近づけばおぼろげに揺れる

君と見たいスペクタクル

世界はまだ有岡大貴のヤバさに気付いていない #本気で自担プレゼンしてみた

真夏の大貴は罪・罪・罪なのさ~~~!(罪と夏)

暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は先日有岡くんの初主演舞台「アシタを忘れないで」を観劇して、その結果見事に自担へのメロが止まらなくなり、こうして唐突に自担プレゼンブログを書き始めた次第です。3月にアップした「Hey!Say!JUMPを自軍にするなら、今だ。」では自軍の沼誘導、5月にアップした「予測不可能!臨むところ!~ありちねってなんだ?~」では今一番自分の中でアツいコンビの沼誘導をするブログを書いたので、もうこれはあとは自担の沼に誘導するしかないだろうと。どんどんミクロになってる。

早速本題に入りますが先に申し上げておくのは、これはあくまで「私の解釈する有岡大貴'」だということです。有岡くんはそのアイドルとしての特性から本当に解釈の幅が広く、オタク間での解釈違いも起きやすいアイドルだと思っているので、私の解釈によってあなたの有岡くん像を壊してしまうかもしれません。その危険を感じたら即座にUターンくださいませ。

それでは1オタクの思想つよつよ有岡大貴像ブログ、行ってみよー!(そういうキャラではないのに無理しているのがバレる)

 

私は先日、こちらのツイートを拝見して気付いたことがあります。

 

我らが自担の有岡くん、めちゃくちゃ承認欲求強いな(そりゃそう) 

そう、そりゃそうなんですよ。そうじゃなきゃこの芸能界を生き伸びることなどできません。でも、それにしても、他のアイドルと比べても、

有岡くんは非常に承認欲求が強い。

今日は、この「承認欲求」という側面からアイドル有岡大貴'の魅力を繙いていきたいなと思います。

 

1. 有岡大貴 プロフィール

有岡 大貴(ありおか・だいき)

1991年4月15日生まれ。Hey!Say!JUMP(以下JUMP)のメンバーであり、JUMPの中でのお兄さんグループHey!Say!BEST(以下BEST)の末っ子である。

実際の家族構成では次男で末っ子。千葉県出身。具体的な地元名はググれば出てくるし本人も普通に言ってる(JUMPあるある)。なんなら初めて一人暮らしした場所の最寄り駅までバラしてる。*1

子役出身。ちなみに2021年7月現在デビュー組に在籍しているジャニタレの中で子役出身なのは堂本剛くんと有岡くんだけ。(ジャニーズJr.には多々いる)

子役時代にも「ガオレンジャー」での風太郎(ガオゴッド)役やMr.ChirdlenのMVなどわりと錚々たる出演歴があり、当時ご一緒していた俳優さんやスタッフさんと近年再びお仕事する機会も多くなっている。

まあいろいろ書けばキリないけどとりあえずこのあたりではないでしょうか。

そんな有岡くんと、彼の承認欲求、そこから生み出された彼のアイドル像についていよいよ説明していきます。

2. 「常にモテたい気持ちは原動力になるから」

有岡くんの原動力は、今も昔も常に「モテたい」です。一貫してる。

有岡くんはこれまでずっと、すべてはモテるために自分を磨いてきたと言っても過言ではないです。

「学生時代のモテランキングで1位に選ばれました。どう思った?」という質問に、「嬉しいです。でも大人編で選ばれていないの心外なんですけど!いやいやいや納得はできませんよ。そこは1位でありたい。常にモテたい精神は原動力になるからね」(2018.8 Wink Up)と答えているし、「小学生の頃から女の子に注目されたいからクラスでバカやったりして、モテたいっていう気持ちが原動力になってるから」 (2018.8/24 TVガイド)とも発言しています。

モテるために努力してきた有岡くんのエピソードならこの世界にゴロンゴロン転がっています。ゴロンゴロン。

有岡くん「挨拶をしっかりやればやっぱりモテるっていう勝手なイメージというか、明るく”おはよう”って言える子はモテると思ってたの。男子女子関わらず人気者になれると。だから通学路とか...小学校の頃の話ですけど、通学路を歩いてたら前の方に女子が一人で歩いてたんです。なので結構そこから距離あったんですけど小走りでどんどん距離縮めていって追い抜きざまに肩をぽんぽんして爽やかに”おはよう!”って言いながらそのまま走り抜けるっていう...」

(八乙女)光くん「なかなか痛いね(笑)」

有岡くん「めちゃくちゃかっこいいと思ってて、準備してるわけですよ、後ろからこういう風に走ってここでとんとんしてちゃんと目見て”おはよう”って言いながらそのまま向こうのおはようの返事を聞いてから校門まで走り抜けるっていう。ちゃんとシミュレーションしてからやったんですけど...たぶんその通りにいったんですけどそれが果たして効果があったのかは全然わからなかったですね」

光くん「バレンタインデーとかその後あったりしたわけじゃん」

有岡くん「でもそのぽんぽんおはようした子にはもらってないです。なんだこいつ、って思われて終わったんでしょうね...ちょっと痛い、思い出すと恥ずかしい、あーーーってなるような記憶もね、結構あります(笑)」(2020.02.18 FM愛知 NEXT JAM)

 モテ男は1日にして成らず。でも「には」もらってないんだから他の子にはもらってるんじゃんー!いいですねぇ(cv.吉本荒野)

小学生のときからモテたくて給食の早食いやかけっこで一番を追求し、Jr.時代には二階堂くんの友達のお母さま、山本(亮太)くんのお母さま、玉森くんのお母さまにも「モテるためにはどうしたらいいか?」と相談していたモテへの貪欲さがとんでもない有岡くん。その結果、現在のモテポテンシャルがこちらです。

☆洗練されており自分に似合っていておしゃれ、でも気取らない(怖くない)私服

☆スニーカーとマーベルに関しては聞かれたら止まらなくなるくらい好き

☆気遣いができる、聞き上手

☆連絡がマメ。友達が自分との個チャを返してないのにグルチャには何か返してたら電話かけちゃう

☆音楽が好き。洋楽に精通しておりDJもできる。家には向井理さんから譲ってもらったターンテーブルがある(現在も向井さんのものを使っているかは不明)

☆柔軟剤は2種類をブレンドして使ってる、香水を使うのはコンサートのとき

☆運転がうまい

動物占いはライオン

☆お酒が強い。本人曰く「弱くなった」らしいがそれは飲める人のセリフだ。好きなお酒はホッピー。

☆レモンサワーを生搾りするために、くし形に切ったレモンをジップロックに入れて冷凍、常備してる。

☆高校生のとき、クラスで一番のマドンナにバレンタインをもらった

☆なお当時の有岡くんは超絶かわいかった保健室の先生に会いによく仮病して保健室に行っていた。(一番よく行ってたのはやぶひか*2。)

