だって見せてあげるよ」...待ってこれ全部引用してしまう。やめよう。

もう本当に、それを前提として見るとたまらないんですこの歌詞。舐め続けたら溶けてしまうキャンディーにアイドルである自分を喩えた中島健人も天才だけど、味がしなくなったら捨てられてしまうガムに自らを喩えた有岡大貴も天才で、そしてどちらも切ない。見た目や香りといった外的特徴が選ばれるかどうかに左右する消費財

「誰にも負けない夢」とわざわざ言うあたりが負けず嫌いの有岡くんらしいですよね。音の遊び、「モテる」おしゃれさ(洗練感)、「俺を見ろ!」という気持ちが溢れ出ているダンス、甘い歌声、儚さ、「優しい」「笑顔」などの柔らかいイメージ、「有岡大貴」のすべてが詰まった一曲。それなのに当の本人は「パブリックイメージと離れすぎていないか不安だった」そんなわけないやんもう!!自信もって!!!これ以上好きにさせないで!!!

 MCで裕翔くんがこの曲のラストで有岡くんがガム踏んで「てへっ」とするところの真似をしているのを見た有岡くんが「僕の姿を覚えて帰って欲しいから!!裕翔で上書きしてほしくない!!!」と言ったエピソードが、貪欲というかなんというか、「自分を見てほしい、自分を好きになってほしい」という有岡くんが色濃く表れていてすごく好き。

6. おすすめパフォーマンス動画

有岡くんのパフォーマンスの良さはハングリー精神あふれるステージングと、一度聞いたら絶対に覚えてしまう歌声です。でもこれを公式動画の中でおすすめするのが本当に難しい。ダンスなら、OTT(OVER THE TOP)のMVメイキング、I/OのMステ、Ready GoのMステ、初紅白のカモナ(Come On A My House)、先日のMUSIC DAYでのD.D.、BANGER NIGHTのMVメイキングとMステは外せないし、歌だっておすすめしたいものしかない。Fab-ismのMVメイキングはsmash.の方がとんでもなく好きだしね...

でもまあなんとか公式動画の中から選んでみますね!

 

 最新シングル。単独初主演ドラマで掴み取ったセンター。

ただのネアカなヒーローではなくて、ネガティブな自分と戦う「ネガティブファイター」なの、宛て書きか?ってくらい有岡くんにぴったり。

そして知念くんのビジュがいいなあ(ド個人の感想)

 

有岡くんのダンスの良さが伝わる、かつビジュが良いものとなるとこれをおすすめしたい。薮くんパート「誰かが僕を作っている」で1:38に抜かれる有岡くんの表情がめちゃくちゃ癖(ヘキ)だからそこも注目してほしい。歌詞まで有岡くんにぴったりすぎて震える。

久しぶりに見たけど知念くんのビジュが良いなあ。

 

 一番布教したいけど一番布教に向いてないMVだということくらいわかっている。

でもやっぱりとにかく良いんだ見てほしいんだ、どれが有岡くんかわからないよねそうだよね、

でも大丈夫!モテそ~~~って人がいたらそれが有岡くんだよ!!(めざまし占い)

 

このMVの有岡くんの顔が好きだから顔見る用。あと声の温かさと主人公属性がわかる曲だと思う。これも久々に見たけど知念くんかっこよくない???

 

最新アルバムリード曲Fab-ism!有岡くんお菓子の家の前に立つには服がダーク寄りすぎでは?って感じだけど幼女の初恋泥棒役と思えばアリ!ビジュが良い。

このMVまじで知念くんえぐかっこいいな。

 

これも有岡くんのダンスの良さがわかる曲!あと個人的有岡くんの好きなところトップ50(多いな)には「有岡くんが骨格ストレートなところ」が確実に入るんですが、骨スト有岡くんがスーツ着たときの無敵感やばいし、サビの衣装も似合ってる。

あと知念くんの顔に雫が落ちるカットが綺麗すぎる。顔良すぎる。

 

このMVは顔映らないんですが、時間指定したところの有岡くんのソロパート激ヤバだからとりあえず聞いてください。言葉はいらない。

 

はい出ました、有岡くんの特技「流し目で焦らしてからの突然目が合う」が存分に楽しめるこちら。いのありのビジュがフェミニンに傾いてるの本当に良い....あと最初と最後の知念様は結婚。もうこれは挙式。

 

以上長々と有岡くんの魅力について語ってみました、毎度おなじみ現在19000字です。*14このはてブロだけで卒論何本分書くつもりなんや。長すぎて最後のほうですます調崩れてきましたがそれもまあご愛敬ということで。

「初めまして!今日から転校してきました、有岡大貴です。この名前、覚えておいて損はないと思うよ。いずれはこの学園で一番のモテモテになるんだから!」

2017年のBESTコーナーでのこの一言。有岡くんの「学園」は、Hey!Say!JUMPであり、ジャニーズ事務所であり、アイドル界であり、芸能界なのかもしれない。

「チャンスも夢も、何でも自分から追いかけていきたいですよね」

もう、この世のすべてが有岡くんのものになれよ。

でもそんな有岡くんは最近「後輩の育成」についてすごく考えていることが各媒体での発言からわかるし、今後のプロデュース面での目標を聞かれて「何か後輩のために力になれる事があればやりたいですし、他にも自分で何かを生み出すって事に貪欲にやっていけたらいいなとは思っています。それがHey!Say!JUMPに繋がったら、さらに幸せなこと」と答えています。自分を見てほしい、自分がやりたい自分にやらせてほしい、自分の良さを知ってほしい、とがむしゃらだった20代まで、そして30歳になった今その視線を向ける先はグループないし事務所(会社)のこれからになりつつあって。

なんだこの理想的な社会人としての成長の遂げ方は。

有岡くんがJr.時代を回顧して、「他のJr.の子が次の日仕事があるのに、自分だけないと不安になる!電話連絡が多かったから電話してるのが聞こえちゃったり、直接「おまえ、明日仕事あんの?」って探り合ったり。で、俺も呼ばれてる!良かった~ってテンションが上がってたよね」って言ってたエピソードは、

就活生かよ。ってなるしね。Jr.時代(就活生)➡デビュー~20代(20代社会人)➡30代(30代社会人)みたいな。

この有岡くん持ち前の貪欲さがこれからの事務所にどう関わっていくのかも楽しみだし、もちろん有岡くん自身がこれからもずっと貪欲であろうとする姿を見ていたいなと思うよ。

そして、なんといっても。

「実際に目の前のお客さんの歓声を聞きながらパフォーマンスをしたいという思いも強まりましたね。ほんとこの1年はね、その欲求がどんどん強まるばかりですよ。」(2021.9 SODA)

と話す有岡くんに、早くその景色を見せてあげたい。そこに私がいてもいなくてもそんなことは関係なくて、世界一好きなアイドルにはやっぱりこの世界のどこかで大歓声を浴びていてほしいんですよ。

 

はい、というわけで以上なんですが、ここまで書いた有岡くんの好きポイントを凝縮した有岡くんの初主演・プロデュース舞台「アシタを忘れないで」が東京グローブ座で開幕中です!チケットはなかなか...該当担でも厳しいものがあったし今からは難しいと思いますが、配信などあった際にはぜひ。

このブログを見て、有岡くんかっこいいな!有岡担楽しそうだな!ってちょっとでも思ってくださった方はぜひ、チャンネル登録とグッドボタン...ではなくて、ご自身の担当の写真買うついででも!ぜひぜひこちら1枚160円と大変お買い得(?)もはや実質無料(???)ですのでお手に取ってみてください!!!

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そしてもし160円じゃ足りないほど有岡くんのこと好きになっちゃったかも!という方がいらっしゃったら、ぜひ、こちらの「アシタを忘れないで」パンフレットはいかがでしょうか...?有岡プロデューサーの仕事人っぷりがかっこいい各種インタビューととにかく顔が良いビジュアルカット、舞台の構想がいつ持ちかけられてこのタイミングでこれ、この時期にあれが決まって...と「グローブ座の舞台ができるまで」を時系列で知ることができるので他G担の方にもおすすめのパンフレットになっています!参戦されない方ももちろん楽しめます!この舞台、有岡プロデューサー予算ドバドバ使ってるらしいんですが「第二弾もやりたい」ということなので、グッズ...売りたい.....(マーケター目線オタク)面白そうだから2200円出してやってもいいぞという方がいらっしゃったら泣いて喜びます、私が。

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2万字超しちゃったので今度こそ締めますね!ここまでお付き合いいただいた皆様本当にありがとうございました!夏の魔法とやらの力で全人類有岡担になりますように!!!

*1:ちなみに三田駅。絶妙に絶妙でしんどすぎて三田キャンのダイキ虚妄をする大学生オタクが多発。

*2:メンバーの薮宏太と八乙女光。Hey!Say!JUMPはメンバー8人中6人が同じ高校出身だが、有岡くんが1年のときに3年だったのが薮くん、2年だったのが光くん。体育の授業中に1年の教室に向かって「だいちゃーん」と叫ぶ薮くんとそれで恥ずかしい思いをした有岡くんのエピソードや、2年の教室に入ってきて「光くんヘアアイロン貸してくれる?」って呼ぶからヘアアイロン使ってるのが周りにバレて恥ずかしい思いをした光くんのエピソードなどは至高すぎてもはや二次元。

*3:フジテレビ系列「いただきハイジャンプ」。グループ唯一の冠番組。最近は安定して面白いので関東ローカルなのが本当に惜しいですが、放送地域の方はぜひ。

*4:これ好きすぎてありちねブログの文末にも使ったけど有岡くんはQ.グループ内で自分が何番目にアイドルだと思う? A.3番かな。Q. アイドルとして勝てないと思うメンバーは? A.山田と知念。と答えている

*5:いや今もさくらたんは貪欲なんだけど、今の彼女には詳しくないので...

*6:そのために秋元康とデートにさえ行ってましたね...彼女の貪欲さも本当にすごい

*7:有岡くんは握手会とかの機会はないけどもし握手するタイプのアイドルだったらとんでも釣り師だったと思ってる。いつだかのヒルナンでマダムとハイタッチしたまま指を組んで恋人繋ぎにして彼女の瞳をまっすぐ覗き込んで話を聞く有岡大貴を見て、そのあまりにも高いポテンシャルに震えた記憶。

*8:この時期有岡くんは二宮くんにめちゃくちゃ気に入られてて、二宮くんが太一くんから譲り受けた「幸運のコイン」もあげるほど。でもその後「有岡はいろんな人と仲がいい。俺がいなくても楽しそう」とこぼした二宮くんから有岡くんについてのエピソードはあまり聞かれなくなります笑。二宮くんも承認欲求おばけ(褒めてる)だからしょうがないね...ダイキはメンヘラ製造機(当ブログありちねエントリー参照)だからね....

*9:年齢的に真ん中の有岡くんは、まだグループの空気感が完成していなかった頃年上組と年下組との中間管理職的役割を担うことも多かった

*10:そしていろいろなエピソードを聞いていて感じるのは、このお兄さんもめちゃくちゃモテる。洋楽も伊坂幸太郎も兄の影響。

*11:某メンバーと自分を比べて「女の子の儚さ、守ってあげたい感は私のほうが勝ってるかな」と宣言した宮脇咲良さんを思い出した

*12:どんな質問項目!?となりますが、タコ型の超生物(殺せんせー)の手下のダンスボーカルグループという体で曲をリリースしたときのインタビュー。設定守ってあげられないオタクでごめん。

*13:この楽曲をはじめとしていくつもJUMPの名曲を制作されている辻村有記さんが、「(僕の曲は)ノンフィクション。もちろん、主人公は(歌っている)みなさん」とベイジャンで仰っていました

*14:このあと追記したので実際にはもっと多い

Hey!Say!JUMP 29th Single ネガティブファイターの魅力を全人類に伝えたい

で、出たよ〜〜オタク特有の規模バカデカタイトル〜〜〜って思ったでしょ?違うの!いや違うとは言い切れないけど違うんだよ弁解させてほしい。

 

これははてなブログ公式Twitterに拙文を紹介していただいたときのフレーズなんだけど、どう考えても公式アカウントの紹介文として様子がおかしいのよ。(ありがたい)

私、当該エントリーで「その魅力を全人類に伝えたい」なんてひとことも言ってないのよ。(ありがたい)(本当にありがたい)

この紹介ツイートをメンションで確認したあとおもしろすぎて小一時間は笑ったんだけど、5/12に発売されたHey! Say! JUMPの2021年一発目のシングルについてのプレゼンブログを書こうと思ったときに、なかなかいいタイトルが浮かばないな~と考えて脳裏によぎったのがこれだった。

まあそんなことはどうだっていいんですよ。先述の通り、当エントリーではシングル「ネガティブファイター」をガッツリとPRしていきますよ!

 0. はじめに

今回のシングルのテーマを一言で言うならば、TikTokをターゲットにした”キャッチー”で”バズる”楽曲。

 

今回「TikTok」が大きなテーマでありターゲットである以上、このTikTokにおいて起こりやすい「単純接触効果」が(主にネガティブファイターと#502で)戦略として活用されている、というのをここに記しておく。

1. ネガティブファイター【表題曲】

まずは音の話から。初めて聴いたときから、イントロとアウトロがすごく印象的というかキタキタキタ...!感が毎回あるんだけど、発売されてからじっくりオリジナルカラオケ(インスト)を聴いたとき初めてとあることに気付いて。

 

ここの、2:51地点からがわかりやすいかな、イントロにもアウトロにも同じモチーフが使われている8拍×4のフレーズ、ひとまとまりがあるんだけど、このフレーズ、「Pa Pa Pa~」「Pu Pu Pu~」「Po Po Poto~」ってメロディが歌っている裏でずっと鳴ってるのね。私これに気付いてしまってからは聴いてても逆にパプポのほうが頭に入ってこなくなっちゃうくらい、そこに注目するとびっくりするくらいしつこくしつこく(褒めてる)このフレーズが曲を通して鳴ってることがわかる。これこそまさに先述の単純接触効果やサブリミナル効果を引き起こして、知らず知らずのうちに曲中何度も繰り返し聞かされているこのフレーズが単体でバンッと全面に出てくるアウトロが来たときにキタキタ感というか、一種の快感を得るんだよねきっと。そしてもう一度あのイントロが浴びたくなって再生してしまう。中毒性~~~!

歌詞もまた良いよね。前作Your Song同様、ネガティブになってしまっている人を無理やり立ち上がらせるでもなく強く背中を押すでもなく一緒に歩いて行こうとしてくれるスタンスの歌詞がとってもグループのカラーにも時代の潮流にも合っていると思う。

戦略の話をすると、まず、先にYoutubeのリンクを載せたけどこれだけでもすごいことだよね。Hey! Say! JUMPYoutubeにおけるMVの一部掲載解禁自体は前作Your Song、最新アルバムFab!-music speaks.-のプロモーション時にされているんだけどここまで長尺の解禁ではなかった。Youtubeに音源やMVを載せるというのはメリットも大きいけど、今まであの権利をガッチガチに守ることに心血注いできた事務所の方針からするとそぐわないというか、気が進まないものであったのだろうなという理解はできるくらいにはデメリットも多くて。そのひとつが「無料でこれだけ見られるのなら買わなくていいや」という消費者心理。今はもちろん自分で働いたお金を使って応援しているからYoutubeへの掲載の有無にかかわらず買うし、高校生の頃も【そのCDを買わないと見たい映像が見られなかったから】初回2形態購入してたけど、果たして高校生の頃の私は、もしそのとき無料でMVが見られてしまったらCDを買っていただろうか...というのはここ1.2年すごく考えるし、今まで事務所が頑なに進出してこなかったのもそこだったんだろうなあと思う。その頑なさはある視点では理にかなっているし、覆すことも難しかったと思うんだけど、昨年のwithで伊野尾くんがこう言っていた↓のを、

伊野尾くん「やっぱり『できない』で終わりにするんじゃなくて、考え方や発想を柔軟にするべきだよね。じゃあどんなことならできるかって考えていけば、今までにないことができる可能性だってある。うちの事務所って、普段ガッチガチでしょ(笑)。でもその”ガッチガチ”に揺さぶりをかけられるのも、実は今みたいな非常事態の時なんじゃないかなって。ピンチはチャンス!」with 2020.7

体現してしまったのがこちら。

2021/5/15現在1298万回再生を誇り、既存のJUMP担のみならず世間をも震わせた、「バズった」と呼んで然るべきこちら「狼青年」。

顔出してないから肖像権関係ないでしょ?CDに入るMVとは別物だから購入意欲は下げないでしょ?ーーーまさしく会社の”ガッチガチ”に揺さぶりをかけた一大プロジェクト。

キャリアも積んでメンバーの過半数が30代になり、この時点では少々無茶だったかもしれないプロモーションも「じゃあ一度やってみなさい」と任せてもらえるような立場になって、結果、大きな成果を上げてきた。間違いなくこの成功があったから、「Youtubeの効果すごいんだ...」と内部に知らしめることができた。次のシングルでもYoutube活用したい、今作はもう少し尺を長めに、カップリングのPVも欲しい、発売日前にはコメ欄開放したい、と提案しても「いいよ」と言わせしめるような、実績を得たわけですね。うっわー、THE社会人の成功サイクルでしかなくて惚れる。

そしてMV。もうこれオタクで好きじゃない人なんておらん!!!とバカデカ主語で言いたくなるような、ジャパニーズネオかわいいを体現したようなMV。ジャニーズのMVって、「これ、この人たちの顔が良いから成立してるけどめちゃくちゃ素材の良さを打ち消す調理の仕方......」みたいなのあるじゃないですか、たまに。端的に言うと「盛れてない」やつ。でもこれは違う。とにかく盛れてる。今までで一番JUMPをかわいくかっこよく撮ってやるぞという心意気を感じる。ウィークエンダーのオマージュっぽいんだけど、さらにネオかわいく進化させたようなセットも最高。同じく山田くんと有岡くんがメインだし、日テレ謎解きモノだし。これが令和のウィークエンダー

2. Try & Error【初回限定盤2 c/w】

つべこべ言う前にとりあえずこれを見てほしい。

 

