近づけばおぼろげに揺れる

君と見たいスペクタクル

Hey!Say!JUMP 29th Single ネガティブファイターの魅力を全人類に伝えたい

で、出たよ〜〜オタク特有の規模バカデカタイトル〜〜〜って思ったでしょ?違うの!いや違うとは言い切れないけど違うんだよ弁解させてほしい。

 

これははてなブログ公式Twitterに拙文を紹介していただいたときのフレーズなんだけど、どう考えても公式アカウントの紹介文として様子がおかしいのよ。(ありがたい)

私、当該エントリーで「その魅力を全人類に伝えたい」なんてひとことも言ってないのよ。(ありがたい)(本当にありがたい)

この紹介ツイートをメンションで確認したあとおもしろすぎて小一時間は笑ったんだけど、5/12に発売されたHey! Say! JUMPの2021年一発目のシングルについてのプレゼンブログを書こうと思ったときに、なかなかいいタイトルが浮かばないな~と考えて脳裏によぎったのがこれだった。

まあそんなことはどうだっていいんですよ。先述の通り、当エントリーではシングル「ネガティブファイター」をガッツリとPRしていきますよ!

 0. はじめに

今回のシングルのテーマを一言で言うならば、TikTokをターゲットにした”キャッチー”で”バズる”楽曲。

 

今回「TikTok」が大きなテーマでありターゲットである以上、このTikTokにおいて起こりやすい「単純接触効果」が(主にネガティブファイターと#502で)戦略として活用されている、というのをここに記しておく。

1. ネガティブファイター【表題曲】

まずは音の話から。初めて聴いたときから、イントロとアウトロがすごく印象的というかキタキタキタ...!感が毎回あるんだけど、発売されてからじっくりオリジナルカラオケ(インスト)を聴いたとき初めてとあることに気付いて。

 

ここの、2:51地点からがわかりやすいかな、イントロにもアウトロにも同じモチーフが使われている8拍×4のフレーズ、ひとまとまりがあるんだけど、このフレーズ、「Pa Pa Pa~」「Pu Pu Pu~」「Po Po Poto~」ってメロディが歌っている裏でずっと鳴ってるのね。私これに気付いてしまってからは聴いてても逆にパプポのほうが頭に入ってこなくなっちゃうくらい、そこに注目するとびっくりするくらいしつこくしつこく(褒めてる)このフレーズが曲を通して鳴ってることがわかる。これこそまさに先述の単純接触効果やサブリミナル効果を引き起こして、知らず知らずのうちに曲中何度も繰り返し聞かされているこのフレーズが単体でバンッと全面に出てくるアウトロが来たときにキタキタ感というか、一種の快感を得るんだよねきっと。そしてもう一度あのイントロが浴びたくなって再生してしまう。中毒性~~~!

歌詞もまた良いよね。前作Your Song同様、ネガティブになってしまっている人を無理やり立ち上がらせるでもなく強く背中を押すでもなく一緒に歩いて行こうとしてくれるスタンスの歌詞がとってもグループのカラーにも時代の潮流にも合っていると思う。

戦略の話をすると、まず、先にYoutubeのリンクを載せたけどこれだけでもすごいことだよね。Hey! Say! JUMPYoutubeにおけるMVの一部掲載解禁自体は前作Your Song、最新アルバムFab!-music speaks.-のプロモーション時にされているんだけどここまで長尺の解禁ではなかった。Youtubeに音源やMVを載せるというのはメリットも大きいけど、今まであの権利をガッチガチに守ることに心血注いできた事務所の方針からするとそぐわないというか、気が進まないものであったのだろうなという理解はできるくらいにはデメリットも多くて。そのひとつが「無料でこれだけ見られるのなら買わなくていいや」という消費者心理。今はもちろん自分で働いたお金を使って応援しているからYoutubeへの掲載の有無にかかわらず買うし、高校生の頃も【そのCDを買わないと見たい映像が見られなかったから】初回2形態購入してたけど、果たして高校生の頃の私は、もしそのとき無料でMVが見られてしまったらCDを買っていただろうか...というのはここ1.2年すごく考えるし、今まで事務所が頑なに進出してこなかったのもそこだったんだろうなあと思う。その頑なさはある視点では理にかなっているし、覆すことも難しかったと思うんだけど、昨年のwithで伊野尾くんがこう言っていた↓のを、

