私の好きなアイドルの話
アイドルが、好きだ。数多のライトに照らされて、その姿はまるで内側から発光しているかのような輝きを放つ。でもその輝きは、他でもない彼ら、彼女らが自らを磨き続けて、時にはごく当たり前の人間らしい生活を犠牲にしていることで生まれている。その輝きをこうして自分勝手に享受することを私に許してくれるアイドルたちには「ありがとう」なんて言葉ではとても足りない。
聖書に「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」という言葉があるのだけれど、この「自分の命を捨てる」という言葉は文字通り自分の命を犠牲にすることとは少しニュアンスが違っていて「自分の時間を友(他者)のために捧げること」を意味している、自分の時間を割いてその人のために捧げていることこそが愛だと母校のシスターが言っていた。当時中学生だった私はこの言葉を聞いたとき、真っ先にアイドルとそのファンの存在が脳裏をよぎった。
「アイドルとはラブである。」という指原莉乃さんの言葉があるけれど、その言葉通り、アイドルとは愛なんだと思う。「自分の時間を他者のために捧げている」という聖書の解釈はアイドルそのものに思えてならないし、(私はファンという立場を武器のように振りかざす人間にはなりたくないと思っているからこの言葉が乱用されないと良いなと思うのだけれど)「自分の時間を他者のために捧げている」という解釈には、アイドルを愛するファンもまた含まれるのだと感じる。アイドルと同じ空間にいる時間だけではなくて、液晶越しにアイドルに恋焦がれる時間や言葉を選びながら彼らへの「すき」を綴ったり彼らのことを考えたりする時間も「愛」であるから。
指原莉乃さん*1は先程の発言と同会見内でこんな言葉も残していた。
自分が経験してきて、アイドルという仕事は簡単なものではなく大変なものですが、その アイドルという仕事も愛さなければならない (中略)と感じた
私は私の理想のアイドル像をHey! Say! JUMPの中に見ている。私の中ではHey! Say! JUMPこそがアイドルだと思っているけれどそれは人によって違うんだと思う。AKB48こそが真のアイドルだと思う人もいるだろうし、嵐こそがアイドルの完成形だと思っている人もいるだろう。きっと。
私の理想のアイドル像のひとつが「アイドルという仕事に矜恃を持っていること」、指原莉乃さんの言葉を借りるならば「アイドルという仕事を愛していること」。アイドルに求めることという問いの答えは、アイドルオタクが100人いれば100通りあると思うけれど私がアイドルに求めることの中で一番重要視しているのがこれだ。
そして私は、大好きなアイドルたちを生み育てたジャニーズ事務所のことも心の底から愛しているしいわゆる「ジャニーズブランド」にこの上ない執着がある。良くも悪くも。
だからたとえそれが照れ隠しであっても、「ジャニーズっぽくない」「アイドルらしくない」をプラスの意味で使って自身のアピールポイントとしているアイドルを見るとどことなく悲しくなってしまう。*2もちろんそういうアイドルもいるからこそ面白いのだけれど、私の担当にはきっとならない。
私の「アイドルである自担G」への執着は自分でも異常とも思えてしまうときがあって、「アイドルらしからぬ」を全面に押し出すような路線変更が起きると激しく動揺してしまうし、でも自担Gが供給してくれたものに対して複雑な心境を抱いてしまう自分のことが一番嫌で自己嫌悪死してしまうのだけれど最近StupidがGYAO!で配信されたときはまさにこの現象が起きて死んでいた。かっこいい曲も大好きだしBANGER NIGHTのときもそんな違和感に苦しんだりはしなかったんだけどなんだったんだろう……公開されたときはこれが両A面シングルになるんだろうなって思ってたからシングルでこの曲が出るというのに動揺したのかもしれない。結局毎日聞いているうちに好きになってきてStupidとは和解したのだけれど(和解とは)公開日に書き殴ったはてブロの下書きがまあひどい。
「寂しいから自担Gには売れてほしくない、と言うタイプのオタクのことを理解できないと思っていたけれど、世界進出なんてしなくていい、日本のアイドル、ジャニーズの中でトップを取ってくれたらそれでいい、ずっとジャニーズという既存の枠の中にいてと思ってしまう私も結局自分自身が軽蔑していたような自分のエゴに囚われて自担Gが売れることを喜べないオタクのひとりだったのかもしれない」……みたいなポエムが残されていた。怖い。数週間後のわたしからこのときのわたしに何か言葉をかけるならば、本当に落ち着いてほしい。自分が選んだ自担Gをもっと信じろ。