4/9.10.11の3日間開催された、JUMP初の配信ライブFab!-live speaks.-の予告ティザーが放たれたときのざわつき。初日、ダンスナンバーが続いたのちアクセントダンスを挟んで、いよいよクライマックス的な曲が来るぞ、なんだなんだ、と構えていたら突如始まった完全初披露の新曲。「やってやるぞ」という闘志と覚悟がちらつく彼らの瞳に気が付けば射抜かれていた。陶酔、熱狂、止まらない心の震えを、感情の昂ぶりでままならない中みんな必死に言葉に書き綴っていたあの初日終演後のTLが忘れられない。2021年版Beat Lineだ、と言っていた人が私の他にも何人もいた。9人になって最初のシングルのカップリングであったBeat Lineは、今でこそそのセトリ出場回数の多さで疎まれさえする存在になったが、初登場の際の衝撃はすごかったと古株さんが口を揃えておっしゃっているのを幾度となく目にしてきた。それもそのはず、その当時のJUMPの楽曲の中では一番と言っていいほど難易度の高い振付に「途中で心が折れた」と話すメンバーもいたほど。人数が変わったことによって否応なくパフォーマンスやグループの方向性を見つめなおさなければならない局面にあたったとき、JUMPは、「もっとスキルを磨く=ダンスを揃える」ことを選んだ。9人になったときも、8人になったときも。

自らに課した挑戦と、見る者に向けて「今日から”これ”がHey! Say! JUMPなんだ」と見せつける覚悟と決意表明。もう不完全体だなんて言わせない。8人だって、最強なんだ。9が10-1ではないように、8は8でしかなくて、9-1じゃない。

「自分たちでJUMPをプロデュースしていけたら、もっと楽しくなるんじゃないかな。(AERA 2019.6.3)」と語っていた知念くんが「人生の監督は自分自身だろ」って歌っているのもぐっとくるし、そこで脚を蹴り上げる振付はBeat Lineのオマージュかな?というのは考えすぎだろうけど、仮にそうだとした場合、Beat Lineでは知念くんは有岡くんに手を引いてもらって蹴り上げてるのに対してTry & errorでは知念くんは誰の手も借りずに蹴り上げてるんだよね。自分たちの前に立ち塞がる壁に対して、10年前はメンバーと手を取り合って打破してきたけど今はひとりひとりがそれに立ち向かえるほど強くなった、と解釈して勝手に感動してしまった。あとこの知念くんパートのあとの突然のタランティーノがまた良い。BANGER NIGHTの「ググっても手に出来ぬ勇気」でも思ったけど、聴いている人が「え?なに今の?」となる「引っ掛かり」を作るのはすごく重要だと私は思っていて。数多のかっこいいダンスナンバーが乱れ咲くこの世界で、ただ「ふ~んかっこいい系ね~」で終わるのではなくて「え?今なんて??タランティーノ??」って流し見してた人も思わず振り向いてしまうようなインパクトを残す。そこまで計算されていたとしたら、すごいな~。

本当はこの歌詞がまさに今のHey! Say! JUMPを象徴している!!って話を歌詞引用しながらしたいところなんだけど、困ったことにこの曲の歌詞は全部今のJUMPそのものだとしか思えないから全文引用するになってしまう...ので、ま兎にも角にも上の動画のうちのスーパーエース山田涼介の眼光の鋭さを見てほしい。それがすべてを物語っているから。私と世界のみんながまだ知らないだけで、「覚悟」って単語を辞書で引いたら「Try & errorでの山田涼介の瞳に宿るもののこと」って書いてあるよ、絶対。

3. #502【通常盤 c/w】

これなんて読むと思います?みなさん。正解は「ぱぐぴーす」。かわいすぎかよ。ぱー(🖐)ぐー(✊)ぴーす(✌)の指の本数が5、0、2だからぱぐぴーす。響きも発想もかわいい。

(しれっと自担が一番盛れてるやつ貼るオタク)

これ、まず最初に全部提供アーティストさん等を発表しなかったの大正解すぎる。”謎解き”の期間をファンに与えたことによって「なんだろう?」「これなに?」っていうワクワク感を煽って、しかもオタクの深読み考察を真っ向から覆してくるという最高の展開ね。ぱぐぴーす週間、本当に楽しかったな...次どう来るかが全然読めないところも含めて。申し遅れましたがこちら、あの「ポケットからキュンです!」のひらめさんからの楽曲提供です。ポケキュン同様、メロもインストもずっとやさしい。おかゆみたいなやさしさ。
でも戦略はぜんぜんやさしくない!!!これは流行らせる気満々というか、流行らせるための戦略の打ち方がえぐい。

①サビが伊野尾慧 / 髙木雄也 /有岡大貴のワンボーカル制

以下はまだ1サビの伊野尾くんとラスサビの有岡くんしか解禁されてなかったときのツイート。

 

いのありのキャラメルボイスは国の宝だと常々思ってるけど(嵐の末ズ(二宮松本)もそうだけど、どのグループにもキャラメルボイスはいるわけじゃないからグループにとって貴重ってツイートを拝見したことがあり…)それを武器として全面に出してきていて最高ですね

DIY(有岡くん伊野尾くん髙木くんの非公式通称)の歌声って決して「消えない」んだよね。どこにいてもDIYの歌声はすぐにわかる。一度聞いたら耳に残るし、もう一度どこかで同じフレーズのその声を聞いたらあっまた出てきたこれ...!となる、これは先述したTikTok独特の「おすすめ機能による拡散」においてすごく重要な武器だと思っている。サビをまるまるひとりが歌っているから知らない人にはアイドルと気付かれないかもしれないというのは、(まあ悲しいことでもあるんだけど)有利に働くこともあるのかもしれない。

②”恋する”コード

変ハ長調ロ長調)は恋が始まるって義務教育で習わなかった?(習わんよ)これも計算だったらすごいな.....まあ計算なんだろうな........コードがもう勝ち確な上にメロディーがシンプルですぐ口ずさめるし、小学生もピアニカで弾ける。ここ大事。

③ひとつの動画内で同フレーズが3回ループする

 はい来ました今回の重要単語、「単純接触効果」。ただでさえ印象に残りやすい声質のDIYの歌声が、短時間に繰り返し流れる。動画を見てるうちに耳が慣れて、この曲に親近感を抱く。本当にこの戦略誰が考えたんだろう、気になる。(薄々わかってはいるけども)

④天下の「あざとくて何が悪いの?」全面協力

いや全面協力させたの伊野尾慧さんなんですけどね。本当にこの人はどこまで「できる社会人」なんや。

リリースの宣伝で大人気番組「あざとくて~」に出る、しかもあの伊野尾慧が、という時点でもう強いのに、なんとこの男、天下の田中みな実さんと弘中綾香さんにぱぐぴーすやらせるっていうね。わかってる.....あまりにも「わかってる」.......(全面降伏)

 

 あ~~~あざとくて何が悪いの?をバイブルとしてる陽キャJKが好きな人をぱぐぴーすで撮って、#君のことが好きだよ(なんとこれ公式発信ハッシュタグ)でさりげな告白&マウント取るムーブメント日本中で流行らないかな~~~~~(いろいろ最悪のド偏見発言)

4. Letter【通常盤 c/w】

は~~~~~みんな大好きなやつ。(すぐそれ言うじゃん)

 

なんとこちら、DECO*27さんに楽曲提供いただいた曲。「なんとこちら」とか書いたけど、お恥ずかしながら私は今回のことまでまったく存じ上げなくて。でもボカロ界隈ではレジェンド的な存在らしい。非オタの弟に「JUMPの今回のカップリング、DECO*27が書いたんだよ」って言ったらすぐ食いついて「え?まじ?聞かせてよ」って言って聞いてくれた。普段絶対そんなこと言わんやん.....DECO*27さんつよ..........

「”伝えたいこと””伝えないこと”僕の中で重なっていくんだ」っていう歌詞がもうHey! Say! JUMPへの解像度高すぎてびっくりした。

私は、私は、だけど、Hey! Say! JUMPは誰よりも何を見せて何を見せないかはっきり決まているプロアイドル集団だと思っていて、当ブログでの過去エントリ↓でも詳しく言及したけど、

 

spectacle-nina.hatenablog.com

 松兄が言うところの「(Hey! Say! JUMPは) “ああ、ちゃんと割り切ってプロとしてアイドルやってんだコイツら”っていうカッコよさがすごいな、偉いなと思ったの」がまさに的を射ていると思う(私よりもずっとずっと彼らを近くで見ている人なんだからそりゃそうだ)。RIDE ON TIMEもJUMPだけがスタッフさんに対する密着で、本当の彼らの「裏」は見せなかった。メイキングも、楽屋に固定カメラを置いてその様子をリリースするグループもある中で彼らはメイキングを「撮影」しているなと思う。本編と同じように、「メイキング」というコンテンツを収録している感じがする。過去のある一点を「苦しかった」「つらかった」とは言わない、と公言しているメンバーもいる。それが彼らの美学だと私は勝手に思っていて、そこが途轍もなく大好き。この世界にはたくさんのアイドルがいる中で、「JUMPじゃなきゃダメなんだ」と思う大きな理由がここにある。

だから、私がJUMPを愛する一番大きな理由が、このサビのフレーズに閉じ込められたのが嬉しかった。アイドルとファンの距離感や関係性も多岐にわたる時代になって、あるアイドルはホストとお客さんのようであったり、あるグループはランナーと伴走者のようであったりする中で、「ただ見てるだけでいいんだよ」って、あくまで「観客席」を用意してくれるJUMPが大好きだ。

 どんなに解釈しても、彼らのことは微塵もわかってなんかいなくて、本当の「顔」もぼんやりとしかわからなくて。アイドルは「近づけばおぼろげに揺れる」存在だから、ちょっと〇〇くんのことわかったかも!と思った瞬間に弱々しい炎みたいにゆらめいて、その確信というのは消えてなくなってしまうものだと思っているから。これがもうすべて、なんだよね。この距離こそが「希望」なのよ。もしこれ以上距離が近づいてしまえば、私みたいな解釈オタクは自己嫌悪で絶望して爆発すると思う。笑

「「絶対大丈夫」思ってるけど心のどこかで心配」もめんどくさいオタク心をわかりすぎていて、好きすぎるフレーズ。そうなんだよ。絶対大丈夫って思ってるし、こんな人間の心配には及ばないことくらいわかってるんだけど、「心のどこかで心配」になっちゃう瞬間があるんだよね。今日ちょっと疲れてたかなとか、お仕事忙しすぎないかなゆっくり寝てほしいなとか。

これを「愛」だとか「恋」だとか言いきってしまうのは簡単だけど、この「Letter」には一度も「愛」という言葉も「恋」という言葉も出てこないんだよね。そこもすっごく好き。アイドルに対する感情は、愛や恋なんて言葉ではもう片付かないもんなあ。

5. 僕らの意味を【通常盤 c/w】

 実は一番発売されてからその歌詞の深さに驚いたのがこの曲かもしれない。

「言い訳ばかりはナンセンス それ変わらぬことわかるでしょ」歌い方のテクニカルさはもちろんなんだけど、歌詞がね...そうだよね、だから「言い訳ばかり」するんじゃなくてこの制限された状況下で何ができるか考えて今日があるんだもんね....となるし、自担の「大事な事たち宝箱に詰めよう」はどうしても、よくないってわかってるんだけどどうしても、元担の「嵐を宝箱に閉じ込めたい」を思い出して勝手にウッとなる。「足掻いても藻掻いても笑わせてみせる」は人を幸せにすることを職業にしている人たちの覚悟と矜持でしかないし、なんといっても最後の「知らん未来要らん嫌いを担ぐのだから 僕らみんな楽しく在りたい」にハッとさせられる。

アイドルは「知らん未来(みらい)と要らん嫌い」を担がされる存在なんだ。

アイドルは、不確定な未来を勝手に夢見られる存在だ。もっとこうなってほしい、とか日本一のアイドルになってほしい、とかとにかく売れてほしい、とか、このグループが永遠に続いてほしい、とか。そういった願望と欲望とがまぜこぜになった、言ってしまえば知らんこっちゃない未来をその背中に背負わされているわけである。まあそれは期待の証なんだけれども.....そして「要らん嫌い」は言わずもがな、アイドルというだけで毛嫌いする人は少なくない。「狼青年」のバズり方が皮肉にもそれをまた再確認させてしまった。「要らん嫌い」は外野のみならず、内野にも買ってしまうことがある。アイドルは、そういう存在なんだ。良い悪いはここでは一旦置いておいて、現状として。「自担」は「自分が担いでいるアイドル」ではなくて、「自分の欲望を担がせているアイドル」なのかもしれないということを、真っ向からこうして突き付けられて鳥肌が立った。でもそこで終わるわけじゃなくて、「だから僕らみんな楽しく在りたい」。アイドルがそういった存在であることが変えられないのだから、「みんな楽しく在りたい」という決意なのかな。「口開けば叩かれる時代」だからこそ「遠慮なんかしてちゃ損」だ、って高らかに叫ぶ、Try & Errorにも通じるところがあるね。どちらも今、自分たちで舵を切れるようになったJUMPだからこそ歌える曲なのかもしれない。

 

いかがでしたか?(内容薄っぺらまとめブログの締めか?)

このブログを見てえっなんかHey! Say! JUMPおもしろそうだな、新曲良さげじゃんって思った方はチャンネル登録とグッドボタン....じゃなくて、ぜひ....ぜひ....お手に取っていただけると泣いて喜びます。私が。初心者に向けてなら10,000字は長すぎだよって?すみません精進します。あーーーーー今日は日曜日だなーーーーーー(バカデカボイス)え???今日中に3形態購入したら、Hey! Say! JUMP株主総会に参加できるって?????4000円弱で皆平等に参加できる株主総会なんて日本中探してもHey! Say! JUMPしかないのでは??????

なんていうのはまあ冗談にしても(半分以上本気)、このブログをきっかけにYoutube見てみようかなとか、思っていただける方がひとりでもいらっしゃったら嬉しい。本当に嬉しい。Hey! Say! JUMPのニューシングル「ネガティブファイター」、とにかくすごいから。

 

予測不可能!臨むところ!〜ありちねってなんだ?〜

突然ですが、今、ありちねがアツいと思いませんか…?

2018から突如として加速した「有岡くんに染められる知念くん」の図、ここ最近どの雑誌にも必ずと言っていいほど出てくるエピソードの数々。(しかもその破壊力が大きい)

今や、やまちね、いのあり、やぶひかに次ぐレベルの人気コンビかもしれない...は言い過ぎにしても、昔から仲が良くて、2016年にはWink Upのベストコンビ大賞だって獲ってる。JUMPで過去この大賞を獲ったのは、やまちね、やまゆと、ありやまと我が軍が誇る珠玉のコンビ揃い。ここに並んでるありちねつよい。

そして先日大好評のうちに終えたFab! -live speaks.-の演出を担当したのがこのコンビ。

TLで「ありちね」の名前を見ない日のほうが少ないし、ありちね担を名乗るオタクも数多くいる。

もう今もっともアツいコンビと言っても過言ではないと思う。

しかし!!!

先日ある知念担さんがひとこと。「ありちねを言語化して文章にしてるオタク、びっくりするくらいいない。」

え、そうなの???

「やまちね ブログ」と検索すれば数多のエピソードまとめブログがヒットする。いのありも然り。やぶひかも然り。

ほんとだ、ない…ありちねの近代史をまとめたブログ、ない……

これは重大な機会損失である。

万が一、億が一、JUMP担に「お願いだから一緒に見て」とか言われてはじめて先日配信ライブを見ててJUMPが気になって、いろいろ調べはじめた初心者さんがこの世界のどこかにいたとして、有岡大貴くんと知念侑李くんがこのライブを手がけたことはわかったけどそれ以上何もわからなかった…で終わる可能性を瞬時に想像したら書き出さずにはいられなかった。だって、知ってもらいたいもん。ありちねのこと。ありちねのデジタル資料(という名のオタクの考察)、その“いつかの、誰か”が参考にするかしないかは別としてネットの海にひとつとして転がってないのはやばいと思うんだ。

何かを好きになっていろいろ調べてる段階のときに、参考書はあればあるほどいいでしょ?その参考書がその人にぴったりハマるかは別として。

自分が沼落ちしたときもたくさんのブログを読んだし、丁寧にブログを綴ってくださった方たちのおかげでたくさんのことを知ったから、最近ありちねが、JUMPが気になった人たちに少しでもJUMP分析(企業分析みたいに言うな)のお手伝いができれば。互助の精神。

ネットの海を徘徊していたら、2016年まではブログにまとめている方を拝見したのと、私がしっかりJUMPを追うようになった時期とが一致してるので主に2017年からのありちねをまとめていきたいと思う。(誤字とソースの明記には細心の注意を払っていまが、このブログを書くにあたって本当に気が遠くなるくらいたくさんの文献を見漁って、大学のレポートでもこんなに調べることに本気出したことない(こら)くらい調べたので温かく見守っていただけると幸いです!)

しかし前置きが長すぎる。すみません毎度毎度。

 

 

〇ありちね基本情報

【ありちね】

Hey!Say!JUMPのメンバーである有岡大貴(30)と知念侑李(27)のコンビの通称。年齢差はあるが、同期である。

もう一度言おう。

年齢差はあるが、同期である。

Hey!Say!JUMPはHey!Say!BESTとHey!Say!7というふたつのグループに分けることができる。前者が全員30代に突入した、サブカル通ってきた人に刺さりがちで(偏見がすごい)地元の居酒屋で飲んでそうな5人組ならジャニーズ1!のちょっとやんちゃであったかお兄さんグループ、後者が当時中学2年生でデビューし、幼い頃から事務所のエース株として期待され育てられてきた優等生弟組グループ。BESTと7について語ろうとするととてもこんな言葉じゃ足りないけど、今日のテーマはありちねなのでこのあたりで。

有岡くんはHey!Say!BEST、知念くんはHey!Say!7。ありちねは兄と弟みたいな関係性でもあるけど、家族構成で言うと有岡くんは次男(兄がいる弟)で知念くんは長男(姉がいる弟)です。こんなんオタクみんな好きやろ。(バカデカ主語)

 

〇ありちねってどういうコンビ?