伊野尾くん「やっぱり『できない』で終わりにするんじゃなくて、考え方や発想を柔軟にするべきだよね。じゃあどんなことならできるかって考えていけば、今までにないことができる可能性だってある。うちの事務所って、普段ガッチガチでしょ(笑)。でもその”ガッチガチ”に揺さぶりをかけられるのも、実は今みたいな非常事態の時なんじゃないかなって。ピンチはチャンス!」with 2020.7

体現してしまったのがこちら。

2021/5/15現在1298万回再生を誇り、既存のJUMP担のみならず世間をも震わせた、「バズった」と呼んで然るべきこちら「狼青年」。

顔出してないから肖像権関係ないでしょ?CDに入るMVとは別物だから購入意欲は下げないでしょ?ーーーまさしく会社の”ガッチガチ”に揺さぶりをかけた一大プロジェクト。

キャリアも積んでメンバーの過半数が30代になり、この時点では少々無茶だったかもしれないプロモーションも「じゃあ一度やってみなさい」と任せてもらえるような立場になって、結果、大きな成果を上げてきた。間違いなくこの成功があったから、「Youtubeの効果すごいんだ...」と内部に知らしめることができた。次のシングルでもYoutube活用したい、今作はもう少し尺を長めに、カップリングのPVも欲しい、発売日前にはコメ欄開放したい、と提案しても「いいよ」と言わせしめるような、実績を得たわけですね。うっわー、THE社会人の成功サイクルでしかなくて惚れる。

そしてMV。もうこれオタクで好きじゃない人なんておらん!!!とバカデカ主語で言いたくなるような、ジャパニーズネオかわいいを体現したようなMV。ジャニーズのMVって、「これ、この人たちの顔が良いから成立してるけどめちゃくちゃ素材の良さを打ち消す調理の仕方......」みたいなのあるじゃないですか、たまに。端的に言うと「盛れてない」やつ。でもこれは違う。とにかく盛れてる。今までで一番JUMPをかわいくかっこよく撮ってやるぞという心意気を感じる。ウィークエンダーのオマージュっぽいんだけど、さらにネオかわいく進化させたようなセットも最高。同じく山田くんと有岡くんがメインだし、日テレ謎解きモノだし。これが令和のウィークエンダー

2. Try & Error【初回限定盤2 c/w】

つべこべ言う前にとりあえずこれを見てほしい。

 

4/9.10.11の3日間開催された、JUMP初の配信ライブFab!-live speaks.-の予告ティザーが放たれたときのざわつき。初日、ダンスナンバーが続いたのちアクセントダンスを挟んで、いよいよクライマックス的な曲が来るぞ、なんだなんだ、と構えていたら突如始まった完全初披露の新曲。「やってやるぞ」という闘志と覚悟がちらつく彼らの瞳に気が付けば射抜かれていた。陶酔、熱狂、止まらない心の震えを、感情の昂ぶりでままならない中みんな必死に言葉に書き綴っていたあの初日終演後のTLが忘れられない。2021年版Beat Lineだ、と言っていた人が私の他にも何人もいた。9人になって最初のシングルのカップリングであったBeat Lineは、今でこそそのセトリ出場回数の多さで疎まれさえする存在になったが、初登場の際の衝撃はすごかったと古株さんが口を揃えておっしゃっているのを幾度となく目にしてきた。それもそのはず、その当時のJUMPの楽曲の中では一番と言っていいほど難易度の高い振付に「途中で心が折れた」と話すメンバーもいたほど。人数が変わったことによって否応なくパフォーマンスやグループの方向性を見つめなおさなければならない局面にあたったとき、JUMPは、「もっとスキルを磨く=ダンスを揃える」ことを選んだ。9人になったときも、8人になったときも。

自らに課した挑戦と、見る者に向けて「今日から”これ”がHey! Say! JUMPなんだ」と見せつける覚悟と決意表明。もう不完全体だなんて言わせない。8人だって、最強なんだ。9が10-1ではないように、8は8でしかなくて、9-1じゃない。