Stupidの唐突なGYAO!配信開始のほとぼりも冷めぬ頃、ニューシングル「Last Mermaid...」の詳細が発表されてカップリング曲の視聴が開始した。こんなオタクでごめんね……と思いながらStupidがカップリングと聞いて心底安心してしまったし、初回1のカップリングであるLove me PLZを聞いて私は電流が走ったかのような衝撃を受けた。
ここからは本当に憶測の域を出ないのだけれど、Stupidが初回2のカップリングに留まったこと、そしてこの挑戦的なシングルにLove me PLZを敢えて入れてきた(しかもメイン購入層が既存オタクであろう初回1に)ことに私はハッとしてしまった。私みたいな自分勝手なオタクがいることまでも彼らに見透かされていたような気がした。Stupidのような曲をいきなり表題に引っ提げて勝負してしまうと新規ファンもおそらく増える反面ついていけない…と思ってしまうオタクがいることも、彼らはわかっていたんだろうか。そう思えば思うほど彼らの福利厚生に感謝する一方で彼らの足を引っ張ってしまっているようで罪悪感があるし、こんなオタクの戯言なんて時には無視して突き進んでほしいという思いもあるけれど……オタク心ってほんとに複雑でわがままだね。
圭人りんが留学してからのここ2年は特に、グループ全体のスキルアップを図ったり挑戦的な楽曲が増えたりときっとグループ史を後から振り返ったときにターニングポイントとなるであろう期間なんだと思う。挑戦なくして新規ファンの増加はないだろうし、挑戦を厭わないJUMPはほんとに仕事人でかっこいい。でも「Last Mermaid...」の“異種格闘技のような5曲”を聞いていると(まだサンプルだけだけれど)どのタイプの楽曲が好きなオタクも置いていかない構成になっていてさらに舌を巻く。物心ついてからずっとアイドルが好きな人間としては、見る人全員を納得させるコンテンツなんて不可能だから……と思ってしまうけれど、Hey! Say! JUMPを見ているとこの人たちはその不可能を本気で追求してるんだろうなと思うときがある。批判されることが多いところどころ保守的なセトリもその想いの裏返しになってしまってるんだろうなとも。
松岡くんのラジオTOKIO WALKERでの「(Hey! Say! JUMPは) “ああ、ちゃんと割り切ってプロとしてアイドルやってんだコイツら”っていうカッコよさがすごいな、偉いなと思ったの」という言葉が話題を呼んでいた。「プロとしてアイドルしている」というのはどういうことか、Twitter上でいろんな方のいろんな解釈を見たけれど私はHey! Say! JUMPの「アイドルという仕事に誇りを持っているところ」、「歳を重ねても“王道のアイドル”と見られることを嫌がらないところ」、このStay Home期間中に実感することが多かったけれど「ファンのために時間を割いてくれることを厭わないところ」、そしてこの「ファン全員が満足できるコンテンツをまっすぐなほどに目指しているところ」の4つがもうプロのアイドルというほかないなと思う(怒濤の伏線回収!) 自担Gには甘いのでもうこのままだと自担Gはなまる満点じゃん……って惚気モードがスタートしてしまうからこのあたりで締めよう。
道草しかしてない冗長ブログになってしまったけれど、私が言いたいのは私の中では*3Hey! Say! JUMPこそがアイドルだしHey! Say! JUMPは9人それぞれベクトルが違うアイドル力の高い人たちの集まりだしHey! Say! JUMPは最高のアイドルだよ(号泣)(突然語彙を失う)
あとタイトルもうちょいなんとかならなかったんか。「○○さんはいつも良い文章を書くのに締め方が雑だし壊滅的にタイトルを付けるセンスがない」ってかつて母校の先生に言われたことがあるけどその通りすぎるし本当に成長してない。
あと結局現時点で今回のシングルのカップリングではLove me PLZの次に好きなのは悔しいかな(?)Stupidなので私はへいせいじゃんぷキミの思い通りだよ……次にこういうアクションがあったときはもっと純粋に喜べるように頭固いオタク精進するね……Love me PLZ入れてくれてほんとにありがとうね……欲を言えばまたプリティでキュアキュアなシングルをあと1回だけ見たいな……結局締め方がわからなくなったので最後にStupidのリンク貼っておきます。