ジャニーズ事務所には数多の名コンビがいる。その関係性は、それぞれの特色によって兄弟やライバル、恋人に例えられたりもする。

そんな中でありちねはどんなコンビなのか?

まあ今日は終始そういうテーマなんだけれどもとりあえず、これからありちねを知る方でも他担の方でも、ありちねの関係性が一気に気になってくるであろうこの会話から紹介しますか。

知念くん「大ちゃん、すぐ服の中に手とか入れてくるもん」
有岡くん「そうね(笑)。でも服の中に手入れるのは知念だけだよ」
知念くん「(笑)。」
有岡くん「メンバーから「背中かいて」って言われたの知念が初めてだからね!
服の中に手入れろって言ってるようなもんじゃん」
知念くん「でも服の上からでもできんじゃん、そんなの(笑)。」
有岡くん「知念は全然気にしないでできる相手だったからね」Wink Up 2016.6

もう早速意味がわからない。ありちねってなんなんだ。

これは先述のベストコンビ大賞でありちねが1位を獲ったときのインタビューなんだけど、「服の中に手入れるのは知念だけだよ」も「服の中に手入れろって言ってるようなもんじゃん」もこちらが処理できるキャパを超えている。

ありちねに関して、知念担のフォロワーさんが山田くんの知念くんに対する言動はなんやかんや言って恋人へのそれとは別物だけど、有岡くんの知念くんに対する言動は恋人に対するそれと同じ」とおっしゃっていた衝撃が未だに忘れられないんだけれども、

まあ.....なんか....納得できてしまうのがこわい。

なんかねえ...なんて言うのか、有岡くんってすごく気が回るし相手のことをよく見ていて相手が好きなものの系統を把握して楽しませてくれるんだけど、時折相手に対する扱いがめっちゃ雑なところが「「「リアル」」」なのかもしれない。

ありちねにおける有岡くんの「雑さ」っていうのは個人的にありちねを考察する上でのキーポイントだと思っていて、それがよくわかるエピソードをここでいくつか。

知念くん「大ちゃんは本当に優しいんだけど、たまに優しくないときがあるんだよね。例えば、人に話を振っといて聞かないとか、ケガした僕をゲレンデにほったらかしにして、ずっとひとりで遊んでるとか(笑)。ときどき、そういうとんでもなく優しくない面が出てくるから、いったいどっちなんだろう?って思うんだよ(笑)。あくまで基本的には優しいからこそ、どういうときにそうじゃなくなるのかが謎。それともふだんの優しさが無理しているのかな(笑)?でも、ゲレンデのときは、たぶん僕より遊びのほうが大事だったんだと思う(笑)。戻ってきたの3時間後とかだったし。あれを経験したことで、僕は、もう一生ゲレンデには行かないって決意したからね。

(有岡くん「おまえ、それずっと言ってるな(笑))

だって、かなり根に持ってるから(笑)。」Wink Up 2017.11

有岡くん「知念がニット苦手なんですよ。チクチクするのが嫌みたいで。でも撮影の衣装で着る機会が多いじゃないですか。それを分かっていて、知念が撮影の後にニット衣装から解放された瞬間に自分が着ていたニットを知念の素肌に当てるっていう。すごい怒られました(笑)。以上です(笑)。」TVfan 2018.2

【もし女性だったらメンバー内で誰に口説かれてみたい?】

有岡くん「一番想像できないという意味で、知念。どんな言葉で口説くのか興味ある。(近くで偶然聞いていた知念さんが有岡さんに密着し、「これくらいの距離で口説くよ」と)…やっぱ、やだな(笑)。」anan 2019.5.22

知念くん「バラエティで、いつも『あれやれよ!』って振ってくるんだよね。それも僕が『やりたい』なんて一言も言ったことないネタをだよ(笑)。振られた僕のことを見て楽しんでるんだよ!」ポポロ 2019.7

【有岡の取扱説明書は?】

知念くん「しゃべってる時にスマホをいじり出したら興味のないサイン。すぐ切り上げて。」2021-2022 カレンダー 100 Questions & Answers

天下の知念侑李様にこんな扱いするの、有岡大貴(か伊野尾慧)しか知らん。

気ィ遣いの有岡大貴が相手が話してるのにスマホいじる相手、知念侑李(か伊野尾慧)しか知らん。…伊野尾慧、何者?

Hey!Say!JUMP、基本的に知念くんに激甘集団だから、知念くんに密着されて「これくらいの距離で口説くよ」って言われて「やっぱ、やだな(笑)。」なんて返しができるの有岡大貴くらいなんじゃないかな。あとゲレンデのエピソードは有名すぎてたぶん街中のありちね担とっ捕まえて聞いたら誰もが諳んじて言えると思う。それくらいなんかもう...有岡くんそういうところだよ....となるエピソード。

 私はやぶいのも好きなんだけど、やぶいのもお互いに対して「雑」なところがあるじゃないですか。やっぱり同期って...いいですね...(ジャニオタ3日目の感想?)

 

〇ありちねの共通点(?)

ありちねにはとある共通点があると思っていて、ここ数年のありちねの急接近にはここも深く関わっていると思う。

山田くん「内弁慶で、内に秘めるタイプだよね。」

薮くん「ここ数年、ドラマやレポーターをやるようになって、少し変わった。コメントもしっかりしたなあと思っています。」

裕翔くん「天才肌だから、適応能力が高いんじゃないかな。」

知念くん「置かれた環境で人とは変わるものじゃないかと。」

山田くん「この間、大ちゃんと2人でロケに行く機会があったんですけど、どんなコメントも返してくれる。すごく器用です。年齢的にも真ん中で、気遣いもできる。メンバーの中間管理職的な存在ですよね。」

有岡くん「いつもメンバーの添え木でありたいと思っているんです。」

薮くん「添え木?僕ら、骨折してるのか!」

有岡くん「支えたいってこと!」AERA 2019.6.3

上が知念くんについて、下が有岡くんについてのメンバー評とそれを受けた各々のやり取り。上のせぶん+薮くんのトークでの知念くんの悟り方がすごい。あまりにこの会話、トリオ(山田くん知念くん裕翔くんの3人)の空気感を象徴しすぎている。「置かれた環境で人とは変わるものじゃないかと。」それはそう、まじでそう。ここで私が言いたいことは下記のMOREのライターさんが代弁してくれているんだけど、

ライターさん(ふたりには“入所日”以外にも、ある共通点が。)

知念くん「あれかな、孫感かな♡」

有岡くん「“国民の孫”的なイメージじゃない♡」

ライターさん(それは、グループの懸け橋であること。年下組のメンバーがよく口にするのが「つらい時、いつもそばにいたのは知念だった」という言葉。有岡くんが声をかけて始まったベスト会は年上組をつなぎ、グループの絆が深まる大きなきっかけに。「Hey!Say!BEST」との懸け橋になったのが有岡くんなら、「Hey!Say!7」をつないだのが知念くん。そう言っても過言ではないだろう。しかし、当の本人たちは……)

有岡くん「でも、僕たちはそういう意識は特に持ってなくて。」

知念くん「そう思って何かをやってきたわけでもないしね。」

ライターさん(そう笑いながらも、「今、グループがいい方向に向かっているのは確か」、「それは間違いないよね」と続ける。さらに詳しく聞こうとすると、“懸け橋”なふたりらしい言葉が。)

有岡くん「それは僕らが語るよりも。」

知念くん「メンバー全員で語ったほうがいいと思う。」MORE 2019.2

いやライターさんの圧すごいな。やんわり否定されても自分の解釈を曲げない姿勢がすごい。笑 有岡くんも知念くんもグループの潤滑油であり懸け橋なんだけど、グループのために意識して中間管理職的役割を買ってるというよりは「そういう空気を作ったほうが自分が仕事をする上で楽しいから」っていうニュアンスが正解に近いんじゃないかな?と思っているけどこれもただ私の解釈だからね...。でも、AERAで有岡くんが「支えたい」って言葉を選んでいたり、知念くんもこういう風に答えていたり。

【グループにおいての自分の役割は?】

知念くん「バランスをとるほうかな。そうなれたらいいと思ってる。」2019-2020 カレンダーブック

だからやっぱり、このふたりはグループにおけるバランサーでありクッション材である役割を引き受けてるんだと思う。それが意識下であっても無意識であっても。

 

〇マスコットと親分肌

先ほどありちねには同期だからこその雑さがあるという話をしたけれど、年齢差があるんですよ、ありちねには。ありちねを語る上で、この年齢差が生んだ兄弟的側面には触れなくてはいけない。

ライターさん「かつて有岡くんの膝の上で寝てたこととか信じられないね」

有岡くん「そうですね。なんか、俺はずっと知念をアニキ的な視線でみてるのかもしれないですね」Myojo 2017.10

デビュー10周年目前のJUMPに、10年前と同じ質問をぶつけてみた今月の企画。有岡のもとにやってきた知念は、「僕、10年前は大ちゃんをお兄ちゃんにしたいって言ってて、理由は“とっことんやさしいの!大好き☆”だって」と報告。有岡から「アハハ!ありがと♡で、今は?」と聞かれると、「友だちにしたい部門に選んだから、ランクダウン!」と、メンバーも大盛り上がりでした。Myojo 2017.10

そんな知念くん、同号でしっかり「お兄ちゃんにしたい」部門でも有岡くん選んでるからね。ツンデレ

ここから派生して、知念くんは有岡くんの魅力を聞かれると「親分肌」というワードを頻用し、有岡くんは知念くんの魅力を聞かれると「マスコット」というワードを毎回のようにチョイスしていることについての考察をしたい。

有岡くん「知念はずっとJUMPのマスコット(笑)。反面、現実的な感覚とブレない芯があって。先を見て冷静に判断できる知念がいるのが心強い。JUMPにいてくれてよかった、ほかのグループに取られなくてよかったと思い続けるんだろうな。」

知念くん「大ちゃんは、お仕事面での経験が豊富だし、一緒にロケをしていても安心できる。僕にとっては頼れる人。そして、たとえ自分がスベってでもフォローしてくれる優しさが好きだな。小さいけど心の大きな人というのが最大の魅力!」Hey!Say!JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017 パンフレット

【お世辞でも言われて一番嬉しい言葉は?】

有岡くん「『頼りになるね』。(知念『お世辞だとわかってるのに?』)うん、うれしいよ。」Wink up 2017.12

【メンバーの二面性を“〇〇と〇〇”に例えると?】

知念くん「有岡大貴→“ピエロと親分肌”。ちょっとおとぼけな感じがあるけど、ちゃんと役割を分かってやれるところがピエロっぽい。僕を含め大ちゃんを慕っている後輩が多いから、親分肌でもあるのかなって。ただ…面倒見はいいけど頼れる人ではない(笑)。そこが親しみやすくていいところ。」Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2018 SENSE or LOVE パンフレット

【有岡の魅力を教えて!】

知念くん「かわいらしい顔をして親分肌。」

【知念の魅力を教えて!】

有岡くん「存在自体。マスコットみたいで、ついつい甘やかしてしまう。運動神経は抜群だし、天性の才能を随所に感じられる。」2019-2020 カレンダーブック

知念くん「僕はいまだに緊張しているけど大貴はロケに慣れていて、いつも堂々としていて、誰からも愛されてる感じがある。そして、テンションがフラットで、すぐに馴染めるタイプだから羨ましい。」

有岡くん「知念は対決企画のときは戦略をちゃんと考えて、独自の攻め口でやるタイプですごい頭脳派。知念をきっかけにいろいろなことが起きて面白くなるんだよね。頭がいい。」TV navi 2019.7

まずは有岡くん→知念くんの「マスコット」について。個人的にはいまいちこれがどういう意味を為すのかなかなか理解できていなくて、シンプルに「かわいい」を形容するために使ってるのかな..?と思っていたんだけど、なんとつい先日発売されたこちらの雑誌にその答えがあった。

有岡くん「知念は、彼がいるといないでJUMPの見え方が大きく変わるくらいのマスコット的な存在感かな。」TVガイド 2021.5.7

......そういうことだったの???(震)

これやんか。知念くんに対する解釈が自担と一致した.........

つまり有岡くんは、知念くんこそがHey!Say!JUMPのイメージ、概念を形作ってると思ってるってことでしょ?(知らんけど)

.....そしてさらにおそろしいことに、

【メンバーとキャンプに行くとしたら、どんな役割分担をする?】

知念くん「有岡はリーダー。象徴的な存在。」2021-2022 カレンダー 100 Questions & Answers

知念くんも有岡くんのことをグループにおける象徴的な存在だなと思ってるんだ...な......

 

そして知念くん→有岡くんの「親分肌」について。「小さいけど心の大きな人」と知念くんは語っているんだけれども、なんとおそろしいことに(デジャヴ)有岡くんも知念くんの好きなところとして「器が大きいところ」って挙げてるんです。(このテキストはあとで登場するのでここでは割愛)こっわ。ありちねこっっわ。あと2017年夏のパンフでは「僕にとっては頼れる人」って言っているのに、有岡くんにとってお世辞でもうれしい褒め言葉が「頼りになるね」だと知ったからなのか、それとも無自覚小悪魔なのかはわからないけど2018年のパンフでは「面倒見はいいけど頼れる人ではない」って言っていのがさ、、、このひと(知念くん)こわいよ、、、

ありちねは魔性の人たらし(相手の領域にもズカズカ入っていくし、自分の領域にも入ってきてほしいタイプ)VS.  魔性のツンデレ(基本的に塩だけどその相手が一番喜ぶ言動を相手によってチョイスできるタイプ)の駆け引きなんだよやっぱり。

コンビって、どちらのほうが熱量があるとか、比較的○○からの矢印が強いとかって大抵あると思うんだけど、

ありちねのこわいところは、知念くんが有岡くんを手のひらで転がしてるのか有岡くんが知念くんを手のひらで転がしてるのかぜんっっっぜんわからなくて、そしておそらく、そのどちらも正解であるところなんだよ。

魔性の人たらしと魔性のツンデレに関しては私の幻覚もかなり強いんだけど、一応これも関連資料があるので紹介します。

知念くん「(友達になりたいと思う人について)基本信頼できて、ちゃんと周りが見えてる人。男女関係なく追いかけたいタイプなんで、僕についていろいろ聞いてくる人は苦手。その場の空気を読んで一緒に面白い会話を紡いでいける人がいいかな。」

有岡くん「人との距離は、自分から詰めていくタイプです。お仕事で出会った人とは現場以外でも会う約束をするし、プライベートでも仲良くなれそうだと思ったらグイグイいきます。人が、自分のパーソナルスペースに入ってくるのもOK。メンバーに対しても、すごくオープンだと思います。(中略)ただ、連絡が途切れないように気をつけながら、相手が返しやすいメッセージを送ったりと、気を遣うところもあって。それは、自分からいく割に、嫌われたくないから。人間関係に対して、実は慎重派です。」anan 2020.7.8

このひとたち、モテるわ~~~~~~ベクトルが違う「モテ」と「モテ」とのバトルだわありちねって~~~~~~~~~~~(幻覚強)

私は有岡担なので有岡くんに対してより幻覚が強くなっちゃうんだけど、有岡くんをもってして攻略できない人類ってそういないと思っていて、でも有岡くんって相手を自分のこと好きにさせるだけさせておいて自分と相思相愛の相手であればあるほどその相手に対する扱い方が雑になるし(ソース:某Y田さん、某I尾さん、某C念さんなどなど...) 自分の領域に相手が入ってくるのはOKって言ってるけどある一定以上踏み込もうとしたらシャッター下ろすイメージあるし、そういう言動ほんとメンヘラ製造機(褒めてる)って私は呼んでいるのね。でも知念くんは人がおすすめしたものを一度素直に試してみる柔軟さがありつつも自分の芯がしっかりしていて相手に飲まれないし、知念くんもまたある一定以上は踏み込んでほしくないし自分も相手のそれには踏み込まないみたいなところがありそうだから(何度でも言うけどこれは幻覚ですよ私の)メンヘラ製造機有岡大貴をもってしてもメンヘラにされないし(私は真剣に何を打っている?)、恋愛シミュレーションゲームで言えば攻略めちゃくちゃ難しいけどこっちに靡いている手ごたえを感じさせる、有岡くんにとっての「フッおもしれー男」なんじゃないかなと思っている。それにしても私の幻覚強すぎじゃない???ほんとにこれを全体公開にして大丈夫???引かれないかな?????(せめてもの小文字)

ところでみなさんお気づきかもしれないけどまだ私、ありちね近代史の一番激ヤバゾーン「知念くんを染めていく有岡大貴」について触れてないので......本当にヤバいのはここからなので............(ここまで長すぎ)

〇知念くんを「染める」有岡くん、一体いつから何が始まったのか?

【一緒にいると飽きないメンバー】

有岡くん「知念侑李ですね。好きなものがコロコロ変わるんですけど、それがわかりやすくて見てて楽しい。」 2017秋Walker

これ本当に、今回のブログを書くためにwordに書き起こした総計13000字を超えるありちね資料の中でも超重要文献だと思ってる。

知念くんはマイブームがある人だと先述の知念担さんがおっしゃっていて。あるときはゲーム、あるときはYoutube、あるときは薮くん、などなど。

その習性を把握しているのみならず「見てて楽しい」とのたまう有岡大貴、、、

 これは今後の伏線になります。テストに出ます!!!

タッキー「(知念といちばんつるんでるのは)いばりたいから?」

有岡くん「いばりたいというか、知念はちゃんと僕についてきてくれるからですね(笑)」2017.7 ポポロ

有岡くん「知念はさ、リードしてもらいたい派だよね?」

知念くん「あ~助かる、助かる!僕、何の意志もないから(笑)。“一緒にいるだけで楽しい!”って、それしか言わないし」2018.1 Ray

 もうだいぶありちねの波動を感じる。知念くん逃げて......!