光くん「仮病使って保健室でよく寝てたなー。起こし方がまたいいんだよね。足元をトントンって」 有岡くん「あれね、いい」

☆運動神経が良い。ハンドボールでもビーチバレーでも確実に「モテる」人の結果出しちゃう有岡くん。足も速い。

☆Q. テレビに出たりしてたから、学校でモテたんじゃない? 有岡「正直、モテ期は小学生でしたね。卒業アルバムの恋人にしたいランキング、1位でしたから」

☆愛するとは?って問われて『見返りを求めずに注ぎ込めるもの』

☆カクテルの名前に詳しい

☆ああ見えて理系。アプリも作れる。

☆“年下女子が好きそう”で有岡くんに投票したいのやま 山田くん「とにかく優しいから年下の子にモテると思うよ」伊野尾くん「面倒見よさそうだし、年下だと、はりきって頑張りそう」

有岡くん「(年下が好き。)俺は経験してても、その子にとっては初めてのことがあるはず。そのときのリアクションが見たい。」

☆大遅刻して謝っている相手をキュンとさせる一言

有岡くん「「もーう!」って怒ったふりをして、「あとでサンタさんの格好してくれるなら許してあげる」って次のイベントを提案する。」

☆「食べる女の子好き!楽しいし、かわいいしね!」

☆山ちゃん「(女の子だったら)大ちゃんもモテるかもね」 薮くん 「男だけど女子力高めだもんね。さりげなくプレゼントくれたりさ」 知念くん「大ちゃんが女の子だったら女友達引き連れて歩いてそう」 山ちゃん「3人ぐらい周りにいるんだろ?女子の中のトップだ!笑」

☆女の子からの寂しさアピールの対応 有岡くん「無理しても時間作っちゃうかも。でもそういうところ少女マンガでいうところの『優しい男友達』どまりキャラなんだろうなぁ。モテるやつは違うんだよ、きっと」 (2018.10 Wink Up

☆Q.モテる彼女を、自分がちょっぴり束縛しちゃうとしたら?

有岡くん「嫉妬はするだろうけど束縛はしないと思う。特に相手がモテる人ならなおさら。小さいことでグチグチ言ってガキだなって思われたくないっていう男のプライド(笑)。本当はね、自分の前で別の男の話を楽しそうにされたりするのはイヤ。悔しいもん。でも言わない。態度や顔には出ちゃうと思うから察して欲しい」

☆Q.夏でもインドアな女の子は? A.アウトドアもインドアもどっちも好きだし、どっちの女子とも楽しく遊べる自信がある!

☆Q.得意な体育は? A.ドッジボール、積極的にキャッチしにいくのが得意だった

☆いじられてもそれをノリで返して笑いを取れる、何言っても怒らない広い心を持っている

☆本とか読まなそうなのにハリーポッター(原作)も伊坂幸太郎「死神の精度」も好き

☆相手に払わせたくないときは「今日楽しかったからオレがおごるよ」と言っておごる

☆Q.バレンタインにチョコをあげる勇気がない女の子を励ますセリフ 有岡くん『これあげないの?もし俺が10秒数える間に渡しにいかないんだったら俺食うからね。だって俺お前の食いたいもん』と言って10秒をめっちゃ早く数える!」

☆兄の女友達に可愛がられていたので、兄が嫉妬していた話の流れで(メレンゲにて)

久本さん「モテると思うもん」の言葉に否定しない有岡くん。

☆クールな年上女性に「かっこいいね」と言われたら「ちゃかさないでください!」とリアクションする

も、もうわかったから...!!!と言いたくなるこの「モテ」でしかない要素とエピソードの数々。これ、ほんの一部なんです。家に置いてあるアイテムとか、明らか友達じゃない友達の話とか、まあたくさんあるんだけど今日のところはこのあたりで。

モテエピソードを話すことで、リア恋営業にもなっているのが本当に...とんでもない男....

そしてこんなにモテるのに、「最強のモテエピソードを教えて!」という質問には「僕が龍にさらわれてメンバーが助けに来てくれるというコンサートの演目があって、台詞はアドリブなのに、みんなが「大貴~!!」って叫んでくれたときは、愛されてるなって。」とか言っちゃうんだから本当に.....そこでオタクエピ話すのはずるすぎる..........

 でも有岡くんの恐ろしいところは、

髙木くん「好きな子がいるから学校行くの楽しかったもん! 」

有岡くん「俺もそうだよ!モテるために行ってたもん!脚早くするためにとか」

髙木くん「有岡くん脚早いもんねー!!」

有岡くん「今でも頑張ってます!モテるために!!」(2014.10.24 ベイジャン)

ずーーっと、モテることに貪欲であり続けているところ。

知念くんにミラーリング効果を試したエピソードや、いたジャン*3のロケでドアインザフェイスを使っている有岡くんは確実に恋愛攻略本ないしは心理の本を読んでいるでしょうし(他Jr.のお母さまにまでモテテクを聞くほどだから絶対に読んでると思う)、ヒルナンデス!でロケ先のお姉さま方がふたりとも「光くんが好き」とおっしゃったときに「昼の時間帯だったらモテたと思う」と悔しさを滲ませていたりだとか。有岡くんは掃除が好きなんだけど、同じくヒルナンデスのお掃除企画で「お料理できる男性はモテるじゃないですか、お掃除男子はお掃除できるよっていうのを知ってもらえる機会がないですよね。お料理男子に比べてね」と言っていたり。「モテるために何かしたことがありますか? 」という質問に対して「だてメガネをしてたら、山田に”レンズのないメガネって女子ウケ悪いらしいよ”って言われたから速攻レンズ入れたよね(笑) 」と答えていたり。

最近はバイクの動画をよく見ているそうです。まだモテたいんか。

3. あざと仕事人・有岡大貴

有岡くんの原動力の根幹は「モテたい」。これは、もちろん有岡くんがアイドルとして生きる上での軸にもなっていると感じます。

いたジャンで2016年くらいかな、子どもの夢の中に出てきて(夢の中だと思わせるような格好で出てきて)苦手なものを克服させる企画があったんですが、そこで子どものやる気に火をつける必要に迫られたときに有岡くんは「女の子にモテるよ」、知念くんは「スターになれるよ」って言うんですよね。

これって、有岡くん・知念くんそれぞれが「何のためなら自分が頑張れるか」があまりにも色濃く出ていたと思っています。

有岡くんは、モテるため、目立つため、自分が選ばれるためには手段を選びません。手段を選ばないと言うと聞こえが悪いけれど、なんでもやります。自分がおいしいな、目立てるなと思ったらワサビのチューブも鼻に詰めるし、プロレスの技かけられながら自撮りするし、泥沼に顔から突っ込んで「(画が)地味だよ!」と叫びます。体を張ったあとに「新しいパターン作れてホッとしてる自分もいる」とか平気で言います。どこまでも貪欲で一生懸命で、自分がモテる(=愛される)ための努力を怠りません。真顔だったのに、カメラを見つけた瞬間かわいいポーズを取ったり、にっこにこの笑顔になったり。罰ゲームで牢屋に入れられているのに、そこにカメラを見つけた瞬間「あっカメラあるじゃん」と目を輝かせたり。オタクの中で「ワイプのプロ」と呼ばれるほどワイプでさえも気を抜かず、表情豊か。外部単独バラエティに出演する度に、印象を残しています。