https://gyao.yahoo.co.jp/player/11371/v00004/v0000000000000000003/
クランメリアは2020年版Masqueradeだ
1.まえがき(Masqueradeとクランメリアと歌詞深読みオタクの戯言)
唐突だけれど、Masqueradeのキラーフレーズは伊野尾慧さんの「堕ちてごらん」、それに対してクランメリアのキラーフレーズは知念侑李さんの「離さないで」だと思っている(どちらもあくまで私見)。
まずはこのMasqueradeと「堕ちてごらん」について歌詞深読みオタクの勝手な解釈を書いておこうと思う。
2016年のHey! Say! JUMPというのは(その時期に追っていない自分が語るのも恐縮だけれど)もうここから上り詰めるしかないというワクワク感があったり、より多くの人の目に触れる機会が増えた時期でもあった。今までHey! Say! JUMPに触れてこなかったお茶の間の人たちをHey! Say! JUMPという名の館に招待するよ、という意味合いもアルバム「DEAR.」をはじめとするこの時期の楽曲には込められていたんじゃないかな…とか。
「今までHey! Say! JUMPに触れてこなかったお茶の間の人たち」に対して「Hey! Say! JUMPという名の館へ招待」しているMasqueradeという楽曲の中で「堕ちてごらん」と誘惑する2016年のHey! Say! JUMP……
痺れる。
天才だ、、これだから私はアイドルソングが好きなんだ。この時期のアイドルにこれ歌わせる/歌わせたか、、!と震える瞬間が好きだ。ジャニーズ以外の楽曲についてとことん無知なのでこれはジャニーズに限る話ではないのかもしれないけれど、ジャニーズの楽曲はそのときのそのグループの状況と歌詞がリンクしていることが少なくない(と私は感じている)。それは制作サイドが意識したであろうものもあれば無意識であろうものもあると思う。そしてこれからこのMasqueradeと比較するクランメリアは、間違いなく後者だと思う。だけれども私はクランメリアを初めてフルで聞いた瞬間「これは2020年版のMasqueradeだ」と感じた、それは事実なのでその気持ちをここに書き残しておきたいと思って筆を起こした。
あとは、私自身ジャニショで耳にしたMasqueradeきっかけでHey! Say! JUMPが気になりはじめたのだけれども(それについてはHey! Say! JUMP沼に浸かって気がつけば3年経ったというお話(自己紹介) - 近づけばおぼろげに揺れるで詳しく回顧した)、
クランメリアが、あのとき私がMasqueradeを聞いたときに感じたのと同じくらい、いやもしかしたらそれ以上の衝撃を誰かに与えることのできる楽曲だと感じたからという理由もある。良曲なのになかなか地上波で披露する機会に恵まれにくい立ち位置の曲であるところも似ている(そんなところは似なくていい)。
2.Masquerade~堕ちてごらん~
先述したように2016年のHey! Say! JUMPは「注目度No.1グループ(By TOKIOカケル 2017年)」だった。Jrはこの頃KINGとPrinceを筆頭に10組戦国時代でメラメラ燃えている空気は私も感じていたが、今のアイランド社ができてからのJrの状況とは露出も知名度も全然違っていた。と思う。King & Princeもまだデビュー前だった。
「堕ちてごらん」というキラーフレーズに象徴されるようにこの曲の歌詞にはどこか余裕さえ感じられる。堕ちるかどうかはあくまでコンテンツの消費者側に委ねられているけれども、その言葉の奥には「そちらがその気になったらもう元には戻れないほどのコンテンツを用意していますよ、こちらにはその自信がありますよ」という矜恃が滲んでいるような。まさに「キラリと燃える眼差しが キミを情熱的に誘う」。
話が逸れるけれど「リアルもマボロシも混ざり合うくらいに」はアイドルという存在を体現するような歌詞だと思う。ファンからアイドルに向けられる眼差しは、きっと「リアルもマボロシも混ざり合」っていることも多いから。