【最近、なくしたもの】

知念くん「好奇心(笑)。何をやっても昔のほうが夢中になれたし、長く続いたね。ゲームもちゃんとクリアするまでやっていたのに、今はクリアをする前に「もういいや…」ってなる。だから、ちゃんと好きになって熱くなれるもの、寝る間を惜しんでやりたいって思うような、自分の生活の中心になりそうなものがほしい!」 会報No.41(マエヲムケ)

!!!!!!

そんな言葉をあの男が聞き逃すわけがなかった。ここから有岡くんによる怒涛のアタックが始まります。時系列にずらーーーっと並べるとわかるこのヤバさ。

ショッピングリスト:ライブTシャツ

知念くん「実は僕が買ったんじゃなくて、あるアーティストさんのライブを一緒に見に行った大ちゃんに買ってもらったんだ~。大ちゃん、太っ腹!ありがとう♡買ってもらったからには私服で着ます!」Myojo 2018.9

有岡くん「知念と音楽フェスに行った!俺が誘ったこともあって、当日知念が楽しめるように事前に出演アーティストの曲を集めたプレイリストを作成。予習をさせてたのね。知念が気に入った曲もあって、当日生で聴くのを楽しみにしてたのにさ。なんと、その曲はやらない…っていうオチが(笑)」Duet 2018.10

有岡くん「知念にダンスミュージックを教えたらハマっちゃって。珍しくヘッドホン着けたり、ライブの楽屋でも大音量で流したりしてるの。メンバーが『知念が変わってしまった…』って悲しみに暮れてるから、その都度俺が『なんかごめん』って謝って歩いてる(笑)。」POTATO 2018.11

自分のせいで知念くんが変わってしまったご自覚をお持ちの有岡大貴さん。そして全然悪く思ってない「ごめん」でとてもけしからん。

有岡くん「俺が知念にすすめたアーティストさんに、知念が俺以上にめっちゃハマってて、最近は俺が知念に色んな情報を教えてもらってる(笑)。」Myojo 2018.12

知念くん「大貴に紹介してもらったDJの音楽を色々聴いたり、大貴と、『いつか、でっかいDJイベントにふたりで出ようぜ』って話をしたり。『いつか自分たちの音楽もそこで作ってみたいよね』『いろいろ発信したいな』って。歳を重ねるごとに、夢のプランはどんどん広がっていってるのかも。」duet 2018.12

 【2019年度に叶えたいことは?】

知念くん「有岡にDJのアーティストを教えてもらうようになったこともあり、一緒に自分たちの音をつくりたいねって話をしていて。そんなふうにつくって遊びたいです。」2019-2020 カレンダーブック

【銭湯に行くとしたらどのメンバー?】

有岡くん「知念さん。嫌がって一緒に行ってくれないから。」2019-2020 カレンダーブック

「嫌がって一緒に行ってくれないから」行かせたくなる有岡大貴さんほんと......(以下略)

【今年一番よく会っていた人】

有岡くん「プライベートだと知念かな。ライブに連れて行くことが増えて、そのあと一緒にごはん食べたりして。自分のテリトリーのお店に連れて行ったり、仲間を紹介してるうちに、今では知念のほうが顔が広くなっちゃってる気がする(笑)。」Wink up 2019.1

自分のテリトリーというパワーワード。後述の「知念に悪い遊びばっかり教えるんだよ!」なHey!Say!JUMPさんあまりに過保護すぎないかと思ってました私は。ええ。このテキストを今回改めて目にするまでは。「自分のテリトリーのお店」「仲間を紹介」言い方よ!!笑 言い方のせいでほんとに悪い遊び感が強くなってしまっている。

有岡くん「知念も自分が好きなことをしゃべるときはめちゃくちゃ早口になるじゃん。」ポポロ 2019.2

しかし知念くんのことよく見てるね、、

知念くん「洋服のことは涼介や大貴から。大貴が『新作が出たよ。たぶん知念が好きなやつ』って教えてくれたセレクトショップのネットサイトでスニーカーやデニムジャケットを買ったしね。」duet 2019.2

有岡くん「街やネットで知念が好きそうなものや服を見かけるとすぐ教えてあげたくなる。音楽もそう。最近ならゴリゴリのEDMが好きっぽくて、そういう曲やアーティストをみつけると教えてあげるの。なんか片思いしてる人みたいでしょ(笑)」POTATO 2019.3

ここですよね。相手のツボを把握した上で、彼に響くであろうものからおすすめしていく。布教の基本。しかし有岡くんの最後の一言の破壊力。序盤で触れた「有岡くんの知念くんに対する言動は恋人に対するそれと同じ」説がここにきてご本人からの肯定。しかも片思いなんかい。

知念くん「大ちゃんは完璧すぎないからこそ人を緊張させないし、距離を詰めるのも上手いよね。後輩をご飯に連れていく親分肌なところがありつつ、どこか頼りきれないかわいさもあって。女性はそのギャップに惹かれるだろうな。」

有岡くん「知念は、趣味とかなんでも、ハマったらどっぷりなタイプ。共通の趣味を持ってる相手だったら、すごく会話に熱が入りそう。それこそ、誰かを好きになったら、恋愛にもどっぷりハマるのでは、と思っています。」anan 2019.5.22

有岡くんの魅力的なところといえば親分肌な知念くんは先述の通りなんだけど、あの、えーーっと、有岡大貴さんは知念くんのなんなの???何を知っているの???

「ハマったらどっぷりなタイプ」どっぷり漬けたのあなたやん。このひと(有岡くん)こっっっっっわ。

有岡くん「知念を俺の好みに染めてやったぜ!知念と一緒に俺が好きなアーティストのライブに行ったんだ。知念用のライブグッズも買っておいて、全身そのアーティスト色に染めてやった。知念も絶対に好きになったはず(笑)」ポポロ 2019.6

有岡くんが「~してやったぜ!」なんて言葉遣いをするかどうかという疑念はさておき、これもありちね担の間でめちゃくちゃ有名なやつ。「知念も絶対に好きになったはず(笑)。」その自信、何よりも、おそらく外れてないのが一番こわいよ。

【令和の目標】

知念くん「大ちゃんの勧めで興味を持って、音楽ソフトで自分でも音楽を作り始めました。2人でフェスに出るのが野望。趣味から仕事につながるといいな」「自分個人としても、最近聴く音楽が少し変わって、EDMやDJの人の曲を聴くようになったんです。有岡と今度一緒に何か作ってみようよって話もしてて。音楽の楽しみ方も、発信の仕方も、今までと違った要素を組み込んでいきたいです。」AERA 2019.6.3

有岡くん「知念と映画に行ってきた。映画館で一緒に見るのはたぶん9年ぶり!俺が見たい映画があって誘ったんだけど、知念さん途中で寝ちゃうんじゃないかと心配でさ。コーラを飲むフリしながら、知念の様子をたまにうかがって起きてるのを確認した(笑)。」Myojo 2019.7

気の遣い方が付き合いたての恋人に対するそれ。

有岡くん「占いの館みたいなのがあって、(中略)僕と知念一緒に入るじゃないですか。で、何について占うか?っていうのを選べるのよ、いろんなジャンルがあって。で、知念が『どうしても二人の相性を調べたい』って。だから本来はカップルでやるような、なんかプレートみたいなのを一緒に並べて、みたいな。知念がどうしても『せっかく来たんだから二人の相性を調べようよ』って。(中略)いや恥ずかしかったよ!それはさすがにちょっと照れくさかったですけど。でも相性のほうは良かったです(笑)。」ベイジャン  2019.8.10

ここにきて知念くんからの矢印が強いエピソードと満更でもない有岡くん。

有岡くん「最近、知念と俺、そして山田を含め、3人でお買い物に行って、俺と知念は形が同じような色違いのアウターを買ったよね」

知念くん「今日も着てきちゃったよ」

有岡くん「今や知念の一軍だもんな?」

知念くん「そうです」

有岡くん「防寒がしっかりしてるから、俺は寒~い日に着ようと思ってる。けっこう俺らふたりは、服とかお笑いとか、好みが近いというか…」

知念くん「うん」

有岡くん「去年は一緒にライブへ行ったりして、趣味の音楽を共有できた気がするんで、次はサウナに引きずり込みたい」

知念くん「サウナは無理かなあ。宏太や北山くんもサウナ好きで、最近“サウナへ行ってからごはん”みたいな流れになっちゃって、行くしかないんだけど…」

有岡くん「強制的にね(笑)。でも、正直気分は乗ってないんだ?」

知念くん「うん。熱いなあって」

有岡くん「知念がサウナにハマってくれたら、俺たち、一生一緒に生きていける気がする!」

知念くん「アハハ!ちょっと厳しいかなあ」会報No.48(PARADE)

「知念がサウナにハマってくれたら、俺たち、一生一緒に生きていける気がする」

なんというパワーワード

有岡くん「知念とフェスとかライブとかにはよく行くかな。」

山田くん「知念に悪い遊びばっか教えるんだよ!」

一同(爆笑)

伊野尾くん「そうそう!最近、知念の立ち居振る舞いも変わってきてるし。」

山田くん「聴く音楽も変わっちゃって。」

薮くん「ファッションも大ちゃんに寄ってってるし。」

知念くん「いやいや、みんな勘違いしてるよね?」

有岡くん「ホントに!でも確かに髪の毛も染めちゃって……ね(笑)。まあでも買い物も一緒に行くし。この間は山田と3人で。さすがにお揃いの服は抵抗あったけど、柄違いの洋服をお互いにオススメしあって。」

薮くん「お揃いじゃねえかよ!」

山田くん「俺は買ってない。ふたりだけ。」

知念くん「ススメたのに「もう買っちゃったから」って。」

山田くん「俺、先に買い物しちゃってたから。」 2020-2021 カレンダー特典マガジン

「……ね(笑)。」けしからん。このひと全然悪いって思ってないよ!案件再び。

でももう一個このテキストにはヤバい部分があります。以下の2つの文献と、上の会話とをよく見比べてみてください。

知念くん「大貴はスタイリストな人。僕にいっぱい服をくれるんです。だいたいサイズも近いし、僕はそんなに服の趣味もないので、もらったものは素直に着てます。」TVガイド 2017.12.8

裕翔くん「最近の知念はオシャレだよ」

知念くん「それは“大ちゃんがオシャレ”ってことだよね。僕はだいたい大ちゃんのおさがりだから(笑)」

裕翔くん「“全身大ちゃん”ってとき、あるもんね」

知念くん「あるある!ちなみに今日、全身大ちゃん!」Wink Up 2018.6

「そんなに服の趣味もな」くて、「最近の知念はオシャレ」って言われたら「それは”大ちゃんがオシャレ”ってこと」と言っていたのに、2020-2021カレンダーでは「ファッションも大ちゃんに寄ってってる」ことを否定している。さらに同じ文献の別コーナーで、こうも言っている。

知念くん「最近、僕のファッションが大ちゃんの影響を受けてるって?……そうかなあ?確かに最近わりとそばにいて、好きなブランドもわかったから、「ここの服、いっぱい買ったらウケるかも?」って思ってたくさん買ったりはしたよ。そこから、似たようなファッションにはなっているかも。」

有岡くん「服は結構、知念にあげることが多いですね。で、知念がそれを着てくると、「お、可愛いパンツはいてるね!」「でしょ~!」っていう定番のおふざけをやります(笑)。」2020-2021 カレンダー特典マガジン

有岡くんの真似や有岡くんに影響されたわけではなくて、自分で選び取っているものやブランドが有岡くんと似ているだけ。と、知念くんに思わせるところまでじわじわ持って行った有岡くんほんとにこわくないですか???

ちょっと余談になるけど人を動かす方法には三通りの方法があって、

①威嚇型(強制):○○をしろ、しなかったら(相手)が望まない行為をするぞ、と脅す

②報償型(取引):○○をしろ、そうすれば(相手)が望む行為をする、と誘惑する

③説得型:その行為に対する相手の評価や「選好」を変えて、相手が自発的に自分の望む行為をするように仕向ける。

なんだけど、③が一番影響力が大きいと定義されている。有岡くんが知念くんにしてることって無意識下だったとしても③とほぼ同義だとすると、そりゃ一番強く人を動かす方法だから「染まる」わけだな.....と納得してしまう。有岡くんこっわ。さすが知念くんにミラーリング効果を試した男。

有岡くん「CDはもちろん、サブスクも使いながらいつでも音楽を聴いてるかな。流行や新譜のチェックをしています。メンバーでは知念と趣味が合う。というか、こっちにたぐり寄せた感じかも(笑)。だんだん僕色に染まっていきましたね。今ではよくライブやフェスに一緒に行ってる。もはや知念のほうがマニアックに「この入り方が好き」とか語るし、それがグループの曲にも結構反映されている。グループの曲作りに対して口うるさく言うのは僕と知念かもしれないな。」2020-2021 カレンダー特典マガジン

ほら出たよ「こっちにたぐり寄せた感じかも(笑)。」「だんだん僕色に染まっていきましたね。」ほんとにけしからん.....いいぞもっとやれ。

 

〇ステイホーム期間を経て

ありちねのおそろしさはもう十二分に伝わったと思うんだけど、なんとありちね、ここからさらにもう一段階上のステージへと距離を縮めます。もうこわいよほんと....すき.......

知念くん「ステイホーム期間は、大貴と週イチくらいで電話をした。音楽、服、ゲーム…大貴が面白いと思ったものは何?っていろいろ教えてもらって、大貴おすすめのアルバムを聴いたりしてたよ。」

有岡くん「自粛中の話をすると、パソコンで音楽を作る周辺機器をちょこちょこ買って充実させてた。知念も同じように興味があるから、2人で音のデータをやりとりしながら一緒に曲を作ってたりね。連絡もしょっちゅう取ってて、大体は知念から“定時連絡です”ってメールが来るの。そこから完成途中の曲について話し合って作業を進めていく感じ。」ザ・テレビジョン 2020.7.10

ここで思い出される2020.7.8のananでの有岡くん「ただ、連絡が途切れないように気をつけながら、相手が返しやすいメッセージを送ったりと、気を遣うところもあって。それは、自分からいく割に、嫌われたくないから。」有岡くんとA(概念)の連絡が途切れていない場合、有岡くんが相手が返しやすいメッセージを送るなど気を遣っている場合が多いのに、このステイホーム期間中のありちねは知念くんから大抵連絡が来てた、ということ。この頃から有岡くんから知念くんに対する接し方は「恋人に対するそれ」以上に気の置けない人へと変化してきたのかもしれない。恋人に対してって、ある程度気を遣うからね。一緒に映画に行ったら相手が途中で寝ちゃうんじゃないかと心配で、コーラを飲むフリしながら様子をたまにうかがって起きてるのを確認したりとかね。その一段階上に行ったんじゃないかな~とこのあたりの時期の文献を見ていると思う。

有岡くん「マネジャーさんにもかなり頻繁に連絡をして、今自分に何ができるかをよく相談してた。まだ模索中ではあるんだけどね」ザ・テレビジョン 2020.7.10

【今、探しているもの】

知念くん「探している…というか、新しい形を作りたいかな。ある程度組み上がったものに参加するんじゃなくて、組み始めるところから自分で作ってみたい。自分で面白いなと思って、それを始めるために動く。そんなことをやってみたい。」会報No.49(Last mermaid…)

これとかはまさに、この頃のありちねが模索していた先に見つかった「答え」を昨今我々が目撃しているわけですね。答え合わせみたいで楽しい。ちなみに、「迷い」と、その先に見つかった「答え」についてはこちらで詳しく回顧しています↓

 

spectacle-nina.hatenablog.com

 

そしてここで言う「迷い」の時期に発売された雑誌でありちねがこんなことを言っていた。

知念くん「エンターテインメントって、「楽しい」から始まると思っています。僕らが楽しんでいれば、見ている人もワクワクしてくれる。自分たちでJUMPをプロデュースしていけたら、もっと楽しくなるんじゃないかな。」

有岡くん「楽しさを大切にしているのは、僕も同じ。「この人と仕事をすると気持ちがいい」と思ってもらえたら。自分で仕事を開拓していきたいし、どんどん吸収していきたいです。」AERA 2019.6.3

過去の発言を今振り返ると、過去のその地点にタイムマシンで行ったかのような、「こういう未来が待ってるよ、大丈夫だよ」と言いたくなる不思議な気持ちがこみ上げるよね。ここで言っていたことが上記のありちねの発言までブレずに持ち続けられて、それを今放つことができている......感涙。

【以前と比べて、関係性がぐっと深まったメンバーは?】

有岡くん「知念。器が大きいところや、お仕事で僕が提案したことに対して、「面白いからやってみよう」と味方でいてくれるところが嬉しい。プライベートでの趣味も合うしね。というか、僕の趣味に染まってくれました(笑)。」anan 2020.7.8

最後の一文は相変わらずハイハイありちねなんだけど(雑処理すな)「味方でいてくれるところが嬉しい」はぐっとくるね.....そうだねえ、Entertainmentをセトリに入れようとしたときは誰一人味方がいなかったんだもんねえ、、、(根に持つ有岡担)(光一くんに頭が上がらない)(このエピソード知ったときほんとにひやひやしたな、、)

有岡くん「JUMPで”smile up! Project”に動画を上げたとき、知念が編集までこだわって、いろいろ意見を言ってくれたのがすごく心強かった。」TVガイド 2020.7.10

有岡くん「知念が「こんなことやらない?」っていう連絡をくれて、一緒にJohnny’s webで曲を作ってたりしてたよ。今思えば、それが救いになったし、いろいろなきっかけにもなったなと思う。」TV Navi  2020.8

【愛を注いでいるもの・こと】

知念くん「音楽かな。聴くことも作ることも。以前は家にいる時間、あまり音楽を聴いたりしていなかったんだけど、今はつねに何かしら流してるね。聴く音楽はEDMやボカロ、トロピカル・ハウス、ヒップホップ。大貴とは定期的に電話して、音楽や洋服、エンタメの情報交換。それに一緒に曲を作って遊んだりもしたよ。曲作りはEDM系で、ひとりだと一部分作っては「あ~、難しいな」となって中断…のくり返し。ちゃんと1曲に仕上げるところまでやらなきゃね。」

有岡くん「久しぶりに踊ったら、普段汗をかかない知念が尋常じゃない量をかいてたよ。あんな汗だくの知念、見たことない(笑)。知念とはstay home中もけっこう連絡を取っていて、向こうから電話をくれる時は必ずひと言目が「定期連絡です」だったの。で、知念が音楽ソフトに興味を持ち始めていろいろ聞いてきてくれるからさ、こっちも答えてるうちに曲を作りたくなって、ふたりで一緒に曲を作ったよ。」duet 2020.8

知念くんが2020/5/15にちねぺで「僕が作った音源を有岡に渡したらどんな風になってかえってくるだろうか」と題して自作曲の音源をアップしたことをきっかけにして、ありちねはジャニーズweb上での公開曲交換を何度かしていた。JUMPの楽曲「ときめきは嘘じゃない」を無音で踊ってみた動画をジャニーズwebにアップしたのも知念くんで、その次に乗っかったのが有岡くん。お互いが思いついたことに「おもしろそう!」ってすぐに食いついて、一緒に創造できるひとって刺激になるし、楽しいよね....私もそういう友達がいるからすごくわかる.......