 

「一番気合いが入る番組のジャンルは?」と聞かれれば「ゴールデンの特番。頑張れば今後レギュラーになる可能性がある」と答えるし、

有岡くん「俺はスタジオで発言した言葉のオンエアにのる率をあげていきたいね」

薮くん「あ~オンエア率ね」

有岡くん「ロケももちろん力を入れてるけど、オンエアでも誰の言葉が使われているか気になっちゃう」 (2018.6  月刊TVガイド )

有岡くんヒルナンデスのロケに行かせてもらってるんですが、そこで学んだセオリーが別の番組のグループのロケでも生きてます。ヒルナンデスは生放送なので、自分のロケをスタジオで見ます」 (AERA2017No.1)

有岡くん「『有岡くんがロケへ行ってると、ついついロケのVTRを見ちゃう』っていう存在になりたい。スタジオだったら、なるべくテロップに文字が乗るようになりたい。OAをチェックした時、自分の言葉が使われてると凄く嬉しくて。OAって成績表みたいな感じだよね」 (2018.5/4  TVガイド)

Q. ずっと抱きしめていたい気持ちは? 有岡くん「ハングリー精神はJUMPの活動をはじめてから持ち続けているよ」 

Q. 抱きしめて離したくないほど独占したいモノは? 有岡くん「テレビに映ってる時間…いわゆる尺を独占したい!出演させてもらってるバラエティ番組ももちろんだけど、携わったものに自分の姿が映る時間が長ければ長いほど嬉しいんだよね」 (2018.6 ポポロ)

 赤裸々すぎるしどこまでも貪欲。もっと愛されたい、もっと目立ちたい、もっと自分を見てほしい。メンバーの中で一番芸歴が長い(子役出身なので)だけあるというか、この人は芸能の世界こそが輝く場所なんだろうなあというのをすごく感じます。女の子だったら宝塚になってたって有岡くんは言ってたけど、宝塚だろうが48Gだろうがプデュだろうが、どこにいても絶対に有岡くんはトップになってたと思う。だってとんでもないハングリー精神の持ち主だから。

たとえば、2017年のJUMP10周年コンサートのBESTコーナーでBESTは全員黄色帽とランドセルを装着しています。でもよく見ると、有岡くんだけ肩紐を調節していてランドセルの位置がひとりだけ高くなってもともとBEST内で一番低身長なのにさらに身長が低く見え、幼く見えます。黄色帽もひとりだけちゃんと被らず、より「小学生み」が増している。2014年のコンサート、smartの同じくBESTコーナーで、メガネのゆるさ(きつさ)について細かく指示する有岡くんがバラされているから、ここは確信犯だと思うんですよね...。2015年のBESTコーナーでも「俺は俺は?僕はどう!?」と会場に聞いてキョロキョロ不安そうな表情をしてみせたあと最後には「てへっ」で〆るし(なんとこれソロ曲でもやる。後述します)、そもそも「モテたいBEST」というBESTコーナーのコンセプトの根幹が「有岡大貴」をより良く魅せるためのようにも思えてきます。最初に「モテたい」をテーマにコントやろうよって言い出したの有岡くんだったら本当に恐ろしいんですけど普通にあり得る....。

Mステスーパーライブ2018で披露した「マエヲムケ」で、歌割りじゃないのになぜか伊野尾くんが抜かれる謎カットがあったのですが、この謎カットはリハのときからあったらしく、困惑した伊野尾くんが有岡くんにどうしたらいいか相談したエピソードも有岡くんの計算高さがよくわかります。有岡くんは伊野尾くんに「(頬を)ぷくっとやれ」と言ったのですが、その理由が「この時の振り付けは手が敬礼みたいなポーズだからそこを変えることはできない、表情でどうにかアピールするしかない」から。恐ろしくないですか?恐ろしいです。でもアイドルとして最高じゃないですか???

JW感謝祭(2013年)で中島健人くんとふたりで絡んでいたシーンについても、後日有岡くんが「いつも山田と裕翔がやってるみたいに健人と星型の紙をほっぺに貼ったり一生懸命頑張ったのに一回もカメラに抜かれなかった(笑)」と話しています。

もうこの男を好きになったせいでわちゃわちゃシーンすらも純粋な目で見られなくなった。(※最高)

これとかも。

山田くん「大ちゃんはカメラ回ると人が変わります。結構カメラアピール…何て言うか…ある意味プロ意識が発動していつもよりテンション高いなってイメージです。わりと僕とかはね、素ですよ。いつもあんな感じ。テンション高いときもあればテンション低いときもあって、それを包み隠さずお届けしてます僕は。有岡はアイドルしてます。演じてますよ。皆さん騙されないでください(笑)株をさげる(笑)まあでもJUMPわりと普通だけどね。あの~素だと思うけどねみんな。わりとそうかな、大ちゃんはなんかカメラ回ると元気になるっていうキャラクターも定着してるんで僕らの中では。そういうのも踏まえて話してはいますけど。だからなんかメイキングとか見るとその人の素が見れるかもしれないので見たことない人は楽しいかもしれないですね。ぜひぜひ機会があったら見てみてください」(2019.11.22 うるじゃん)

有岡担してるとメイキング見終わったあとの満足感めちゃくちゃ高いんだよね。とにかく映る映る。メイキングは休憩したいからとあまり映りに来ないメンバーもいるけど(私は撮影の休憩時間は休んでほしいと思ってるから全然いいと思う)有岡くんは貪欲に映りに行くし、最新アルバムリード曲Fab-ismのメイキングでは「チャンスだぜここ、ちょっといいとこいてくれや」「いっぱい撮って!いっぱい撮って!撮れ高!!稼いでここで!!撮れ高!!ね!!!」とカメラに向けて果敢にアピール。目立ちたい!映りたい!が原動力の人、あまりにアイドルが天職すぎる。そして山田くんがそのすごさを“わかってる”のも良い…お互いがリスペクトしあって、「この部分ではあいつには勝てない」と思ってるちびーず(山田くん知念くん有岡くん)の関係性あまりに良い。好き。*4