「自分たちでJUMPをプロデュースしていけたら、もっと楽しくなるんじゃないかな。(AERA 2019.6.3)」と語っていた知念くんが「人生の監督は自分自身だろ」って歌っているのもぐっとくるし、そこで脚を蹴り上げる振付はBeat Lineのオマージュかな?というのは考えすぎだろうけど、仮にそうだとした場合、Beat Lineでは知念くんは有岡くんに手を引いてもらって蹴り上げてるのに対してTry & errorでは知念くんは誰の手も借りずに蹴り上げてるんだよね。自分たちの前に立ち塞がる壁に対して、10年前はメンバーと手を取り合って打破してきたけど今はひとりひとりがそれに立ち向かえるほど強くなった、と解釈して勝手に感動してしまった。あとこの知念くんパートのあとの突然のタランティーノがまた良い。BANGER NIGHTの「ググっても手に出来ぬ勇気」でも思ったけど、聴いている人が「え?なに今の?」となる「引っ掛かり」を作るのはすごく重要だと私は思っていて。数多のかっこいいダンスナンバーが乱れ咲くこの世界で、ただ「ふ~んかっこいい系ね~」で終わるのではなくて「え?今なんて??タランティーノ??」って流し見してた人も思わず振り向いてしまうようなインパクトを残す。そこまで計算されていたとしたら、すごいな~。

本当はこの歌詞がまさに今のHey! Say! JUMPを象徴している!!って話を歌詞引用しながらしたいところなんだけど、困ったことにこの曲の歌詞は全部今のJUMPそのものだとしか思えないから全文引用するになってしまう...ので、ま兎にも角にも上の動画のうちのスーパーエース山田涼介の眼光の鋭さを見てほしい。それがすべてを物語っているから。私と世界のみんながまだ知らないだけで、「覚悟」って単語を辞書で引いたら「Try & errorでの山田涼介の瞳に宿るもののこと」って書いてあるよ、絶対。

3. #502【通常盤 c/w】

これなんて読むと思います?みなさん。正解は「ぱぐぴーす」。かわいすぎかよ。ぱー(🖐)ぐー(✊)ぴーす(✌)の指の本数が5、0、2だからぱぐぴーす。響きも発想もかわいい。

(しれっと自担が一番盛れてるやつ貼るオタク)

これ、まず最初に全部提供アーティストさん等を発表しなかったの大正解すぎる。”謎解き”の期間をファンに与えたことによって「なんだろう?」「これなに?」っていうワクワク感を煽って、しかもオタクの深読み考察を真っ向から覆してくるという最高の展開ね。ぱぐぴーす週間、本当に楽しかったな...次どう来るかが全然読めないところも含めて。申し遅れましたがこちら、あの「ポケットからキュンです!」のひらめさんからの楽曲提供です。ポケキュン同様、メロもインストもずっとやさしい。おかゆみたいなやさしさ。
でも戦略はぜんぜんやさしくない!!!これは流行らせる気満々というか、流行らせるための戦略の打ち方がえぐい。

①サビが伊野尾慧 / 髙木雄也 /有岡大貴のワンボーカル制

以下はまだ1サビの伊野尾くんとラスサビの有岡くんしか解禁されてなかったときのツイート。

 

いのありのキャラメルボイスは国の宝だと常々思ってるけど(嵐の末ズ(二宮松本)もそうだけど、どのグループにもキャラメルボイスはいるわけじゃないからグループにとって貴重ってツイートを拝見したことがあり…)それを武器として全面に出してきていて最高ですね

DIY(有岡くん伊野尾くん髙木くんの非公式通称)の歌声って決して「消えない」んだよね。どこにいてもDIYの歌声はすぐにわかる。一度聞いたら耳に残るし、もう一度どこかで同じフレーズのその声を聞いたらあっまた出てきたこれ...!となる、これは先述したTikTok独特の「おすすめ機能による拡散」においてすごく重要な武器だと思っている。サビをまるまるひとりが歌っているから知らない人にはアイドルと気付かれないかもしれないというのは、(まあ悲しいことでもあるんだけど)有利に働くこともあるのかもしれない。

②”恋する”コード

変ハ長調ロ長調)は恋が始まるって義務教育で習わなかった?(習わんよ)これも計算だったらすごいな.....まあ計算なんだろうな........コードがもう勝ち確な上にメロディーがシンプルですぐ口ずさめるし、小学生もピアニカで弾ける。ここ大事。