有岡くん「ちょっと前に、知念が髪色をほのかに青くしてきたことがあってさ。俺自身はそんな色を入れたことがないから、「髪をそういう色に染めると枕とかに色がついちゃうんでしょ?大丈夫なの?」って聞いたんだよね。そしたら、知念が「いや~、僕の枕も青だから問題ない」って言ってて、「そっか、そっか」って話をしたの。それが確か7月ごろだと思うんだけど、最近になってまた知念が髪を青に染めてきてさ。今度はかなり鮮やかな青だったから、ついまた「枕とか大丈夫なの?」って聞いちゃって。「もう何度言わせるんだよ!僕の枕はもともと青なんだよ!!」って怒られた(笑)。でもね、知念の青い髪は本当に似合ってるんだよ。さっき会ったら、時間が経ったせいか青が少し抜けて、全体的に白っぽくなってたんだけど、それがまたよかったからさ、「今の色いいね。俺は好きだよ」って褒めたら、「どっちも好きって言え」って、また怒られた(笑)。」duet 2020.11

このエピソードもすごく好き。魔性の人たらしと魔性のツンデレの痴話げんか。「今の色いいね。俺は好きだよ」って言うキャラも「どっちも好きって言え」って言うキャラも絶対恋愛シミュレーションゲームにいる。恋愛シミュレーションゲームやったことないけど。

有岡くん「そろそろ黒染めじゃない?」

知念くん「そう?わかんない....」

有岡くん「ちょっと目立つようになってきた」

知念くん「たしかに.....ちょっと伸びてきちゃったね」

有岡くん「うん、結構目立つようになってきちゃったから、そろそろ」ちねぺ動画 2020.10.19

おわかりいただけるだろうか......(ほん怖BGM)

「そろそろ染め直したら」、とかじゃなくてさりげなく黒染め(自分がさせたい色?)に誘導する有岡くんやばいし、実際そのあと黒染めする知念くんもやばい。

【まだ叶っていない願望は?】

有岡くん「知念とDJをする」

【今年、心の距離が縮まったと感じる人は?】

有岡くん「知念さん」

知念くん「有岡」

【最近、一番しゃべっている相手は?】

有岡くん「知念さん」

知念くん「有岡」会報No.50(Fab-ism)

やっぱり距離さらに縮まってるよ.....仲良くなかった時期がなくて13年間コンスタントに濃厚なエピソードがあるコンビが、ここにきて「今年、心の距離が縮まったと感じる人」「最近、一番しゃべっている相手」にお互いが名前上げてるってどういうこと........2019年の有岡くん良かったね、もう片思いじゃないよ!(そしてたぶん最初から両思い)

【個人的な初の出来事を発表】

有岡くん「俺は、それこそ自粛期間中、たぶん何もできなくてうずうずしてた知念から「なんかしようよ!」って電話がかかってきて。そっから3時間以上、ずっとベランダで長電話。これが“初”。」

伊野尾くん「青春だなあ。」

有岡くん「こんなことコロナ禍じゃなかったらしなかっただろうし、改めて“グループについて”とかね、ちゃんと仕事と向き合った時間でした。」

知念くん「楽しかったっす。結局「なんかしようよ!」の“なんか”は、なかったかもしれないけど。」

薮くん「いいんだよ、それで。」

有岡くん「でも、近づいてるよね。あのとき描いたビジョンに、きっと!」

知念くん「そうですね!」会報No.51(2020年末)

ヨッ!青春野郎!!(違)

そしてなんとこんな急接近(!?)した年にアルバム宣伝のための地方ラジオ局行脚がありちねに回ってくるとはなんという幸運なのか.....その中でも印象的だったものを書き起こしてまとめてみた。

【今年ハマったものや印象に残ってること】

有岡くん「知念さん、なんかありますかね?」
知念くん「今年の印象に残ってること?そうね…ずっとベランダにいたから、なんかベランダからの景色がすごいやっぱり印象に残ってるかもしれない。」
有岡くん「そうですよね。自粛期間中とかね、おうち時間が長かった時は本当にお互いそれぞれのお家でベランダに出た状態で長電話したりしてましたもんね。」
知念くん「電話してたね、ごろごろしながら」
有岡くん「ちょうど日が出てる時間から暗くなるぐらいまで、結構Hey!Say!JUMP今度どうしていこうかみたいな話をしたり、結構まじめな話をしましたよね。でもいい時間でしたね。」

知念くん「そうね。いやあ、良かったですよ。」Colors(FM長崎)2020.12.8

【最近のライブで印象に残ってること】
有岡くん「僕ら2人はね、結構ライブ見に行ったりしますもんね。」
知念くん「そうですね」
有岡くん「結構いろんなライブ見に行ってますけど、知念さん印象に残ってるライブあります?」
知念くん「そうですね、マシュメロとか?」
有岡くん「あー、マシュメロ。DJのね。DJのマシュメロさんね」
知念くん「うん。幕張に来たから見に行ったけど」
有岡くん「一緒に行きましたね」
知念くん「うん。楽しかった、すごい」
有岡くん「楽しかったね~。そう、かぶりものをしてるんですよね。マシュメロは」
知念くん「普段あんまりテンション高くない、あの、俳優の友達がいるんだけど、珍しく『めっちゃ楽しい』って言ってノリノリだったのが、なんか嬉しかった」
有岡くん「グッズもたくさん買ったね?」
知念くん「うん、買った」
有岡くん「いやーそうかも。はっきり覚えてる。」
知念くん「それ着て行ったもんね。」
有岡くん「また行きたいですね。ちょっと最近はね、ライブとか行きにくいというか行けない期間が続いてますけども、2021年はいろんな方のライブに行きたいですね。」
知念くん「そうね、行きたいし、やりたいし。」ライヴのじかん(FM福岡)2020.12.12

ちなみにマシュメロは、会報No.50で有岡くんが「いつかコラボしてみたいアーティストは?」の質問の答えに挙げてる。いつか叶うといいね!!!

【2020年夢みたいにワクワクしたこと】
知念くん「ドコドコドコドコドン……このアルバムの制作、です!」

有岡くん「確かに面白い試みというか挑戦的な試みをプロモーションでやらせて頂きましたけれども」
知念くん「叶うかわからないけれど、みんなこの人に書いてほしいな~みたいな、ね?言っていって、僕のはちょっと叶わなかったんですけども、ピコ太郎さんが叶わなかったんですけど」
有岡くん「(笑)。言ってましたね、知念さんね。まだ最初にリモートで打ち合わせしてる段階でこんな方に楽曲提供して欲しいなっていうのを好き勝手ね、僕ら。」
知念くん「あの時間みんな、みんな楽しかったよね。」
有岡くん「本当なんか日本一豪華な音楽フェスのラインナップみたいな。」
知念くん「なってました、その時間がすごく楽しかったし。」
有岡くん「楽しかった。」

知念くん「ね、動画をアップさせていただいたり、顔とか出さずに、とかそういう試みも楽しくて。」
有岡くん「わかるわかる、僕も楽しかったです。」
知念くん「仕事が良かった、いい仕事したな!みたいな感じの。」
有岡くん「来年もまた?」
知念くん「そうですよ!超えますよ!」
有岡くん「たくさんワクワクできるような年にしましょうね。」
知念くん「はい。」Music Bit(FM大阪)2020.12.16

「そうですよ!超えますよ!」「たくさんワクワクできるような年にしましょうね。」だって!!!いやあもうまだ2021年一発目のシングルのプロモーション真っ盛りですけど、もうすでにめちゃくちゃ楽しいしワクワクしてるしもう去年超えてるよ......楽しみすぎる.......只有JUMP能超越JUMP........

【2021年の目標】

有岡くん「知念さんは?」
知念くん「僕はね、大貴と音楽イベントとかやりたいね!」
有岡くん「音楽イベントですか?」
知念くん「Hey!Say!JUMPっていうのもいいんですけど、2人の好きな音楽で盛り上げたりとかしたい」
有岡くん「なんかジャニーズナイトみたいなね!」
知念くん「あ、いいね!」
有岡くん「それこそ2020年、生配信だったり配信ができる場がジャニーズでもたくさん出来たので、そういうの活用しながら音楽イベントできたらいいですね。」

【アルバムについて】

知念くん「どれもいい曲よ。だけどMANTRAを聴いてほしい。」
有岡くん「MANTRA推しですねぇ知念さん。本当に知念さん、僕あのっデモ曲聴いた時点で「あ、知念大好きだろうな」ってすぐわかりましたからね。」
知念くん「この一曲だけでいい!って言いそうなくらいだったね、僕。」

有岡くん「多分ね、あの〜デモ曲の中から選ばせていただきましたけども、多分MANTRAがアルバムから外れてたら知念さん相当ショックだったと思う」
知念くん「そしたらグループから外れてたかもしれない」
有岡くん「マジでね、喧嘩にはなってただろうね」
知念くん「アルバムに参加してなかったかもしれない」

有岡くん「喧嘩になってたよ。よかったですね!」Music Bit(FM大阪)2020.12.17

有岡くん「『MANTRA』は知念がいなかったら、挑戦できなかったジャンルかもしれない。デモを聴いた時に「知念、好きだろうな。絶対やりたいだろうな」と思ったの。案の定、次の現場からずっと流して「カッコいいよね」って布教していて(笑)。」Hey!Say!JUMP Fab! -Live speaks.- パンフレット

ジャニーズナイトはマジでやってほしい。脱線するけど、世間一般的には知念くんのほうがジャニオタジャニーズのイメージあるだろうけど実は「ジャニーズ」に矜持と執着を持っているのは有岡くんのほうだと私は思っていて、そこがめちゃくちゃ好き。

【この人からマンツーマンで学びたい】

有岡くん「曲作りに興味あるから、馬飼野康二さんのところに学びにいきたい!もう数え切れないくらいジャニーズの楽曲、JUMPも『Ultra Music Power』をはじめ、ほんとにたくさん作ってくださってるんだよね。一番教わりたいのは、"ジャニーズらしさ、ジャニイズムをどう表現するか"だな。自分も作ってるけど、EDMっぽく偏っちゃったりすることが多くて。あれだけいろんなジャンル、耳に残る曲を作る秘訣をマンツーマンでじっくり教えてもらいたい!」 Wink Up 2020.9

これとかめっっっちゃ"""ガチ"""じゃん.....有岡くん、あれだけ音楽に造詣深くてリスペクトしてるアーティストもたくさんいるだろうに、「ジャニーズらしさ」をどう表現するかを馬飼野さんから学びたいなんてそんなさあ.......好きすぎる........(惚気)

さあ惚気タイムはそこそこにして、ありちねに話を戻すと。2021年初っ端からまだまだ飛ばすありちねさん。もうオタクはキャパオーバー。

【有岡大貴ってどんな人?】

知念くん「明るくて優しくて頑固。ああ見えて山田涼介に匹敵するくらい頑固なんだよ(笑)。打ち合わせでも自分が「こう!」と思ったことは絶対に曲げない人なの。」

【知念侑李ってどんな人?】

有岡くん「JUMPのマスコット。一般的に見て、知念がいるかいないかでJUMPの見え方って変わると思う。JUMPのフレッシュ感って知念の存在が大きいはず。」POTATO 2021.2

「ああ見えて山田涼介に匹敵するくらい頑固」なんてことが言えるの世界中で知念侑李さんしかいないのよ。

まず「山田涼介=頑固」の等式を前提として話せるのがもうやまちね....となるし、それでいて有岡くんの頑固さも知っている知念くんだからこその発言だよね。有岡くんのマスコット発言については先述の通り。そっか、「マスコット」というワードチョイスの真意についてはここでももう言ってたんだね。

 

有岡くん「紅白ってリハから本番まで、けっこう時間があくのよ。俺はその時間、どうしても1対1で知念をサウナに連れて行きたかったの。知念のこともサウナ好きにしたくてさ。そこで作戦開始。リハ中「このあとどうするの?」って聞いたら、「僕はNHKに残るつもりだよ」って。よし、チャンス!と思って「せっかくだから、ランチでも行かない?」ってさりげなく誘い出すのに成功したんだよ。普通にサウナ行こうぜって言ったら、絶対に「え〜、ヤダ」って拒否られるとわかってたから。 ランチ食べながら「実はこのあと、サウナ用意してあるんだよね」って告白したら「なんかイヤな予感はしたんだよ」って言いつつ、ちゃんと付き合ってくれたよ。知念がサウナのことを好きになってくれるよう、いたれりつくせりのアテンドをしたよ(笑)。」 Wink Up 2021.3

モテる男のやり口!!!!!!!!(vo.粗品

「さりげなく誘い出すのに成功したんだよ」「絶対に拒否られるとわかってたから」「告白したら」「ちゃんと付き合ってきれたよ」「いたせりつくせりのアテンドをしたよ(笑)。」

もう...なんか.....ここまでくると、そうですか.........(天を仰ぐ)以上の言葉が見つからなくなってくる。ありちねってなんだ???(タイトル回帰)

まあ重要な局面だよね、「知念がサウナにハマってくれたら、俺たち、一生一緒に生きていける気がする!」んだもんね、もう早いとこ知念さんももうサウナーになっていただいて一生一緒にいてくれや。

ちなみにこのエピソード、同月のPOTATOに知念くん目線と第三者の裕翔くん目線での文献あるのおもしろすぎる。証言者しっかりいすぎ、裁判か??

知念くん「『紅白歌合戦』の本番前、大貴に誘われてサウナに行った。「知念に正しいサウナの入り方を教えてやる」とか意気込んで、彼流の方法をいろいろ教え込まれたよ。楽屋に戻ると「薮ちゃん、見て。知念の肌がいつもと違うと思わない?」ってアピール。宏太は気づいてなかったけど、大貴は満足そうだったね。」

裕翔くん「『紅白歌合戦』の本番前に、急に大ちゃんと知念がわざとみんなに聞こえる声で「あれ、知念顔色よくない?」「サウナに行ったからね」って会話をしてて。どうも知念がちゃんとしたサウナコースを初体験したらしく、2人で茶番劇をしてた(笑)。気がついたらJUMPのサウナー率が増えていて。どんどん浸食されてるから、サウナの話題は盛り上がりやすい。だって茶番してるときの知念も本当に楽しそうだったもん。サウナーが増えた瞬間を見た気がする。」 POTATO 2021.3

「大貴は満足そうだったね」...大貴は満足そうだったね......大貴は満足そうだったね.........

ここで先述したあれですよ、ありちねは知念くんが有岡くんを手のひらで転がしてるのか有岡くんが知念くんを手のひらで転がしてるのか本気でわからない。

すべて有岡くんの思い通りかと思いきや、すべて知念くんの思い通りかもしれない。でも裕翔くんの証言によれば「茶番をしてるときの知念も本当に楽しそうだった」「サウナーが増える瞬間を見た気がする」んだもんね.....嗚呼、ありちね。(思考を放棄したオタクの絵文字)

【メンバーとルームシェアするなら?】

有岡くん「知念は僕と一緒で何もできないから、気兼ねなく住めそう。」

【スノードームを作るなら何を閉じ込める?】

知念くん「有岡大貴を閉じ込めて、大声で嫌がってるのを見たい。」

【Hey!Say!JUMPのカレンダー、誰のページを飾る?】

有岡くん「知念。初の本格的トレーニングで筋肉痛に苦しむ姿を見てたんで、ねぎらってあげたい。」2021-2022 カレンダー 100 Questions & Answers

そしてこれですよ。問題発言。「知念は僕と一緒で何もできないから、気兼ねなく住めそう。」

言動が「恋人に対するそれ」だった期なら、ここまでのことは言わなかっただろう。もう何度でも言うけどありちねは、2020年のステイホーム期間を経て次なるフェーズに行ったんだと確信した文献ですね。そして2つ目の知念くんはなかなか恐怖の発想で笑うし、3つ目の有岡くんはこれまたつい最近発売されたananでこんな新情報を話していた。

有岡くん「(トレーニングについてのインタビューの流れで)カレンダーの撮影の時は、知念と励まし合いながら頑張りました。」anan 2021.5.5

ありちね、そこまでお互いのこと把握してるのやばい.....ツアー中とかだったら一緒にいる時間が長いし遠征もするしで理解できるけど、そうじゃないのにここまで把握してるか普通??いやもうありちねエピここまでまとめてると意識と理性が朦朧としてきてもはや「普通」の距離感が何かもわからなくなってきた。

【記憶に残っているソロ曲、ユニット曲は?】

知念くん「有岡とやった『Mystery O』。結構話し合って、やりたいことができたので。」

有岡くん「『Mystery O』。やりたい方向性は見えてるのに、なかなかしっくりくる曲が見つからなくて。そんな時に出会った曲で、デモを聴いた瞬間、知念と二人目を合わせて「コレだ!」って(『大阪でワイン飲みながらね』と知念さん)。」2021-2022 カレンダー  100 Questions & Answers