ジャニーズwebもほんとにあざとい。特にコンサート期間中は、2018年は伊野尾くん、知念くんとお互いを撮りあいっこして、撮影したメンバーが被写体となったメンバーの写真をジャニーズwebに毎公演上げていたし、2019年のツアーではそれがバックのJr.も絡めた企画になっていったんですが....女子ドルでやたらメンバーの写真上げて、見に来たその子のファンを釣りにかかる子っていますよね、それと同じあざとさを感じます。最高。その2019年のツアーメイキングで、ジャニーズweb用の写真を撮るときに「新年1発目だよ!新年1発目はプレビュー伸びるからね」って言ってるところもんんー!となる。確信犯がバレた瞬間。(最高)

あとは雨の中行われたいたジャンの令和カウントダウンロケ(2019年)で有岡くんが「靴もびしょびしょだしさ!最悪だよ!」と言ってカメラに有岡くんのスニーカーが抜かれるんですが、ここ、画面越しに見て伝わるほどにはぐちゃぐちゃになっていないんです。でも有岡くんがそういう発言をしたことによって、有岡くんのスニーカーがドアップで抜かれます。この令和ロケは私服なのではないかという憶測を呼んでいたのですが、このカットによって「有岡くんの私服のスニーカーかっこいい」とオタク間で話題になりました。あとはもうおわかりですかね...?我々は有岡大貴の手のひらで常に転がされています。

個人的には、有岡くんを見ているとHKT/AKB時代のさくらたん(宮脇咲良)を思い出します。*5あの子も自分をより良く魅せるための努力を怠らないし、愛されるためにはなんだってします(だから言い方が悪い)。*6でも有岡くんもさくらたんもすごいなと思うのは、わりととんでもない計算高さをもってアイドルをしているのに嫌味たらしくないんですよね。俺を見て!私を見て!っていう欲望がその瞳からギラついているのにまったくやらしくなくて、むしろ惹き込まれてしまう。計算高さよりもヒロイン・ヒーロー性のほうが勝つからかな。持ち前の愛嬌で計算しているシステマティックな部分をまるごとコーティングしちゃってる感じというか。夢を見せられている感じがしない、という夢を見せてくれています。

このふたりの共通点としてパフォーマンスのギラつきや自分の見え方を客観的に分析できるところ、釣り師*7、以外にも「ファンの心を掴むのが上手い」というのがあります。

さくらたんの総選挙スピーチは本当に毎回笑っちゃうくらい良い意味でオタクの同情を誘い庇護欲と闘争心を掻き立て、もっと上に押し上げたくなる巧妙なテクニックが使われています。総選挙スピーチほどじゃないけどこれもすごくオタクの心を掴むのが上手いさくらたんが出ています↓

 

やばい宮脇咲良プレゼンブログになりつつある!けど待ってブラウザ閉じないで!笑

有岡くんはスピーチはそんなに得意ではありませんが(いたジャンで1分スピーチ企画をしたことがあるけど、うん...まああの有岡くんはめちゃくちゃ緊張しいだから...(そこが好き))、彼のすごいところは言霊を信じていて、まだまだ叶わぬ目標の時点でもそれを口にすることでファンの応援したい気持ちを掻き立て、一緒に伴走しているかのような気持ちにさせてくれるところです。こうすることで目標が叶ったときにファンは何十倍も嬉しい気持ちになるし、次はどんな目標を立てるんだろうとわくわくする。本当に策士だなあ、、と。

ちなみに有岡くんは最近「ドラマに主演して単独でTV LIFEの表紙を飾る」という2016年に立てた目標を達成したのですが、念願の表紙を飾ったTV LIFEの誌面で「僕がコラムで話したことを覚えているファンの方がたくさんいて、表紙決定を”夢が実現したね”って喜んでくれていたら幸せだなって感じました」とか言っちゃうんだからもう...!有岡くんって人は.....!!!

でもここでポイントなのは、「みんなの力で叶えてほしい」ではないんですよ。あくまで有岡くんが持つ夢は有岡くんが叶えるもので、有岡くんは自分が夢を叶える姿をファンに見てほしいと言ってくれている。ファンの受動性を守ってくれている。有岡くんの小さい頃の夢はホストで、有岡くんの貪欲さをもってしたらホストでもトッププレーヤーに絶対なってたと思うけれど、こういうところは近年多いホスト型アイドル(ファンの頑張りが自分の外部評価に繋がるから頑張って、というようなことを公言してしまうアイドル)とは一線を画しているなあと思うんですよね。好きだ。

話が逸れた。私はいつもそう。向上心が高くて自分に厳しくて、したたかな有岡くんの話をしていたんでした。

2015年の24時間テレビ(3世代生男子会)で晒された(笑)、有岡くんから二宮くんへのメールに有岡くんのコミュ力の高さとあざとさが垣間見えます。

「今日の収録お疲れさまでした!そして、ご馳走さまでした!あと遅くまで、お邪魔してすみませんでした(> <)

素敵なお話と、最後は二宮くんのゲームする姿まで拝見することができて、とても楽しかったです!

ありがとうございました(^_^)」

これにはスタジオ一同「したたか、、」となっていましたが、有岡くんのどのような人とも分け隔てなく仲良くできるところ、そのために心掛けていることの片鱗が見えた気がしてたまらなかった。*8昔、山田くんと知念くんがジャニーさんに連れられてお偉いさんとの会食に行ったエピソードがありましたが、実際芸能界そういうの多々あるんだろうなと。そして有岡くんはきっとそういった場での立ち居振る舞いはめちゃくちゃ上手いだろうなと。したたかだ~~~!すき!!!

「6/23 滝沢くんと2人で映画こどもつかいを見に行った!前日に滝沢くんの家までどのくらいかかるか何度もシミュレーションして、当日は気合をいれてハイヤーで迎えに行ったんだ」(2017.9 Myojo)な有岡くんに対して滝沢くんも「後輩にプラン考えてもらったの初めてかも。かわいいやつだなぁ」って言ってるのほんとうに....有岡くんは恐ろしい男......

滝沢歌舞伎4/30昼】

滝沢くん「有岡くんはこどもつかいで一緒なんですけど、ひとっことも喋らない!」 三宅くん「あー、あいつは計算高いからね、相手を選ぶんだよ」

滝沢くん「あはははwww 最っ悪ですね!w」

三宅くん「あいつは無し岡だよ本当は!」

有岡くんもはや怖いよ。そりゃ天下の小悪魔ブレーン伊野尾慧とセットでマッチさん接待担当になるわけだよ。(2015夜会)

有岡くん「これからも、もっと色んな人と仕事がしたい。芸人さん裏方のスタッフさん…例えば演出の方やナレーションの方、映画やドラマの監督さん。出る側だけじゃなくて作り手の方からも色んな話を聞いて刺激を受けたい!」 (2018.10 Myojo)

これで実際スタッフさんと常日頃から密なコミュニケーションを取っていたことが「アシタを忘れないで」に繋がっているのが本当にすごい。したたかさだけじゃなくて、有岡くん自身が他人に興味を持つ人(メンバーとのコミュニケーション然り*9)っていうのも大きいと思うけれど。