③ひとつの動画内で同フレーズが3回ループする

 はい来ました今回の重要単語、「単純接触効果」。ただでさえ印象に残りやすい声質のDIYの歌声が、短時間に繰り返し流れる。動画を見てるうちに耳が慣れて、この曲に親近感を抱く。本当にこの戦略誰が考えたんだろう、気になる。(薄々わかってはいるけども)

④天下の「あざとくて何が悪いの?」全面協力

いや全面協力させたの伊野尾慧さんなんですけどね。本当にこの人はどこまで「できる社会人」なんや。

リリースの宣伝で大人気番組「あざとくて~」に出る、しかもあの伊野尾慧が、という時点でもう強いのに、なんとこの男、天下の田中みな実さんと弘中綾香さんにぱぐぴーすやらせるっていうね。わかってる.....あまりにも「わかってる」.......(全面降伏)

 

 あ~~~あざとくて何が悪いの?をバイブルとしてる陽キャJKが好きな人をぱぐぴーすで撮って、#君のことが好きだよ(なんとこれ公式発信ハッシュタグ)でさりげな告白&マウント取るムーブメント日本中で流行らないかな~~~~~(いろいろ最悪のド偏見発言)

4. Letter【通常盤 c/w】

は~~~~~みんな大好きなやつ。(すぐそれ言うじゃん)

 

なんとこちら、DECO*27さんに楽曲提供いただいた曲。「なんとこちら」とか書いたけど、お恥ずかしながら私は今回のことまでまったく存じ上げなくて。でもボカロ界隈ではレジェンド的な存在らしい。非オタの弟に「JUMPの今回のカップリング、DECO*27が書いたんだよ」って言ったらすぐ食いついて「え?まじ?聞かせてよ」って言って聞いてくれた。普段絶対そんなこと言わんやん.....DECO*27さんつよ..........

「”伝えたいこと””伝えないこと”僕の中で重なっていくんだ」っていう歌詞がもうHey! Say! JUMPへの解像度高すぎてびっくりした。

私は、私は、だけど、Hey! Say! JUMPは誰よりも何を見せて何を見せないかはっきり決まているプロアイドル集団だと思っていて、当ブログでの過去エントリ↓でも詳しく言及したけど、

 

spectacle-nina.hatenablog.com

 松兄が言うところの「(Hey! Say! JUMPは) “ああ、ちゃんと割り切ってプロとしてアイドルやってんだコイツら”っていうカッコよさがすごいな、偉いなと思ったの」がまさに的を射ていると思う(私よりもずっとずっと彼らを近くで見ている人なんだからそりゃそうだ)。RIDE ON TIMEもJUMPだけがスタッフさんに対する密着で、本当の彼らの「裏」は見せなかった。メイキングも、楽屋に固定カメラを置いてその様子をリリースするグループもある中で彼らはメイキングを「撮影」しているなと思う。本編と同じように、「メイキング」というコンテンツを収録している感じがする。過去のある一点を「苦しかった」「つらかった」とは言わない、と公言しているメンバーもいる。それが彼らの美学だと私は勝手に思っていて、そこが途轍もなく大好き。この世界にはたくさんのアイドルがいる中で、「JUMPじゃなきゃダメなんだ」と思う大きな理由がここにある。

だから、私がJUMPを愛する一番大きな理由が、このサビのフレーズに閉じ込められたのが嬉しかった。アイドルとファンの距離感や関係性も多岐にわたる時代になって、あるアイドルはホストとお客さんのようであったり、あるグループはランナーと伴走者のようであったりする中で、「ただ見てるだけでいいんだよ」って、あくまで「観客席」を用意してくれるJUMPが大好きだ。

 どんなに解釈しても、彼らのことは微塵もわかってなんかいなくて、本当の「顔」もぼんやりとしかわからなくて。アイドルは「近づけばおぼろげに揺れる」存在だから、ちょっと〇〇くんのことわかったかも!と思った瞬間に弱々しい炎みたいにゆらめいて、その確信というのは消えてなくなってしまうものだと思っているから。これがもうすべて、なんだよね。この距離こそが「希望」なのよ。もしこれ以上距離が近づいてしまえば、私みたいな解釈オタクは自己嫌悪で絶望して爆発すると思う。笑