ありちねはほんとにミステリオが大好きでオタクは感無量だよ.....それだけ納得いくものをあのタイミングで作れてほんとによかったね......当時のテキストでも、

有岡くん「知念とのユニット曲も、かなりお気に入りなんです。ふたりでやりたい方向性は決まってたんだけど、それにドンピシャでハマる曲がなかなか見つからなくて。半ば諦めかけてたときに「これだ!」って、ふたりで大興奮するデモ曲に巡りあえたんです。思わずお弁当を食べてた手が止まりましたよ。それくらい自分的にも気に入ってるので、早くみなさんにも聴いてもらいたいです。」CanCam 2019.10

って言ってるし、ユニット打合せ映像でも、(以下全文文字起こし)

【知念侑李】
でもやってみたかったですよね。今までユニットっていう形で何度かやらせてもらってますけど、有岡大貴と一緒にやったことがなかったので。そういう意味でも。最近二人の音楽の趣味が寄ってきたというか近くなってきたのでそういうところでもなんかこう同じ方向を向いて一曲作れるかなあと思ったのでちょうどいいタイミングで良い相棒とできると。うれしいことだと思います。

【有岡大貴】
前回のアルバムを作っているときから、なんか知念が、次はもしユニットを組むことになったら大貴とやりたいんだというふうに、直接じゃなくて、間に一人スタッフさんを挟んで間接的にずっと聞いてたわけですよ、でもなかなか僕に直接は言ってくれなくて、なんかこう、あれ、あの人ああ言ってるけど実際どうなんだろうって気持ちはずっとあったんですよ。で、まあ今回、知念と組むことになりましたけど、なんか知念が楽しそうでいろいろと音楽の意見をめちゃくちゃ僕に言ってきてくれるので、知念の出したいものが全部出させてあげるいい機会になるのかなって。ただ僕はそうですね、知念のなにかこう…普段のこう…ガス抜きができればいいなって思ってますし、知念とだからこそできることっていうのがあると思うので、ふたりの作り上げる作品をみなさんの元に届けられるのが楽しみです。

ファンファーレ! 初回限定盤2特典映像 HSJ2019ユニット打合せ

 「ちょうどいいタイミングで良い相棒とできる」という言葉が本人を目の前にしない場所でさらっと出てくる知念くんも「大貴とやりたい」って直接じゃなくてスタッフさんに言い続けた知念くんもさすがの魔性のツンデレだし、知念くんが自分とやりたい旨を直接言ってきてくれないことにもやもやする有岡くんも、自分と同じようにグループの潤滑油的な役割を担っている知念くんの普段のガス抜きができれば、って言う有岡くんもさすがの兄貴肌で魔性の人たらしですね。

ありちねの関係性がこれからどう変わっていくかは未知数だけど、(o・ω・)予測不可能!(・д・)臨むところ!ですよまさに!!と思ったのでタイトルはここから取りました。いやーーーーーーーーーめちゃくちゃ大変だったけど達成感がすごい!なんとここまでで25000字ですって!!!最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

 

それでは最後に、有岡くんの単独インタビューから大好きな問答を紹介して締めます。

【メンバー内では何番目にアイドルだなあと思う?】

え~9人中?3番かな。

【アイドルとして勝てないメンバー】

山田と知念!ふたりの言動にアイドルだなあ~って思うことが多いからね。

Wink Up 2018.8 有岡大貴単独インタビュー

 

オタク、アイドルがよくやる100問100答をやってみた

前回のエントリーが思いもよらずたくさんの方に読んでいただいて驚くばかりの今日この頃、フォロワーさんが200人突破した記念で何かやりたいな…と前からぼんやり考えつつも何もせずにいたらまたたくさんの方に見つけていただいたので、何か自己紹介的なものをね、したいなと思いまして。そこでふと思いついたのがアイドルのオタクをしていれば誰もがお馴染みと言っても過言ではない「100問100答」をやってみたら面白いんじゃないか、と。

次のブログはそれにしようかな、と考えていたらまぴちゃん(@mapi_jump9)が「就活の自己分析のために100問100答とかしたほうが良いのかな」という旨のツイートを鍵でしていてあまりのタイムリーさに驚きリプして、あれよあれよという間に「同じ100問をそれぞれがブログで答えたら個性が出て面白いのでは?」とこの企画が決まりました。

題して「100 Questions and Answers ~オタク的自己分析~」(このオシャレな題名はまぴちゃんが考えてくれました)一気に答えたので一気に行きますよ!(この企画需要ある?大丈夫?お付き合いいただける方はどうぞよろしくお願いいたします)

 

1. 生年月日は?

3月9日

2. 生まれと育ちは?

京都生まれ。母も父も大阪です。5歳から東京(厳密には埼玉)で育ちました。

3. 利き手は?

左利き!でもフリック入力もコーヒーカップも球技も右。ハサミは右にさせられたけど未だに使うのが下手。

4. 身長何センチ?

155cm

5. 家族構成は?

父、母、次の春で高3になる弟。ペットはいません。

6. 学歴は?

中高一貫女子校→某私立大学経済学部(次の春で)3年

7. 学生時代の部活動は?

合唱部。中1から高3まで一緒に活動してたのと、OGの先輩との交流が活発だったので交遊関係は昔から縦に広いです。

8. 趣味は?

アイドルを見ること聴くこと、文章を読むこと書くこと、おいしいものを食べること、あとはやっぱりTwitter(笑)

9. アルバイト経験は?

天職だと思っていたスーパーでの試食販売のアルバイトがコロナ禍で消滅してしまい、今はケーキ屋。単発なら、イベントバイト、ディーラー(車屋さん)でのお茶汲み、デパートでの手伝いなど。

10. 尊敬する人は?

多すぎて書ききれませんが、挙げるならば担当(推し)にしてきたアイドル(櫻井翔さん、有岡大貴さん、齊藤なぎささん)は全員尊敬しています。

11. 小さい頃の夢は?

表向きには教師。誰にも言わなかったけど憧れていたのは、アイドル。

12. 自分の内側にある最大の敵は?

易きに流れようとする心

13. 自分の外側にある最大の敵は?

「アドバイス」という名の価値観の押し付け(もちろんすべてのアドバイスがそうだというわけではなく)

14. 自分の長所は?

人のことはよく観察しているほうで、それを言語化することができる。人を褒めることが得意。

15. 自分の短所は?

頑固で負けず嫌い。譲れない点においては短気。

16. 人に対して「許せない」と感じるのはどんなとき?

偏見に塗れた発言を躊躇いもなく、そしてこちらに同調を求める形で口にされると、その偏見がたとえ自分に関係する事柄ではなくても心のシャッターを閉じます。

17. 人に対して「好きだ」と感じるのはどんなとき?

性別問わず、頭が良い人にはいつでも心がときめきます。ここで言う「頭が良い」は学力的なものではなくて、考え方とかふとしたときに選ぶ言葉に表れる知性のこと。

18. 自分の意見を通す?通さない?通したいときはどうする?

通そうとすることでより自分にとって煩わしい状況になるとわかっている場合は通さない。グルディスなどでどうしても譲れない点は論理的根拠を並べて通す。こういうタイプはグルディスの評価はそこそこ取れるがその後当該メンバーとの関係がギクシャクしがちです。(自虐)

19. どういう大人にはなりたくない?

先入観や固定観念をもってして対等に話を聞かない大人。

20. 何があってもやりたくないことは?

権力に迎合して自分の信念を曲げること

21. 自分の軸として常に心がけていることは?

何事においても思考とその言語化をやめないこと。何かに嫌悪感を示したら、なぜそれが嫌いなのかを考えて言語化する。言語化したものはアウトプットせずにはいられない人間だから、私は愚痴が多いです(笑)付き合ってくれる一部の人たちには感謝です。

22. 座右の銘は?

My life is my message.

23. よく使いがちな言葉は?

「それこそ〜」、「〜じゃないけど」

24. あまり使いたくない言葉は?

話し言葉でも書き言葉でも、「クソ」は使いたくないなと思っています。

25. 好きな言葉は?

矜持、数多、あたかも、セルフプロデュース(笑)どれもよく使っている自覚があります。日本語の響きとして好きなのは「涵養」「背反」「昇華」とか。

26. 嫌いな言葉は?

火のないところに煙は立たぬ

27. 今まで読んだ本で印象深いものは?

貴戸理恵著「女子読みのススメ」に紹介されていた本は中高生の頃すべて読んだのですが、どれも読んで良かったと今振り返っても思います。中でも印象深かったのは雨宮処凛「暴力恋愛」、さとうさくら「スイッチ」。あと「女子読みのススメ」には載っていないのですが、重松清「十字架」や東野圭吾人魚の眠る家」は中高生の方には一度手に取ることをおすすめしたい一冊です。大人の方も、心の余裕のあるときにぜひ。

28. 今まで言われた中で忘れられない言葉は?

思いがけない幸運(セレンディピティ)が巡ってきたときにそれを掴めるための日々の努力を怠るな。母校の国語の先生にいただいた言葉です。あとは亡き祖父が初めて物語を書いた5歳の私にくれた、「〇〇ちゃんの文章がもっと読みたいな」という一言は今でもどこかで私の原動力になっています。

29. 容姿のコンプレックスは?

痩せられない。とにかくそれに尽きる。パーツで言うなら、鼻が低いことと歯並びが良くないことかな。

30. 容姿以外のコンプレックスは?

学歴コンプ。結局容姿のコンプレックスと同じく、自分が努力できなかった(できていない)ことを一番証明する事象だからだと思います。

31. 自分の顔で好きなパーツは?

自分の顔がほり深くて濃いところはあんまり好きじゃないけど、下まぶたのいわゆる三角ゾーンに天然物の窪みがあるのは気に入っています。

32. なりたい顔は?

もしも自分の望む顔を手に入れられるなら、=LOVE佐々木舞香さんの顔でオタクすると決めています。

33. ストレス発散方法は?

自分の趣味に1ミリも関係ない界隈の愚痴垢を見る(闇) 変な話だけど、人が負の感情を剥き出して吐露した言葉を見るのは嫌いじゃないです。

34. 治したいけど治らない癖は?

爪を他の指の腹で圧迫する癖。無意識にやっていて、気がついたときには爪が傷みまくっているので治したい。

35. 意外な弱点は?

人生で3回カップラーメンを作った(お湯を注ぐだけのやつ)ことがあるけど一度も上手く作れたことがない。そのくらい生活力は皆無です。

36. コンビニで買いがちなものは?

毎回買うわけじゃないけど、チョコレートチャンククッキーが好き。

37. 好きな食べ物は?

お寿司。甘いものならチョコレート!

38. 嫌いな食べ物は?

ないけど、強いて言えばつゆだくのごはんはそこまで好きではないかな。牛丼も親子丼もつゆがあまりかかっていないものが好き。甘いものなら、ホワイトチョコとチーズケーキは自分では選ばない。(いただいたらおいしくいただきます!)

39. 好きな寿司ネタは?

エビとエンガワ。貝類は基本的に全部好きだし、回転寿司に行ったら必ずマヨ系も食べます!

40. 好きなおにぎりの具は?

枝豆こんぶ。もち麦が混ざっているのが好きです。

41. 好きなパンは?

くるみパンと塩パン。あと地元のパン屋さんの食パンが絶品で大好き。

42. ドリンクバーで飲みがちなのは?

メロンソーダとカルピス。

43. 行ったことがある都道府県は?

北海道、青森、岩手、宮城、秋田、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、香川、沖縄!

44. 旅行できるようになったら行きたい場所は?

海外なら台湾、韓国、パリ。国内なら金沢とか屋久島とか行きたい。有岡くんが行っていた場所なので(突然のオタク)あとは福岡いつか遠征したい〜

45. 子どものときに好きだったテレビ番組は?

小学生の頃シャキーン!は毎朝見てた。6時半に起きて計算やって、7時からシャキーンと共に朝ごはん食べるのがルーティーンでした。Eテレと嵐の番組とクイズ番組以外は見せてもらえませんでした(笑)

46. 普段は話し手?聞き手?

聞き手。人の話を聞くほうが得意だし、Twitterと違って現実ではガツガツ喋るタイプではないかな。キャスではガツガツ喋ります。沈黙が怖いので(笑)

47. 最近見た夢は?

平野紫耀さんと一緒にリアル脱出ゲームをしたあと告白されて、返事をする前に謎に合鍵を渡されたので後日部屋を訪れたら「ごめん、この間のあれは人違いだった」と何も言ってないのに振られる夢。

48. 何も予定がない日の就寝時間と起床時間は?

就寝時間2時〜2時半、起床時間は早くて11時、遅くて14時半。かれこれ1年以上大学に行けていないのでTHE自堕落な生活。

49. 好きな漫画は?

全巻持ってる漫画は暗殺教室孤食ロボットくらいだけど、暗殺教室は本当に本当に本当に好きです。何度読んでも最終巻で泣く。

50. 好きなゲームは?

あつ森一択。最近やってないけど。スマホゲームならポコポコ。

51. YouTubeで何見る?

アイドル関連と、竹脇まりなさんのトレーニング動画

52. よく使うアプリTOP3は?

TwitterInstagram、Foodie

53. よく使う絵文字は?

😂😭🤦🏻‍♀🤔🥺💢🙇🏻‍♀🥰😢💓☺️🤯😇🔥🥳

履歴に並んでいた順です。

54. スマホのロック画面とホーム画面の画像は?

ロック画面は=LOVE「しゅきぴ」MVのワンシーン。ホーム画面はいつだかのwithでガードレールに足引っ掛けながらアイス持ってる有岡くん。

55. パソコンの壁紙は?

可愛い嘘のカワウソ

56.カメラフォルダーの9枚目、何?

一方的に好きで憧れのツイッタラーさんから来た通知のスクショ(笑)

57.習い事何してた?

ピアノ、バレエ、英語、水泳、体操、習字、塾。これだけいろいろやらせてもらったけどたぶん一番向いていたのは塾です。

58. Twitterいつ始めた?

ブラウザで見始めたのは中3(2015年)、自分のアカウントを作ったのは大学合格後(2019年)

59. Twitterアカウントいくつある?

今使ってるのは6個。

60. Twitterを始めて得たものは?

言語化スキルの向上と、Twitterでなければ出会わなかったバックグラウンドの友達

61. Twitterを始めて失ったものは?

たくさんの時間(笑)

62. なぜTwitterが好きなの?

インスタが写真や動画を通してその人のパーソナルを知るコンテンツだとするならば、Twitterはその人の言葉や文章を通してパーソナルを知るコンテンツだから。私自身も自分のパーソナルが最も顕れるのは自分の文章だと思っているし、その人のパーソナルが伺えてかつ面白い(interestingの意)文章にたくさん出会える場所だから。あと教科書はもらった瞬間に最初から最後まで読んでしまうような活字中毒にはTwitterは格好の居場所です。

63. Hey!Say!JUMPを好きになったきっかけは?

このブログの1エントリー目にも書いたけど、ジャニショでかかっていたMasqueradeに脳が痺れるような衝撃を受けてDEAR.(アルバム)をレンタルして聴き込んでいたところに元担の熱愛報道とOTTのMステがほぼ同時にあり、熱愛報道でぐちゃぐちゃの気持ちを抱えながら(当時は高1だったので精神的に幼かった)気がつけばOTTの初回二種をCDショップでお買い上げしていました。

64. Hey!Say!JUMPの好きなところは?

改めて聞かれると難しいですが、今は、「パフォーマンス、グループの雰囲気、ストーリー性、すべて今が一番最高だと胸を張って言えるから」。

65. 担当はだれ?

有岡大貴くん

66. 自担を好きになったきっかけは?

このグループ好き!から入ったので、自担は迷いました。迷って迷って、後輩に貸してもらった円盤を見て決めようと思っていたらもっと迷って。OTTのセンターかっこよかったからこの人!と決めて注目して見始めてからより好きになった感じです。

67. 自担の好きなところは?

これも難しい。ポンコツキャラに思われるけど、頭が良いところかな。セルフプロデュースが上手くて何を見せて何を見せないかがはっきりと決まっているから、見せてもらっている部分をどれだけこちらが好き勝手に解釈しても彼という人間そのもの(私はよく“中の人”と表現するんだけど)を消費しているような罪悪感はないというか。そう思わせてくれるところが好き。負けず嫌いだけど、その闘志を表に出すことが少ないからこそそれが垣間見えたときにたまらなく好きだと感じる。

68. 自担の好きなパーツは?

喉仏と腕筋。あと声……(照れるねこれ)

69. Hey!Say!JUMPで一番好きな楽曲は?

迷う〜〜〜〜〜!でもたったひとつだけ、選ぶならBorn in the EARTH。こういう曲を歌うことが許され、それが似合うアイドルグループって実はそう多くないと思うんですよ。アイドルの王道というよりもジャニーズの王道がどこまでも似合うジャニーズ内部舞台育ちの彼らが大好き。

70. 一番好きな歌詞を1フレーズだけ選ぶなら?

「輝いてるその瞳が ずっとそのままでいて欲しいから」

71. 過去に自担だったアイドルは?

櫻井翔さん。

72. JUMPで一番好きな衣装は?

PARADEのOP衣装!次点は京セラカウコン→DEAR.ドーム→台湾で来てたナポレオン衣装と、10周年のゴールド衣装。

73. オタクをする上で大切にしていることは?

軽い気持ちで何かを否定しないこと。それは誰かの「好き」かもしれない。

自分の感想や考えには主語を「私は」と明記すること。主語を大きくすることで保身しようとしない。

自分の気持ちには嘘をつかないこと。自分の信条と公式コンテンツからの供給に矛盾が生まれたとき、好きな人たちに関するコンテンツだからと目を瞑らない。受け入れられないものには受け入れられないとはっきり言う。もちろん主語は「私は」で。

74. 好きになるアイドルの共通点は?

自分の超超超上位兌換。でも有岡くんは例外。上位兌換かどうかとか考える以前に、有岡くんは自分のことを教えてくれないから。(そこが好き!)

75. なぜアイドルが好きなの?