有岡くんを応援していて感じるのは、えっこのお仕事がきっかけで決まったんだ...!とかの思わぬ繋がりを知る機会が多いということ。これは、有岡くんがひとつひとつのお仕事に対して自分が求められている役割を把握して真摯にその期待に応えて結果を出してきた証なんですよね。

今回の舞台関連雑誌でも、「プロデューサーさんや監督さんに「なんで僕を起用してくれたんですか?」って聞くタイプ」、「ちゃんと次につなげられるように、今回でしっかり結果を出さないとなって思っています」(前:2021.6 Cinema☆Cinema、後:TVガイドperson No.107)と言っています。派生で興味深かったのは、前者のシネマシネマで「”有岡大貴”を中心とした円グラフに今まで演じてきた役がいる」という旨の発言をしていたことです。たとえば「自分のキュートな部分をめちゃくちゃ誇張したのが『孤食ロボット』。」など。この有岡くんは、かわいい、かっこいい、おもしろい、モテる、というような「皆さんが思うイメージも間違いなく俺の一面だし、大事にしたい」と言った有岡くんだなあと。有岡くんは”素に近い”か”作ってる”かでいうと”作ってる”アイドルなんだけど、それは嘘で塗り固めてるというよりはどれも本来の有岡くんが持つ一面であって、それをいかによく魅せるか、強調するかが有岡くんはめちゃくちゃ上手いんだと思います。それにしてもここまで自分のことを客観視できているアイドル、たまらないな...まあ多少なりとも客観視はできないとアイドルとして売れることはできないけれども。

昨年末のジャニーズヴィレッジで、菊池風磨くんのことをライバル視していたのもとてもよく自分の強みを分析しているからこそ的確な「ライバル」が見えているなと感じました。明るさやいじりやすさ、いくらいじられても応じる心の広さ、スベることを恐れないハートの強さ、かっこいいけど3枚目キャラ、3枚目キャラだけどかっこよくてめちゃくちゃモテるところ、それこそ「貪欲さ」。

私はシンドラは事務所現社長のジュリーさんが作りたいものを作る場所だと思っているんですが、そのシンドラで有岡くんと風磨くんは共に2回主演を務めていて、これはシンドラ内最高主演回数となっています。つまりそういうことじゃないですか。そりゃどこまでも貪欲で結果残してくるアイドルに仕事与えたくなるに決まってるじゃんね~~~ねえジュリーさん?(ジュリーさんは有岡くん風磨くんのことが(恋愛的な意味ではなく)好きだと思っているオタク)

4.「もっと見てよ」アリー!/

モテたい。シンプルだけど、それって常に他者からの評価によって自分の価値が決まると思っているということになります。「かっこいい」は絶対的評価だけど、「モテたい」は第三者によって決められる客観的評価。

有岡くんはなんで「モテる」こと、他者からいかに評価されるかに執着するようになったんだろう?ということを考えたときに浮かぶ要因として考えられるのはこの5つかなと。

①次男(常に比べられる対象がいる、かつ、相手のほうが年上*10なので勝てない思いだったりコンプレックスだったりがある?小1まで指しゃぶりを続けていたエピソードもその当時からの愛されたい気持ちが表れているのかも)

②子役出身(幼い頃から他者からの評価が自分の価値を決める世界で生きてきた)

③デビューした同グループ内に髙木雄也がいたから(身長のコンプレックスからくるものなのか、「モテ」において有岡くんは常に「髙木には勝てない」と思っている節があるように感じる。一番モテると思うメンバーは?などの質問にも有岡くんはいつも髙木くんの名を挙げる。バレンタインチョコを大勢の前で渡されてヒューヒューされたい願望がある有岡くんと、実際にそれをされたことがある髙木くん)

④デビューした同グループ内に山田涼介がいたから(山田くんは言わずもがな努力の天才。そしてデビュー当時から現在に至るまで絶対的な人気を誇っている。SUMMARYの綱渡りでいつも山田くんが一歩先をいくのが悔しくて早く会場入りして練習していた、自分が負けず嫌いだということにそこで気付いたと有岡くんは語っている)

⑤自分のことが好きじゃないから誰かに評価してほしい(Q. 自分好き度は? A. 30%。自分と決別したい、生まれ変わりたい。早く来世来てって感じ(笑)、っていうのは冗談だけど、そんなに好きじゃない)

こんな消費の仕方してすみませんという罪悪感もありつつも、この闇の深さというと語弊があるけど影がある感じ、みんな好きでしょ....?

「とにかく目立ちたい!!もっともっと有岡大貴を知ってもらいたい!!」と公言し、2017年のMUSIC DAY内で書いた短冊は「今日の放送でいっぱい映れますように」、ファンには「俺のこと気になったのはいつですか?ライブ、歌、テレビ…いろんなお仕事をさせてもらっているけど、興味を持ってくれたきっかけが知りたい。」と聞く。ジャニーズ大運動会2017では、「本番前に野球に出る人たちがグラウンドで練習をしていて客席からキャーキャー言われるのを見ていたら、野球に出場しない俺もやりたくなっちゃって。ちょうどみんなの練習が終わるタイミングで、もうグラウンドには誰もいないのにバッターボックスに立ち、バット3本持って素振りしました(笑)。」

こんなに承認欲求が強くて、アイドルになるため、愛されるために生まれてきた有岡くんのことを一番認めていないのは実は有岡くんなのかもしれないという不安定さ、脆さ、儚さ、みんな好きでしょ.....?*11

そして伊野尾くんは有岡くんのそういう危うさに気付いているんだろうなと思います(ここはマジで思想強オタクが過ぎるので話半分に聞いてください)。Fab-ismのメイキングでも「映り気にして開いたり閉じたりして~ほんとA型だな、だからO型らしく大雑把に生きろたまには」(※有岡くんも伊野尾くんもA型)って言うのは伊野尾くんだし、

薮くんTOKIOのお兄さんたちにも言われてたもんね、『バラエティ慣れしすぎだお前は』って」

有岡くん「いやいや慣れてるわけじゃないです、見るのも元々好きなテレビっ子なんでね」

薮くん「でも生粋のエンターテイナーだと思うよ」

有岡くん「ありがとうございます、嬉しいです!これからもいろんな番組に映り込んでいきたいなと思いますよ」

薮くん「でもたしかに、ヒルナンデスとか見てると、V(VTR)とかの大ちゃんのリアクションすごいなって思うよ」

有岡くん「V中での?VTRの中での?」

薮くん「そうそう中のワイプとかでもちゃんと表情しっかり作ってる」

有岡くん「ありがとうございます」

伊野尾くん「だって表情とか全部作ってるんでしょあれ」

有岡くん「全部作ってる」

伊野尾くん「リアクションとかも?」

有岡くん「全部眉毛とかも動き全部研究して」

伊野尾くん「へえ~」

有岡くん「こういうときはこういう眉毛、とか。全部研究してるよ」

伊野尾くん「逆に心の中では何て思ってるの?笑」

有岡くん「えっ、無です、無。」

髙木くん「やめろやめろ!笑」

薮くん「全部嘘ですよ~笑」

有岡くん「全部素直なリアクションなんで笑」(2017.7.28 ベイジャン)