「「絶対大丈夫」思ってるけど心のどこかで心配」もめんどくさいオタク心をわかりすぎていて、好きすぎるフレーズ。そうなんだよ。絶対大丈夫って思ってるし、こんな人間の心配には及ばないことくらいわかってるんだけど、「心のどこかで心配」になっちゃう瞬間があるんだよね。今日ちょっと疲れてたかなとか、お仕事忙しすぎないかなゆっくり寝てほしいなとか。

これを「愛」だとか「恋」だとか言いきってしまうのは簡単だけど、この「Letter」には一度も「愛」という言葉も「恋」という言葉も出てこないんだよね。そこもすっごく好き。アイドルに対する感情は、愛や恋なんて言葉ではもう片付かないもんなあ。

5. 僕らの意味を【通常盤 c/w】

 実は一番発売されてからその歌詞の深さに驚いたのがこの曲かもしれない。

「言い訳ばかりはナンセンス それ変わらぬことわかるでしょ」歌い方のテクニカルさはもちろんなんだけど、歌詞がね...そうだよね、だから「言い訳ばかり」するんじゃなくてこの制限された状況下で何ができるか考えて今日があるんだもんね....となるし、自担の「大事な事たち宝箱に詰めよう」はどうしても、よくないってわかってるんだけどどうしても、元担の「嵐を宝箱に閉じ込めたい」を思い出して勝手にウッとなる。「足掻いても藻掻いても笑わせてみせる」は人を幸せにすることを職業にしている人たちの覚悟と矜持でしかないし、なんといっても最後の「知らん未来要らん嫌いを担ぐのだから 僕らみんな楽しく在りたい」にハッとさせられる。

アイドルは「知らん未来(みらい)と要らん嫌い」を担がされる存在なんだ。

アイドルは、不確定な未来を勝手に夢見られる存在だ。もっとこうなってほしい、とか日本一のアイドルになってほしい、とかとにかく売れてほしい、とか、このグループが永遠に続いてほしい、とか。そういった願望と欲望とがまぜこぜになった、言ってしまえば知らんこっちゃない未来をその背中に背負わされているわけである。まあそれは期待の証なんだけれども.....そして「要らん嫌い」は言わずもがな、アイドルというだけで毛嫌いする人は少なくない。「狼青年」のバズり方が皮肉にもそれをまた再確認させてしまった。「要らん嫌い」は外野のみならず、内野にも買ってしまうことがある。アイドルは、そういう存在なんだ。良い悪いはここでは一旦置いておいて、現状として。「自担」は「自分が担いでいるアイドル」ではなくて、「自分の欲望を担がせているアイドル」なのかもしれないということを、真っ向からこうして突き付けられて鳥肌が立った。でもそこで終わるわけじゃなくて、「だから僕らみんな楽しく在りたい」。アイドルがそういった存在であることが変えられないのだから、「みんな楽しく在りたい」という決意なのかな。「口開けば叩かれる時代」だからこそ「遠慮なんかしてちゃ損」だ、って高らかに叫ぶ、Try & Errorにも通じるところがあるね。どちらも今、自分たちで舵を切れるようになったJUMPだからこそ歌える曲なのかもしれない。

 

いかがでしたか?(内容薄っぺらまとめブログの締めか?)

このブログを見てえっなんかHey! Say! JUMPおもしろそうだな、新曲良さげじゃんって思った方はチャンネル登録とグッドボタン....じゃなくて、ぜひ....ぜひ....お手に取っていただけると泣いて喜びます。私が。初心者に向けてなら10,000字は長すぎだよって?すみません精進します。あーーーーー今日は日曜日だなーーーーーー(バカデカボイス)え???今日中に3形態購入したら、Hey! Say! JUMP株主総会に参加できるって?????4000円弱で皆平等に参加できる株主総会なんて日本中探してもHey! Say! JUMPしかないのでは??????

なんていうのはまあ冗談にしても(半分以上本気)、このブログをきっかけにYoutube見てみようかなとか、思っていただける方がひとりでもいらっしゃったら嬉しい。本当に嬉しい。Hey! Say! JUMPのニューシングル「ネガティブファイター」、とにかくすごいから。