小学生の頃から競争社会に放り込まれていた、結果を出さなければ意味がない、という旨の発言をしていた翔くんが好きだった頃の私(10〜15歳)は同じく小学生の頃から競争社会に放り込まれて結果主義の世界にいたからそんな翔くんに憧れてそうなりたいと走っていたけど、有岡くんを好きになってからの私(16歳〜20歳現在)は結果が出せずに挫折する日々で。頑張ってきた過程のひょんなところから新しい仕事を取ってくる有岡くんを見て、結果が出なくてもその過程は決して無駄じゃなくて、過程があったからこそ次の何かに繋がることもあるんだ、と救われたかったんだと思う。そんなアイドルを通した自分の変化を振り返るのも楽しい。アイドルを応援することは、自分自身と向き合うことと等しい瞬間は多々あるし。それから私はアイドルを応援することと同じくらい、頭が良くてユーモアがあっておもしろいオタクのコミュニティにオタクのひとりとして属しているのが好きだから。

76. アイドルの熱愛報道に対してはどういうスタンス?

リスクヘッジのひとつとしてないに越したことはないけど(自担や推しが叩かれる図も極力見たくないので)、私は相手や報道内容にもよるけど受け入れられるタイプ。公式供給ではないのだから、受け入れるも何もないけど。今の自担を好きになってからもありましたが、あの場合はむしろ好きだな〜!となった。公式供給ではないのだから、コンテンツとして萌えて消費するのもおかしな話だけど。

77. ひとつだけ自担Gに仕事を持って来られるなら何にする?

お酒のCM。お酒片手にもう子どもじゃないよ、ってキラーフレーズをどうしてもどうしてもHey!Say!JUMPに言わせたいんだ。もちろん渋谷に巨大広告を出します。

78. JUMP以外で好きな人は?

=LOVE齊藤なぎささん。

79. その理由は?

烏滸がましいけど、これはアイドルを選んだ場合の私だ、と思うような思考の片鱗や言動を彼女は見せることがある。だけど彼女のストイックさは私に一番足りないもので、私の上位兌換だけど私には到底なれない、という畏敬の念を抱く存在だから。

80. JUMP以外で好きな曲は?

嵐から1曲選ぶなら…迷うけど、最近はもうすぐ20歳になる自分自身と向き合う中で「タイムカプセル」を聞いてグッとくることが多いです。

81. JUMP以外で夢中になれることは?

78でも言及したけど、指原莉乃さんがプロデュースしているアイドルグループ=LOVE(イコールラブ、略してイコラブ)をお披露目会見時から応援しています。

82. その理由は?

全員顔がタイプ(真顔)。あと指原さんがすべて作詞しているイコラブの楽曲が大好きです。全曲好きだから一番は決められないけど…選ぶなら「記憶のどこかで」。

83. もしアイドルだったら、メンバーカラーは何色?

来世はジャニーズになりたい虚妄をオタクとしていたとき、デビュー前は若手ユニのセンターだったから赤のイメージがオタクにはあったがユニ大解体デビューでメンカラ黒になった、という設定を考えたことがあります。

84. もしアイドルだったら、ソロコンの1曲目に選びたい曲は?

ジャニーズだったら嵐「Up to you」、女子アイドルだったら=LOVE「スタート!」

85. もしアイドルだったら、どんなパーソナリティ?

83で言及したジャニーズになりたい虚妄を考えたときのメモには“エゴサの鬼で、オタクが「webの更新が少ない」と文句を言い出すとすぐ更新する”、“デビューしてメンカラが黒に決まったとき大論争を巻き起こし、何年経っても赤に執着しているオタクが多い”、“極度の人見知りでバラエティでは置き物だが、年長メンバーが甘やかしてくれるので一生喋れるようになれない”、“MCではずっと水を飲んでいてメンバーにいじられがち”と書いてありました。

86.無人島にひとつだけ持っていくなら何?

スマホ!それがだめなら、ノートとペン。中高生の頃、紙とペンが一番の誘惑だったなあ…紙とペンさえあれば、いくらでも考えてそれを言語化して書き綴ることができるから。思考のアウトプットができないと生きていけない人間なので(笑)

87. 一億円の宝くじが当たったら何に使う?

まず自分が欲しい細々としたものを買う(デパコス、美容家電、服、アクセサリーなど)→海外旅行資金など親に借りていたお金を返す→実家を建て替える→自分が住むマンションを買う→残りを貯金する

88. もし明日で世界が終わるなら何をする?

ありきたりだけど、おいしいものを食べられるだけ食べ尽くしたい。あとは世界最後の日の前日の自分の心境をなんでもいいから文章に綴る。

89. 来世は何になりたい?

どの性別に生まれたとしてもアイドルになりたい。

90. 日常のささやかな幸せは?

Twitterでツイートが伸びること(笑)ありがたいですね。最近はバレンタイン催事で爆買いしたチョコレートを1日ひと粒ふた粒、食べるのがたまらなく幸せです。

91. ブランドを立ち上げるなら、どんなブランド?

何を語っても良い、でも内輪ではない、アマチュアのライターをプロが発掘するためのブログでもnoteでもないプラットフォームが作りたい。既存のものだと「かがみよかがみ」や「音楽文」がそれに近いかもしれないけど、もっと自由に。スカウトも、その運営媒体の専属ライターに選出するとかじゃなくて会社と名前を名乗れば誰でもそのライターをスカウトできるような仕組みの。

92. 一番怖い人、ものは?

「そんな難しいことは考えたくない」と考えることを放棄してしまう人。それもひとつの生き方だけど、怖いな、と思う。

93. 自分を褒めて!

今日も生きていてえらい!

94. 自分を一喝して!

早よ起きろ!!!!!

95. 自分の取扱説明書で、最重要事項は?

予定の急な変更が大の苦手です。急に出かけるなら、遅くて1時間前には言ってほしい。

96. 将来の野望は?

死ぬときに、ああいい人生だったなとトータルで思えるような人生にすること。

97. 10年前の自分はどんな人だった?

まだ先長いですけど、人生で一番勤勉だったと言い切れる。

98. 10年前の自分にひとこと!

いろんなものを犠牲にして毎日勉強してえらいね。ちょうど10年前、震災直後の計画停電の日も予備校があって懐中電灯で黒板やノートを照らしながら授業を受けたことは忘れられない。あなたが頑張ってくれたから、間違いなく今の私がいます。大学受験頑張れなくてごめんね。

99. 10年後の自分はどうなっていたい?

歳下からも学び、歳上にも流されない。自分の軸をブレずに持ちつつも、柔軟性を失っていない大人。

100. 10年後の自分にひとこと!

若さを僻む人間にはなっていないでね。ダサいから!若さはすべての人間に一定期間対等に与えられたもので、あなたにもそれはあったはず。そんな人間にはならないように、その武器があるうちにできることを頑張るね。

 

………書いたな〜〜〜〜〜!一気に書いたから右手腱鞘炎になりそう!(盛った)果たしてここまで読んでくださった方はいらっしゃるんでしょうか!?ありがとうございます……

101.100問100答を終えてみての感想は?

やっぱり私はありとあらゆることに対する言語化が好きだということを再確認しました!なんの苦もなく楽しくできた!でも文面だからこうして練ることができるけど、口頭で聞かれた瞬間答えなくちゃいけないアイドルは本当にすごい……

 

まぴちゃんの100問100答も私と180°違っておもしろいのでぜひご覧ください💓

https://mysunshine-9.hatenablog.com/entry/2021/03/06/012557

Hey!Say!JUMPを「自軍」にするなら、今だ。

この手のブログは多いし、自分がまさかいわゆる沼誘導ブログを書く日が来るとは思っていなかったのだけれど、ここ2年のHey!Say!JUMPの表題曲を聞いていたらこの物語性とエモーショナルを全人類に知ってほしい!!!となったので勢いで書いてみる。とはいっても「Hey!Say!JUMP基礎(基本情報)」、「Hey!Say!JUMP楽曲論(おすすめ楽曲)」とかは他にいくらでももっと上手にまとめていらっしゃる方がいるのでそちらを履修してください。

ほんとは2007から、いやせめて私がちゃんとこの目で見てきた2017から語りたいくらいだけどそこから話すと何万字あっても足りないので2019の冒頭から話していきたいと思う。この講義に名前を付けるとするならば、「歌詞で繙くHey!Say!JUMP近現代史*1。単位は2単位。Hey!Say!JUMPいいなー!と少しでも思っていただければ単位は授与しますしリプでもコメントでもくださったらS差し上げます。楽単ですね。…とか言ってるけど以下めちゃくちゃ玄人向けの文章の自覚はある。というかたぶん玄人にしか伝わらない。(タイトル詐欺)

1.「時代の隙間で」

2019年5月に発売された「愛だけがすべて -What do you want?-」のカップリングである「Bloom」は、私は、この曲を作ったKaoruさんこと松兄から当時のHey!Say!JUMPへの宛書きであったと解釈している。

目指したその夢は 少しだけ勇気を絞れば近付くはず

君だけなの?この雨音?違うね!通り過ぎるよ♪

忘れないで君が信じてきた想い 変わりゆくこの先も 胸に抱き旅は終わらない!

もう一言一句写経したくなるくらい良い。うまく行ってない状況を「雨音」と表現する美しさと、君だけじゃないよ、「通り過ぎるよ」と気持ちを軽くしてくれる酸いも甘いも噛み分けた大人のやさしい言葉に胸を打たれる。そういえば岡本圭人くん留学直前のシングルにも「突然の天気雨」って言葉があったな、なんて思い出しながら。

この「Bloom」が出た時期の、もうほんとうにそれはそれはいろんなことが重なって「…JUMP大丈夫?」という空気は忘れられないなあ。アリーナツアー非開催発表や衝撃の売上といった相次ぐ“ざわつき”に穏やかではなかったTLとか、このとき発売された日経エンタとか。楽曲の路線が低迷してる、なんて声も見かけたりして。

周年バブルが弾けて、圭人くんの留学をはじめとしていろんなことがあって。デビューした新グループの勢いが止まらなくて、ジャニーズJr.が始めたYouTubeやISLAND TVも人気を博して着実にファンを増やしているらしい。2019年春は、そんな情勢だった。

「愛だけがすべて」の前週に発売された「Lucky-Unlucky」も歌詞にも、迷いとか、焦りとか、でも未来への希望やギラつきを忘れない気持ちとか、が滲んでいて大好きだ。このときの状況にすごく合っていたと思う。

きっかけを待っているだけの 愚かで情けない本音 もう後がないと覚悟決めたのに

タイムロス 焦ってないで 真っ直ぐに

それでも、JUMPは「待っていて」「誓うよ」と力強く歌ってくれたから、この人たちを信じようと思った。*2

2.ファンファーレ!との出会い

そんな曇り空を一気に晴らすようにやってきてくれた楽曲がみんな大好きファンファーレ!ですよね。「ファンファーレがなければ正直降りていたかもしれない」というツイートもよく見た記憶がある。数多のオタクの心を引き留め、または引き戻したファンファーレ。

僕らの世界が動き始める

僕ら羽ばたいて まだ誰も知らない世界を照らす

キミに出会ったんだ 始まりの合図

ファンファーレとの出会い、それはすなわち、辻村有記さんというストーリーテラーとの出会いだったのだと今振り返ると思う。

辻村さんが彼らに書く歌詞はすべてノンフィクションで、主人公は彼ら自身。昨年末のラジオでご本人がそう仰ってくださったのは、私みたいな歌詞をアイドルのそのときの状況に重ねて勝手に楽しむオタクとしてもあまりの幸福(しあわせ)だった。

辻村さんとの出会いこそが、「始まりの合図」だったし、本当にここからHey!Say!JUMPを取り巻く世界は動き始めた。すべてのJUMP担が、もしかしたらJUMPも、今振り返ってそう感じるのではないだろうか。

3.PARADE、それは萌芽

Hey!Say!JUMPにこれまでも「性質」としてあったファンタジー性や王道のジャニーズ“らしさ”、ショーっぽさを意図してコンセプトとして打ち出した、という点でPARADEは大きな進歩だった。今まで気に留めていなかった(わけではないのかもしれないけど)点をそこは長所だよ、と拾い上げてくれた松兄然り辻村さん然り光一くんがいて、ただかわいくて仲が良くて非現実感があるという「性質」としてじゃなくて、これまでの12年の積み重ねがあったからこそ練成された使える「武器」としてそれは昇華されたと思っている。ジャニーズ“らしさ”が血となり肉となっているのも、箱庭感があるのも彼らが内部舞台で育ってきた歴史があるからこそであり、それを武器として認識し「使えるようになった」ことで、ただ「キラキラ王道で踊りが上手くて仲良しのアイドル」から一歩先のステージに進めたんだと思う。例えるならば、ファンファーレで蒔いた種がPARADEで芽生え、後述のFab!で花を咲かせたような…と思って小見出しをつけたとき、私は気付いてしまった。PARADEに「め」とかいうモンスター曲があったことを。

それは「パレードは終わらない」というこれまた辻村さんが書いたド名曲が終わって10秒ほど経ったあと、余韻も何もなく唐突にめっめめめめめめめめめめめめめっめめめめめめめめめめめめと狂った歌い出しで始まり、狂ってるのは歌い出しだけかと思いきや終始狂っており、ジャニオタが大好きな非公式のお祭り「ジャニーズ楽曲大賞」でまさかの総合8位を獲り全他G担を困惑させた名(迷?)曲である。私はこの曲が大好きだけれども、「芽生えの兆候だ」とか「め め 芽が出る5秒前」とか、開花直前の10周年前のアイドルやジャニーズJr.が歌うならわかるけどなぜ12年目の中堅アイドルが…?という疑問もややあった。でも今になってわかった。間違いなくPARADEは「芽が出る5秒前」だったんだ。今後のJUMPの行く末を見抜いてJストさんこの曲推してたんだとしたらすごい。私は一生Jストに着いていく。

4.Fab! -music speaks.-という「答え」

Bloomにもパレードが始まる/パレードは終わらないにも「旅」「終わらない」「始まる」といったワードが共通して使われていて、もうこの時点で伏線回収😭😭😭しかも良い方向に進んでいるのがわかる😭😭😭となるんだけどFab!というとんでもない刺客が私たちを待っていた。Fabは、例えるなら先述の通り種を蒔き芽が出たのち咲いた花であり、この2年間の集大成であり、「答え」であったと思う。ファンファーレ!から始まった辻村楽曲というルートだけではなくて、先述の武器として自覚したファンタジー性、ラキアンあたりから特に力を入れておりその延長線上で豪華なアーティスト陣に楽曲提供していただくことも多かったカップリング、予告なしにGYAO!に新曲MVを投下するという“実験”、そのすべてが伏線、言い方を換えればこの2年で挑戦してきたあらゆることが集約されて成し遂げられたビッグプロジェクト、それがFab! -music speaks.-。

Fab!の一連のプロジェクトについてはこれまた詳しくまとめていらっしゃる方がいると思うので割愛させていただくが、この怒濤の伏線回収と物語性には興奮したし、歴史の証人のひとりになれたことを誇りに思う。

ここまでのことを踏まえてこのアルバムを象徴するリード曲、Fab-ismの歌詞を見ると本当に泣いてしまう。

何かを変えようとするには少し足りない気持ちが彷徨ってもどかしくて嫌になるよ

は、「きっかけを待っているだけの」あの「僕」と同一人物だし、

土砂降り雨の中で思い出した どさくさに紛れて流す涙 忘れちゃいけないあの日の記憶

は「Oh oh just cry  いいよ その涙が次の扉を開く鍵に生まれ変わり また乗り越えよう!」と松兄に励まされていたあの日の涙だ。と思うのは自由でしょう?解釈って楽しいよね。

 

私はHey!Say!JUMPは2〜3年のスパンでまるで別のグループみたいに見せる表情であったり空気感が変わるところがおもしろいなと思っているんだけど、Fab!で一見この2年の物語は完結したように見える今、この2021年からはどんな物語を見せてくれるのか。この物語の延長線なのか、それともまた一から積み上げるのか、2021年のHey!Say!JUMPの楽曲も楽しみですね。最後に、あえて序章のときにさらっとしか触れなかった2019年春の日経エンタから、いくつかの言葉を紹介しようと思います。当時はこれを読んで、彼らの迷いやもがき、焦りが垣間見えて苦しい気持ちになったけど今見るとまた違う気持ちになるね。

大人数の男性グループって(中略)もう珍しくないから、ダンスでも歌でも1つ1つをスキルアップして、数の強みを強めていきたい  髙木雄也

流行遅れにはならないよう常に(中略)敏感でいる必要はあると思うし、より先駆けてはいたい  中島裕翔

僕たちはまだ、特別何かを確立したグループではないので。だからこそ今、テレビだけじゃなくネットとかにも積極的に参戦していってもいいのかなって  知念侑李

「もっとこういう曲がやりたい」とか「次はこう見せていこう」とか「時代の流れについて」とか、昔よりメンバー同士で話し合うようにはなってきたかな  山田涼介

10年以上やってきて、いつのまにか手にしていたものってあると思ってるし、いろんな楽曲に挑戦させてもらってより見えてきた部分もあるから  有岡大貴

僕らってメンバーがたくさんいてそれぞれがいろんな活動をしているぶん、打てる球はたくさんあるわけで。どこかにきっかけはあるはずだから、気を抜かないで頑張るしかない  伊野尾慧

曲では無限にチャレンジがしたい。固めちゃうと面白くないですから  八乙女光

JUMPは15周年に向けての過渡期を迎えてるんじゃないかと思います。これからグループがどうなっていくのかは、本当に自分たち次第  薮宏太

 

ええ…すき……(惚気)

ツイートもしたけど、ほんとに、今が一番おもしろいんですよHey!Say!JUMP。あのときは好きだったけど、今はな〜と思っているそこのあなた!あのときも良いけど、今のHey!Say!JUMP最高におもしろいから。最高の流れがまた来ていると私は信じているから。Jr.人気も高まる一方だし、デビュー直後の勢いそのままのアツいグループがあることも、10周年で大盛り上がりしてるグループがあることも知ってる。知ってる。

でもデビュー14年目のHey!Say!JUMPじゃなきゃ見せてもらえない景色を私は見せてもらっていると断言できる。

一緒に夢を見ませんか。私はいつでもあなたを待っています(ちょっと怪しい宗教団体み出すのやめなね)

 