 いや本当にこれを引き出してくれた伊野尾慧しか勝たんな。最後はぐらかしたけど絶対半分本当でしょうよあのマジトーン。

伊野尾くん「そういう意味では、大ちゃんって変なことしないかな。けっこうマジメ。テレビで変なことやってるのは、きっと誰かに言われてやってるんだと思う!!」

有岡くん「ちょっ、営業妨害やめて」(2020.4 Myojo)

 これとかも。有岡くんは、髙木くんとふたりでやっているラジオ(通称ベイジャン)で舞台稽古中の髙木くんが欠席した週で初めて一人ラジオをしたんだけど、そのときよくわかったようにとっても真面目です。ヒルナンデスのレギュラーに決まったときは放送禁止用語などを使わないように「アナウンサーの日本語講座」という本を買いに行ったし、「今は家でダラダラしてばっかだから、色んな場所に出掛けたい。やっぱり外に出ないとおもしろい事にも出会わないんだよ。『こんな人に声かけられて…』とか、こんな事してましたってひと盛り上がりできるくらいに常にアンテナを張ってる人にならなきゃ!」 (2018.10 Myojo)「(おうち時間で)家でダンスはできないにしても、ダンサーさんがレクチャーしてくれるレッスン動画を観て、アイソレーションとかで体を動かす練習みたいなのはやってました」(2020.12 Cancam)「(今欲しいものは刺激)お仕事でも新しい趣味でも、色んな刺激を受けて吸収したい。最近、人生で初めて落語を観に行ったんだけど、面白かったよ。話に引き込まれた。落語を自分でやりたい…とまではいかないけど、すごくトークの勉強になるなって思った」ってどこまでも貪欲で自分磨きを怠らないんです。2018年のカレンダーでは「今の自分に声をかけるなら?」の質問に 「メンバーや芸人さんに甘えすぎなんじゃない?」と自問してるし、本当にストイック。

それにちゃんと気付いてくれて、言葉にしてくれる伊野尾くんだからこそ(そしてこれは伊野尾くん自身もセルフプロデュース力の高さでここまで来た人だから)有岡くんは伊野尾くんのことを実のお兄ちゃんと話してる感覚に一番近い、お兄ちゃんを思い出すって言うんだろうな。一緒にご飯行った相手が携帯ばかり触っていたら嫌だと言う有岡くん自身が、ご飯行ったときに唯一携帯を触ってしまう相手それが伊野尾慧.....って私の推しコンビの話はいいんですよ。当エントリーは承認欲求が強い有岡くんの話なんだから。(すぐ話逸れる)

有岡くんは本当に承認欲求が強い。もし朝起きてタコ型の超生物になっていたら*12、まず友達が今まで通り接してくれるかチェックしに行くし、堀越の卒業式で自分の代にだけマスコミが来なかったことを30になってもネタにするくらい気にしています。ベイジャンで髙木くんに「有岡くんの選ぶ曲かっこいいよね」って言われたら「もっとちょうだい」と言うし、ラジオで邦楽をかけたときには「今回は変化球で邦楽も聴くんだよ、とアピールしたいと思ってね」と言う。有岡くんの選曲がファンの間でモテるプレイリストすぎると話題になっていることさえきっとわかっているんでしょうね。「JUMP妄想カレンダー」なる企画では、「(・д・)3月。とある学校の卒業式で校長先生が僕の名前を挙げる「有岡くんのような人間になりなさい」という話に生徒は聞き入る (・д・)4月。別の学校の入学式でもまた校長先生から僕の名前が挙がる。話しの中で有岡大貴の行動が称えられ一躍時の人となる(・д・)9月。各校の新学期の集会で校長先生から当然のように僕の名前が。「有岡くんは夏も頑張ってた」という話しはトップニュースに 」 (ポポロ2017.2)という驚異の承認欲求の強さを見せます。「私は褒められて伸びるタイプだと思っておりますのでみなさまに少しでも褒めていただけるようなお仕事ができていければなと思っております。」「みなさんにどのように届いてどのような反応がいただけるのかっていうのも、非常に楽しみにしております」抱負も常に、「自分がどう見られるか」が軸。そんな有岡くんが手掛けたヤバ曲3選をご紹介します。

5. 君にMellow Mellow

有岡くんが作詞に関わったRELOAD、UNION、そして初めて音源化されたソロ曲Bubble Gumについてここでは触れたいと思います。

①RELOAD

 この3曲では一番昔(年齢が若い)のもあってたまらないですねこれ。ギラッギラ。

RELOADの歌詞は、「好きな子に振り向いてほしい片想いの心情」と、「(アイドルである主人公が)自分のファンではない人をどう自分のファンにするか」のダブルミーニングになっています。なんとこれ本人発信。恐ろしい。「力を貸してMusic! Hey! DJ」という歌詞から、音楽が好きでHey!Say!JUMPに所属しDJの有岡くんが言わずもがな主人公。

「どうしたらいい?君の目に映る為に」「状況は不利 何をしたらいい?君の目線奪うために」「殻を破れ 手遅れになる前に」

いいですねぇ~(吉本荒野二度目の登場)

この曲のライブパフォーマンスで本当に「照れ隠しのハット」を被って「その笑顔にヒット」させるんだからもうずるいなんて生温い言葉じゃ片付けられないですよね。

有岡くんが自分を見つめなおすため屋久島に一人旅に出たのが2013年、RELOAD(smart)のリリースは2014年。そもそもJUMPは定期的なアルバムリリースが行えていたグループではなく、なんとこのsmartではじめて「アルバムを引っ提げたライブツアー」を組んでもらえた。当時デビュー7年目でやっと出せた3枚目のアルバム、このチャンスを逃してはいけないと思ったんだろうなというのがよくわかる、ハングリーな歌詞。

「君の目に映る」「君の目線奪う」ことを望み、目指す主人公像はファンへのメッセージで「おいっ、俺を見ろ~!隣のメンバーじゃなくて、俺だけを見て!」 (2017.9  ポポロ)って言った有岡くんらしいね。

②UNION

これは先述のやぶひかと有岡くんで組んだユニットの楽曲です。3人それぞれが自分が歌う箇所の歌詞を書いています。

 有岡くんが書いた部分の歌詞で印象的なのは、

「思い悩んでる場合じゃない 妄想はほどほどに即行動 隙を狙って奇を衒う 苦悩も成功も丸ごと混ぜるミキサー それが化ける近道さ」「奮い立たせるのは探求心」

有岡くんじゃん....(有岡くんですよ)

RELOADとこのあと紹介するBubble Gumは有岡くんのアイドルとしての信念とか思想が色濃く出た曲ですが、UNIONの有岡くんパートは「有岡大貴」の人生を描いているなと。有岡くんの「妄想はほどほどに即行動」エピソードはいくらでも出てくるし、「隙を狙って」はまさに「気がつけば目が離せない存在になっていた”と思ってほしいから頑張る。僕たちは人数が多いから、他のメンバーを好きな子にも…あわよくば的なちょっと悪い心もあったり。」と現場で他担のハートも狙いに行く有岡くんだし、「奇を衒う」はちょっとでも目立てないか常に考えていて、座右の銘は「奇天烈」の有岡くんだし(以下参照)、

光くん「BESTって変わりもん多いわ…大ちゃん以外は」

有岡くん「俺ってそうでもない?」

薮くん「普通」

有岡くん「普通って言うな」

伊野尾くん「無難」

有岡くん「もっと複雑な気持ちになる(笑)俺だって”あの人ってちょっと変わってるよね”ってところ欲しいわ」(2017.2 Wink Up)

 「苦悩も成功も丸ごと混ぜ」て笑いに変えることで化けた有岡くんなんですよ。

 

③Bubble Gum

この曲も主人公は有岡くんです。*13

この曲は「風船ガム目線」で詞が書かれているのですが、その理由が「ガムは味がしなくなったら捨てられてしまう。アイドルである自分みたいだなと思った。」これなんとまた本人発信なんですよ恐ろしい。(二度目)

「噛めば噛むほどきらめく世界へ」「退屈な時間とありふれた景色に 彩りを与える」「誰にも負けない夢を何度だって見せてあげるよ」...待ってこれ全部引用してしまう。やめよう。

もう本当に、それを前提として見るとたまらないんですこの歌詞。舐め続けたら溶けてしまうキャンディーにアイドルである自分を喩えた中島健人も天才だけど、味がしなくなったら捨てられてしまうガムに自らを喩えた有岡大貴も天才で、そしてどちらも切ない。見た目や香りといった外的特徴が選ばれるかどうかに左右する消費財

「誰にも負けない夢」とわざわざ言うあたりが負けず嫌いの有岡くんらしいですよね。音の遊び、「モテる」おしゃれさ(洗練感)、「俺を見ろ!」という気持ちが溢れ出ているダンス、甘い歌声、儚さ、「優しい」「笑顔」などの柔らかいイメージ、「有岡大貴」のすべてが詰まった一曲。それなのに当の本人は「パブリックイメージと離れすぎていないか不安だった」そんなわけないやんもう!!自信もって!!!これ以上好きにさせないで!!!

 MCで裕翔くんがこの曲のラストで有岡くんがガム踏んで「てへっ」とするところの真似をしているのを見た有岡くんが「僕の姿を覚えて帰って欲しいから!!裕翔で上書きしてほしくない!!!」と言ったエピソードが、貪欲というかなんというか、「自分を見てほしい、自分を好きになってほしい」という有岡くんが色濃く表れていてすごく好き。

6. おすすめパフォーマンス動画

有岡くんのパフォーマンスの良さはハングリー精神あふれるステージングと、一度聞いたら絶対に覚えてしまう歌声です。でもこれを公式動画の中でおすすめするのが本当に難しい。ダンスなら、OTT(OVER THE TOP)のMVメイキング、I/OのMステ、Ready GoのMステ、初紅白のカモナ(Come On A My House)、先日のMUSIC DAYでのD.D.、BANGER NIGHTのMVメイキングとMステは外せないし、歌だっておすすめしたいものしかない。Fab-ismのMVメイキングはsmash.の方がとんでもなく好きだしね...

でもまあなんとか公式動画の中から選んでみますね!

 

 最新シングル。単独初主演ドラマで掴み取ったセンター。

ただのネアカなヒーローではなくて、ネガティブな自分と戦う「ネガティブファイター」なの、宛て書きか?ってくらい有岡くんにぴったり。

そして知念くんのビジュがいいなあ(ド個人の感想)

 

有岡くんのダンスの良さが伝わる、かつビジュが良いものとなるとこれをおすすめしたい。薮くんパート「誰かが僕を作っている」で1:38に抜かれる有岡くんの表情がめちゃくちゃ癖(ヘキ)だからそこも注目してほしい。歌詞まで有岡くんにぴったりすぎて震える。

久しぶりに見たけど知念くんのビジュが良いなあ。

 

 一番布教したいけど一番布教に向いてないMVだということくらいわかっている。

でもやっぱりとにかく良いんだ見てほしいんだ、どれが有岡くんかわからないよねそうだよね、

でも大丈夫!モテそ~~~って人がいたらそれが有岡くんだよ!!(めざまし占い)

 

このMVの有岡くんの顔が好きだから顔見る用。あと声の温かさと主人公属性がわかる曲だと思う。これも久々に見たけど知念くんかっこよくない???

 

最新アルバムリード曲Fab-ism!有岡くんお菓子の家の前に立つには服がダーク寄りすぎでは?って感じだけど幼女の初恋泥棒役と思えばアリ!ビジュが良い。

このMVまじで知念くんえぐかっこいいな。

 

これも有岡くんのダンスの良さがわかる曲!あと個人的有岡くんの好きなところトップ50(多いな)には「有岡くんが骨格ストレートなところ」が確実に入るんですが、骨スト有岡くんがスーツ着たときの無敵感やばいし、サビの衣装も似合ってる。

あと知念くんの顔に雫が落ちるカットが綺麗すぎる。顔良すぎる。

 

このMVは顔映らないんですが、時間指定したところの有岡くんのソロパート激ヤバだからとりあえず聞いてください。言葉はいらない。

 

はい出ました、有岡くんの特技「流し目で焦らしてからの突然目が合う」が存分に楽しめるこちら。いのありのビジュがフェミニンに傾いてるの本当に良い....あと最初と最後の知念様は結婚。もうこれは挙式。

 

以上長々と有岡くんの魅力について語ってみました、毎度おなじみ現在19000字です。*14このはてブロだけで卒論何本分書くつもりなんや。長すぎて最後のほうですます調崩れてきましたがそれもまあご愛敬ということで。

「初めまして!今日から転校してきました、有岡大貴です。この名前、覚えておいて損はないと思うよ。いずれはこの学園で一番のモテモテになるんだから!」

2017年のBESTコーナーでのこの一言。有岡くんの「学園」は、Hey!Say!JUMPであり、ジャニーズ事務所であり、アイドル界であり、芸能界なのかもしれない。