*1:どうでも良いけど、「繙く」は書物のひもを解く意で「紐解く」は浴衣とかのひもを解く意だからこういう場合の「ひもとく」は「繙く」!って高校時代の現代文の先生が仰ってたの思い出した

*2:ちょっと脱線するけどラキアンってTHE Jスト曲って感じで好きだなあ。著名なアーティストさんに楽曲提供していただいた曲が持て囃される今日この頃だけど、新進気鋭の、ジャニーズ(なんならそのグループ)の曲以外でお名前を聞かないような幅広いアーティストの方から曲を集めて、全部違う人が作っているのにどこか共通した“Jスト感”があるJストの爽やかで前向きになれるのにどこか切ない国内志向曲が私は好きだよ。

「戻れない時間の儚さに 光をまた見つけた」とか言いたいけど現実ただ泣くことしかできないオタクの走り書き

 

嵐が一旦その幕を下ろしてから1週間が経った。

 

年越しを区切りとして、じゃあね、バイバイと切り替えるには私の人生の大部分を嵐が占めすぎていた。私は今はHey!Say!JUMPを中心に応援していて自分のオタ活の中で嵐が占める割合は低くなっていたはずなのに、私のオタ活のすべての根幹は嵐で、嵐ありきでHey!Say!JUMPのオタクをしていたということに嵐を失って(あえてこの表現をする)はじめて気付いてしまった。だから今は正直、Hey!Say!JUMPのコンテンツを見ていてもどう受け止めていいのかわからない葛藤もある。

嵐は最後の最後まで、あまりにも優しかった。心の準備をする期間を長すぎるほどくれたことも、その一方でギリギリまでは見ている方に終わりを意識させないパフォーマンスや攻めの方向性の新曲をリリースし続けていたことも。オタクの求めるものというのはほんと人それぞれだからすべての人に優しくあることは不可能だったかもしれないけど、最大公約数に対してあまりにも優しくあろうとしてくれた。でもそれが同時に別れを未だに受け入れられない理由にもなるのが苦しい。なんで。どうして。今日も明日も普通にテレビの中で5人で笑っていそうだし今度の夏も冬も歌番組に普通に出ていそうなのに、年が切り替わっても個人仕事で他メンの名前がバンバン出され続けているのに、それでも確かに「嵐」はもういないということを私はまだ到底受け止めきれていない。人気が衰えて需要がだんだんなくなってしまったわけでもなく、メンバーの方向性の不一致や不和が生じたわけでもなく、最後の最後まで名残り惜しそうに、でも大切な宝物を守り切るようにゴールテープを切ったその画は美しすぎて、美しすぎて、美しすぎて、

悲しくて虚しくて涙が止まらないのに実感が沸かない。

こうは言ってもどこかで理解(わか)ってしまっている自分もいるんだと思う。カウコンに嵐がいなかったこと、エナジーソングで「また明日」とは言ってくれなかったこと。年が明けたら5人で映った広告が街から消えたこと。インスタで知り合いのストーリーをパラパラ見てると突然嵐が出てきて「心臓に悪い!」となることもなくなったこと。「嵐」のページは残されてはいるけれど、メディアインフォはもうメンバーそれぞれの個人ページにしかないこと。ぜんぶぜんぶ気付いてるんだ。だから苦しい。

相葉雅紀松本潤二宮和也大野智櫻井翔は2021年も引き続き確かに存在しているけど、嵐(概念)はもういないんだ。5人が一緒に過ごすことがもしあったとしても、それは嵐に似た何かであって嵐じゃないんだって本人が言ってしまったから。それはあまりにもやさしい呪いだと思った。

休止が発表される前、嵐がよく「ずっと5人で、ひとりもかけずにやってきた」ことを殊更に強調していた時期があった。そのときに嵐がそんな話し合いをしていたことを私は知る由もなかったけれど、それを見ていたときに私は嵐にとっての「5人でひとつ」、5人揃ったときにとんでもないパワーを発揮する彼らの特性は、魔法であり呪いでもあると思っていた。「5人じゃなきゃ、嵐じゃない」はすなわち、誰かひとりでも欠けてしまったらそれは嵐ではないという脆弱性と隣り合わせなわけで。嵐の中の人たちが概念としての「嵐」に抱く思いが強ければ強いほど、「嵐」はこうであってほしいこうでありたいという想いが強ければ強いほど、早すぎる(と私は感じた)終わりを避けることは不可能だったのかもしれない。嵐は「嵐」を愛しているからこそ4人での活動続行という選択肢はなかったんだろうし、嵐は自らのこうでありたい「嵐」像がしっかりとあるからこそ華々しいフィナーレで幕を閉じようと奔走してきたんだろう。人数が変わったりグループの在る形を変えたりして続ける、もっと年数を重ねる選択だってあっただろうし実際それを最良の選択としたグループだってあるわけだけれども、嵐はそれをしなかった。他でもない嵐のために。もしかしたらファンのためにも。

嵐が嵐のまま走り抜きたい。

嵐を宝箱に閉じ込めたい。

そう語ったメンバーがいるグループだから。

櫻井翔くん。

私が、はじめて、身も心も焦がして応援していた、大好きなアイドル。

The Music Never Endsの「どうしようもない悔しさ 影を落とす日も」のパートで、初日にしてファイナルの12.31にこれでもかと悔しさを滲ませて歌っていた翔くん。

適切な言葉が見つからないんだけど、メンバーの中でも一番といっていいほど鳥の巣と国立に執着していたキャスター兼アイドルの翔くん。

翔くんの思い描いていた「最高のFinale」には程遠かった2020なのかもしれない、それでも、それでも。

翔くんが休止発表時にコメントで言った「嵐が嵐のまま走り抜きたい」、その通りの生き様をこの目で見ることができて、ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに、

よかった。

「嵐」を、綺麗なまま宝箱に閉じ込めて、5人で一緒に鍵を閉めるその刹那に見えてしまった泣き顔を、私が見てきた中で初めて見たアイドル櫻井翔の泣き顔を、私は一生忘れないと思う。

ラストライブの終盤に肩組んで歩いてるときの4人をずっと、翔くんからしか見られないアングルで目に焼き付けて、最後の最後に5人横並びで手を繋いだ瞬間涙を堪えきれなくなった翔くんは、ほんとうにほんとうにほんとうに、最後の最後まで「嵐」のことが大好きな翔くんだったし、しやがれの最終回で4人を見ていると胸に来ると話していた翔くんだった。最後のライブMCなのにドン滑りした缶蹴りMCの思い出を話したり、相撲をさせたりする翔くんは「くだらねえ(笑)」がメンバーに対する最大級の愛情表現な翔くんだった。

ああ、だからもう十分すぎるほどわかっているのに。

嵐にとっての最良はこれだったんだと頭ではわかってはいるんだけど、でも、でも、とどうしようもないことばかりが浮かんで苦しくて虚しくて切なくて寂しくて、「行き場のない想いに溺れてる」(嵐/Blue)。

大野くんは「嵐」はもう極めた、と思ったんだろうか。自分の中でダンスはもう極めたから事務所をやめようと思ったあのときのように、「今のうちら、トップじゃん?」行くところまで行って、走り続けてきたからひと休みしたい。他のこともやってみたい。そう思ったんだろうか。5人で肩を組んで「終わり」へと向かっていくシーンでお山(大野くんと翔くん)が両端から風っ子(相葉くん二宮くん潤くん)を挟んで歩いているとき、方や大野くんはとっても晴れやかで清々しい表情をしていて、やり切った!という感じなのに対して方や4人は涙を堪えていたあの画が、脳裏にこびりついて離れてくれない。

 

語弊がありすぎるんだけど、私は大好きなアイドルには永遠を願いつつもそれを心の底から求めているわけではないのかなと最近考えていた。そりゃあ終わりは辛くて苦しくて悲しくて、実際今この瞬間も心に穴が開いたようだけれど、たとえば大好きなグループが存在し続けることで老害扱いされているのを見るのはもっと嫌だ。物事にはいつか終わりが来るのならば、綺麗なうちに、綺麗なままで、宝箱に仕舞ってくれたほうがずっといい。……いくらなんでも櫻井翔さんに影響されすぎですかね?でももう今更だからね。私のアイデンティティの7割を占めるのは母校と櫻井翔だからね。

じゃあなんでこんなに泣いているんだろう、私が望む方向の結末なんじゃないのか?

村上くんがカウコンの事前番組で嵐の休止について言葉にするには時間がかかる、来年の歌番組にいなくてはじめて実感するかも、というようなことを言っていてそうなんだよなあ、と。嵐はあまりにも日常に溶け込んでいて、というか母が私の誕生する前から嵐担だったゆえに嵐がいない人生というのをまだ私は知らなくて。

こんな他愛ない日常に、ずっと嵐がいたから。正直どうしたらいいのかわからないや。

 

嵐へのレクイエムを書こうとしたのに自分の中でじくじくした思いがまだまとまりきらなかったから、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後とかで経過観察的に連載してみても良いかもしれない。vol.2があるかはわからないvol.1、ということでひとまずここで締めてみようかな。

 

《2021.01.07  レクイエム  vol.1》

ヒカリサスはTO THE TOPのアンサーソングなのかもしれない

9月30日に満を持して発売されたHey!Say!JUMPの「Your Song」。発売が発表されたとき、日付からして正直まだまだ先のことに感じて歌披露とかも早くない??って思ってたけど冷静に考えたら全然早くない時期になっていて、気付けばもう初週終わりですよ。恐ろしい。

カップリングの試聴が解禁されたときに何人ものフォロワーに「になちゃん絶対ヒカリサス好きでしょ」と言われ、なぜバレた??と不思議に思いつつおっしゃる通り今こうしてヒカリサスをただただ勝手に解釈して語るはてブロを書いているになです。

この曲、「君」をファン、「僕」をアイドルに置き換えると本当に泣けるんだよ。これも毎度のことだけど私の解釈は100%制作陣そこまで考えてないでしょってくらいの深読みof深読み&自分勝手なので、苦手な方はUターンされてくださいね。ほんとに。

それでは行ってみよー!(中の人そういうキャラじゃないのがバレる)

ひとりぼっちとか言わないで君の愛はここにあるんだ

この曲をアイドルとファンのことを歌った曲だという私の仮定の下だと、ここ=コンサートが容易に想起されるけれど当ブログでは範囲を少し広げてアイドルとファンの関係性、と解釈しておきたい。現場でなくともファンである「君」とアイドルである「僕」が共有する日常はすべて愛だからね。

正直になればいいさ 君を受け止めるために僕がいるから

ウッとなった……「君を受け止めるために僕がいる」というフレーズをアイドルに歌わせる業の深さ(褒めてる)

私はアイドルに自分の人生を背負わせたいとは思わないしアイドルの優しさに甘えて暴走してはいけないと心に刻んでいるけれど、それでもこちらの心が痛くなるほどにファンの喜びも苦しみも恋愛感情も身勝手なエゴも受け止めてくれる大好きなアイドルたち。この後も、そういった内容が続く。

泣いてしまったあの夜が君に残る後悔ならば 抱きしめにゆくよ君が笑うなら

なんて王子様な一言……!私は他Gだけどシンデレラガールなら「もしもボクに魔法が使えたなら 夜空越えて会いに行けるのに…」という歌詞が一番好きなんだけど、個人的にはそれに匹敵するくらい好きなキラーフレーズ……後悔を抱えている「君」を笑わせるために何も聞かずに抱きしめてくれるんですかそうですか(泣)概念でもうれしい(泣)

傷ついた心がずっと胸に残ってしまうなら 僕がこの場所で歌うよ今すぐ

こんなフレーズ、どう考えてもアイドルにしか歌えない……

「この場所で歌うよ」という歌詞は真理だと思っていて、この曲を「君」が聞いている状況というのは音源を聞いているときかコンサートもしくはその他現場で聞いているときの2択なわけじゃないですか。コンサートでヒカリサスを歌っているときは「この場所」はステージになるし、そうでないときは日常の中で、「君」のすぐそばで歌ってくれているんですよ彼らは。(概念)

で、ここからが本題。「泣いてしまったあの夜が〜」と「傷ついた心がずっと〜」のフレーズを目に焼き付けましたか??準備は良いですか??

ここで思い出されるのはあの曲のあのフレーズ。

思い通りに行かなくてひとり塞ぎ込む夜の中で 折れそうな心支えてくれてた君の笑顔 君のその声に

TO THE TOPの歌詞はファン目線説とアイドル目線説が二大勢力だと思っているけど(独断と偏見)私はアイドル目線派なんです。なんですよ。(そうですか)

ひとり塞ぎ込む夜は「君」に支えられていた「弱虫だったあの僕」が今や「君の手をそっと掴んで」「君を受け止めるために僕がいるから」「僕がこの場所で歌うよ今すぐ」と力強く「君」の手を取って未来に向かって走っている……「もう怖くないよ」「ひとりぼっちとか言わないで」と手を差し伸べるキラキラアイドルに成長している……そんなストーリーを妄想するだけでもう1リットル泣ける。

でもTO THE TOPの主人公ももちろん最高のアイドルなんですよ、なんてったって、

完璧じゃなくても今のこの僕に出来るすべて 君に贈りたい

輝いてるその瞳がずっとそのままでいて欲しいから

Keep on singing' now! 歌ってる

Shakin' now! 踊ってる

君の想い抱いて いま羽ばたくTo The Top

……これがもし、ヒカリサスの「僕」と同一人物だったらって妄想しただけで最高じゃないですか??アイドルとしての軸がブレてなすぎて泣いちゃう(さっきからずっと泣いてる)し、この主人公、アイドルになるために生まれてきたような人だな。 いつだって「君」の笑顔が見たいからそのために僕にできることをと歌い、踊り、君の想いを抱いて受け止める。そしてトップを目指して走り続けている。そろそろバスタオルがずぶ濡れになってきた。

僕以外にそんな顔しないでよ 君とはどこへだっていけるんだ 君だからいける

来ました独占欲。アイドル側から発信される独占欲大好きなんだけど(山田くんのanan発言とか)、「僕以外にそんな顔しないでよ」パートに有岡くん入れてくれたのどこのどなたですか。季節のフルーツお持ちしましょうか。(担タレ)

私はここのパートを聞くと「4人と、ここにいるみんなとじゃないと見たくない景色がある」と言った某アイドルの挨拶がよぎります。*1元担の言葉を拝借してごめんだけど私もHey!Say!JUMPと、JUMPを愛するすべての人としか見たくない景色があるよ。

過去が苦しくても今は誰も

ひとりぼっちとか言わないよ 僕の愛はここにあるよ

だから大丈夫 閉ざされた心の中を

「過去が苦しくても〜」がそのあとの「ひとりぼっちとか言わないよ〜」にかかるとするなら、今は「誰も」という言葉から「僕」の主語はひとりではないことがわかります。私の解釈では、無論アイドルグループ。そう仮定した上でこの歌詞を見ると、

「過去が苦しくても今は誰もひとりぼっちとか言わないよ」

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

「今は誰も」のあとに間があって、その後山田くんが切ない歌声で「ひとりぼっちとかとか言わないよ」と歌い始めるのも最高。山田くん自身の歌唱スキルの向上によって彼のソロパートでは以前の儚さに加えて男性性を感じさせる力強さも安定した武器になっている2020年に、ちょっと懐かしくなるくらい切なくてどこか儚くて脆くて触れたら壊れてしまいそうな歌声で歌うの。ずるい。絶対意図的でしょ、知らんけど。知らんけど。

「僕の愛はここにあるよ」のここは「君の愛はここにあるよ」の解釈と同じく“アイドルとファンの関係性”だと思う。アイドルとファンの関係性、そしてコンサートは、君の愛と僕の愛が饗宴する場所なんだね。その通りだね。それはね、たぶんね、愛だ。(言いたいだけやん)

「今は誰も〜言わないよ」ってことは、「ひとりぼっちだ」と言いたくなる瞬間も過去にはあったということだよね、いやそれはJUMPがというわけではなくて、この曲の主人公がね。私はその時期をリアルタイムで追っていたわけではないから何も語る資格はないけれど、でもやっぱり、自分が追いはじめてから見て聞いた言葉だけでもその片鱗が伝わるものって、あるし。ここのパートを山田くんが歌っているというのが、もうなんともぎゅっと心を締め付けられるような気持ちになる。

「だから大丈夫 閉ざされた心の中を」は、他の同箇所は「〜心の中も」なんだけどここだけ「を」なのが気になる。ここが咀嚼しきれていないからぜひお気軽にコメントやリプお待ちしております……

そして最後にこの歌詞について。

ここにいて、ここにいて

歌詞に唐突に読点をつけると、より切実な感じがしません?TO THE TOPのときから成長を遂げて、もうひとりぼっちではなくなって、今ではすっかり背中の大きな王子様に見えるヒカリサスの主人公から滲むほんのちょっぴりの不安そうなニュアンス。「君を受け止めるために僕がいるから」ここにいてほしい、お願いだよ。「僕以外にそんな顔しないでよ」。

何とは言わないけど、2020年にこの歌詞をHey!Say!JUMPが歌う意味を考えてしまうね。

 

全然歌詞とは関係ないけど、ステレオで聞いてると1番のサビ前に左右それぞれ交互にギター音が鳴るところが好き。ファンとアイドル、双方向から放たれる光の応酬みたいじゃない?TO THE TOPもヒカリサスも、ギター音が綺麗でベースが響いていてこの曲でドラム叩くの気持ちよさそうなバンド曲だからいつかバンドコーナーでやってほしいな。ダンスバージョンでも披露してほしいですけど。(強欲)

ヒカリサスのソロパート、みんな声質がアイドルとしての本領発揮していて大好きなんだけど(個性があって彩り豊かで誰がどこにいるかすぐわかるかわいい歌声なのにユニゾンになるとひとつに溶け込む気持ちよさ)その中でも特に2番Aメロの伊野尾くんとラスサビの山田くんが好きです。わたし誰担だっけ。以上です。日曜日中に上げたかったからギリギリセーフ!(書き始めるのが遅い)

*1:お察しの通り櫻井翔さん。20周年ツアーの映像撮りの日に挨拶でこの言葉を彼が使った意味を考える今日この頃。