「チャンスも夢も、何でも自分から追いかけていきたいですよね」

もう、この世のすべてが有岡くんのものになれよ。

でもそんな有岡くんは最近「後輩の育成」についてすごく考えていることが各媒体での発言からわかるし、今後のプロデュース面での目標を聞かれて「何か後輩のために力になれる事があればやりたいですし、他にも自分で何かを生み出すって事に貪欲にやっていけたらいいなとは思っています。それがHey!Say!JUMPに繋がったら、さらに幸せなこと」と答えています。自分を見てほしい、自分がやりたい自分にやらせてほしい、自分の良さを知ってほしい、とがむしゃらだった20代まで、そして30歳になった今その視線を向ける先はグループないし事務所(会社)のこれからになりつつあって。

なんだこの理想的な社会人としての成長の遂げ方は。

有岡くんがJr.時代を回顧して、「他のJr.の子が次の日仕事があるのに、自分だけないと不安になる!電話連絡が多かったから電話してるのが聞こえちゃったり、直接「おまえ、明日仕事あんの?」って探り合ったり。で、俺も呼ばれてる!良かった~ってテンションが上がってたよね」って言ってたエピソードは、

就活生かよ。ってなるしね。Jr.時代(就活生)➡デビュー~20代(20代社会人)➡30代(30代社会人)みたいな。

この有岡くん持ち前の貪欲さがこれからの事務所にどう関わっていくのかも楽しみだし、もちろん有岡くん自身がこれからもずっと貪欲であろうとする姿を見ていたいなと思うよ。

そして、なんといっても。

「実際に目の前のお客さんの歓声を聞きながらパフォーマンスをしたいという思いも強まりましたね。ほんとこの1年はね、その欲求がどんどん強まるばかりですよ。」(2021.9 SODA)

と話す有岡くんに、早くその景色を見せてあげたい。そこに私がいてもいなくてもそんなことは関係なくて、世界一好きなアイドルにはやっぱりこの世界のどこかで大歓声を浴びていてほしいんですよ。

 

はい、というわけで以上なんですが、ここまで書いた有岡くんの好きポイントを凝縮した有岡くんの初主演・プロデュース舞台「アシタを忘れないで」が東京グローブ座で開幕中です!チケットはなかなか...該当担でも厳しいものがあったし今からは難しいと思いますが、配信などあった際にはぜひ。

このブログを見て、有岡くんかっこいいな!有岡担楽しそうだな!ってちょっとでも思ってくださった方はぜひ、チャンネル登録とグッドボタン...ではなくて、ご自身の担当の写真買うついででも!ぜひぜひこちら1枚160円と大変お買い得(?)もはや実質無料(???)ですのでお手に取ってみてください!!!

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そしてもし160円じゃ足りないほど有岡くんのこと好きになっちゃったかも!という方がいらっしゃったら、ぜひ、こちらの「アシタを忘れないで」パンフレットはいかがでしょうか...?有岡プロデューサーの仕事人っぷりがかっこいい各種インタビューととにかく顔が良いビジュアルカット、舞台の構想がいつ持ちかけられてこのタイミングでこれ、この時期にあれが決まって...と「グローブ座の舞台ができるまで」を時系列で知ることができるので他G担の方にもおすすめのパンフレットになっています!参戦されない方ももちろん楽しめます!この舞台、有岡プロデューサー予算ドバドバ使ってるらしいんですが「第二弾もやりたい」ということなので、グッズ...売りたい.....(マーケター目線オタク)面白そうだから2200円出してやってもいいぞという方がいらっしゃったら泣いて喜びます、私が。

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2万字超しちゃったので今度こそ締めますね!ここまでお付き合いいただいた皆様本当にありがとうございました!夏の魔法とやらの力で全人類有岡担になりますように!!!

*1:ちなみに三田駅。絶妙に絶妙でしんどすぎて三田キャンのダイキ虚妄をする大学生オタクが多発。

*2:メンバーの薮宏太と八乙女光。Hey!Say!JUMPはメンバー8人中6人が同じ高校出身だが、有岡くんが1年のときに3年だったのが薮くん、2年だったのが光くん。体育の授業中に1年の教室に向かって「だいちゃーん」と叫ぶ薮くんとそれで恥ずかしい思いをした有岡くんのエピソードや、2年の教室に入ってきて「光くんヘアアイロン貸してくれる?」って呼ぶからヘアアイロン使ってるのが周りにバレて恥ずかしい思いをした光くんのエピソードなどは至高すぎてもはや二次元。

*3:フジテレビ系列「いただきハイジャンプ」。グループ唯一の冠番組。最近は安定して面白いので関東ローカルなのが本当に惜しいですが、放送地域の方はぜひ。

*4:これ好きすぎてありちねブログの文末にも使ったけど有岡くんはQ.グループ内で自分が何番目にアイドルだと思う? A.3番かな。Q. アイドルとして勝てないと思うメンバーは? A.山田と知念。と答えている

*5:いや今もさくらたんは貪欲なんだけど、今の彼女には詳しくないので...

*6:そのために秋元康とデートにさえ行ってましたね...彼女の貪欲さも本当にすごい

*7:有岡くんは握手会とかの機会はないけどもし握手するタイプのアイドルだったらとんでも釣り師だったと思ってる。いつだかのヒルナンでマダムとハイタッチしたまま指を組んで恋人繋ぎにして彼女の瞳をまっすぐ覗き込んで話を聞く有岡大貴を見て、そのあまりにも高いポテンシャルに震えた記憶。

*8:この時期有岡くんは二宮くんにめちゃくちゃ気に入られてて、二宮くんが太一くんから譲り受けた「幸運のコイン」もあげるほど。でもその後「有岡はいろんな人と仲がいい。俺がいなくても楽しそう」とこぼした二宮くんから有岡くんについてのエピソードはあまり聞かれなくなります笑。二宮くんも承認欲求おばけ(褒めてる)だからしょうがないね...ダイキはメンヘラ製造機(当ブログありちねエントリー参照)だからね....

*9:年齢的に真ん中の有岡くんは、まだグループの空気感が完成していなかった頃年上組と年下組との中間管理職的役割を担うことも多かった

*10:そしていろいろなエピソードを聞いていて感じるのは、このお兄さんもめちゃくちゃモテる。洋楽も伊坂幸太郎も兄の影響。

*11:某メンバーと自分を比べて「女の子の儚さ、守ってあげたい感は私のほうが勝ってるかな」と宣言した宮脇咲良さんを思い出した

*12:どんな質問項目!?となりますが、タコ型の超生物(殺せんせー)の手下のダンスボーカルグループという体で曲をリリースしたときのインタビュー。設定守ってあげられないオタクでごめん。

*13:この楽曲をはじめとしていくつもJUMPの名曲を制作されている辻村有記さんが、「(僕の曲は)ノンフィクション。もちろん、主人公は(歌っている)みなさん」とベイジャンで仰っていました

*14:このあと追記したので実際にはもっと多い