ハラリと覗く恋心 僕の指先は見逃さない
本音もウラハラも絡み合うセリフに香水をしのばせて Your Heart Your Heart 奪いに来た
もう帰さない恋のマスカレード 全てを委ねてごらん 誰もが夢見るエスコート 僕なら 叶えてあげる
担降りソングじゃん……(Hey! Say! JUMPへの担降りを奨励する方)
「僕なら叶えてあげる」
うーーん、この時期のHey! Say! JUMPが歌うアイドルソングとしてあまりにも完璧。「堕ちてごらん」のソロパートを、2015~2016あたりのHey! Say! JUMPフィーバーを象徴する存在であった伊野尾慧さんが担当しているのもアツい。
でもこれから比較するクランメリアと比べるとどこかところどころに若さを感じる歌詞。
歌詞の話ばかりしていたけれどサウンドも圧巻。勢いがあるし、華やか。対してこれから書くクランメリアは、間奏に同じ系譜を感じさせつつもイントロのギターが退廃的な雰囲気を醸し出している……
ということでクランメリアの話をします。(やっと)
3.クランメリア~離さないで~
対して2020年のHey! Say! JUMP。私個人の感情は抜きにして、客観的に見てもMasquerade以降に新しくデビューしたグループやJrの活躍はめざましく、Hey! Say! JUMPからそれらのグループに担降りする人も掛け持ちを始めた人も数多く見かけた。
急激にファンの母数が減ったとかは思わないし(4大ドームツアーを成功させ、シングルも初週20万枚台を今のところキープしているので)今年はなんと言っても岡本圭人くんが帰国するので私はそこまで現状を悲観してはいないけれども、2016年にHey! Say! JUMPを取り巻いていた状況とは良くも悪くも変わってしまった。と思う。
2016年のHey! Say! JUMPのスタンスが「堕ちてごらん」だったのに対して、2020年のHey! Say! JUMPのスタンスは「離さないで」なのかと思ったとき鳥肌が立った。
「堕ちてごらん」と同じように選択権はこちらに委ねられているけれど、「離さないで」にはどこか縋るような、でもそれでいて「今目を離したら後悔するよ」という眼差しも感じられる。それはHey! Say! JUMPの矜恃である。彼らを取り巻く環境はあまりにも変わってしまったけれど、Hey! Say! JUMP自身は良い意味で何も変わっていない、のかもしれない。彼らは2016年にも増して歌もダンスもスキルアップした。気持ちが(Hey! Say! JUMPを好きになるかどうかで)揺らいでいる人に対して「堕ちてごらん」と囁いてきた2016年も、そして気持ちが(Hey! Say! JUMPから離れるかどうかで)揺らいでいる人に対して「離さないで」と呟いてきた2020年も、
選択権はあなたにある。でも、僕たちを選んでくれたら後悔はさせないから。それだけのコンテンツを用意している矜恃はあるから。
と甘いマスクの裏側に野心を滲ませて訴えかけてくる彼らについて行くしか私には選択肢がないのだ。
「特別な夜を授けよう」と誘う彼らは、「僕なら叶えてあげる」と誘ってきたあのときの彼らと軸は何も変わらないまま、大人になったまさに2020年版のMasqueradeなのではないか。
(あと急に偏差値下がる発言するとラスサビ前の間奏めっちゃMasqueradeじゃないです???)
(ここからは余談)クランメリアは男女の歌だけれど、この歌詞を勝手にアイドルと彼らを取り巻く環境に重ねて解釈するならば、
静かに降り注ぐ甚だしいくらいの無数の刃に
溢れる詭弁と涙の理由も見出せずに
淀む未来 眩む世界 バラバラになったこの心と
仄暗い痛み 嘆き 苦しみ 愛でるように
甚だしいほどの無数の刃を向けられることも多々あるアイドルが、「淀む(自分たちの)未来」も「眩む世界(芸能界)」も「バラバラになったこの心」も痛みも嘆きも苦しみも愛でよう、と歌ってくれることに私はうっとなった(重ね重ね言うけれどこれは本当に私の勝手な解釈)。
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いつにも増して長文駄文ですし自分勝手な解釈なのでここまでお付き合いいただいた方本当にありがとうございました。異論大歓迎ですのでぜひ他の解釈された方はコメントもお待ちしております。なぜか今回の記事、である調になってしまいましたが特に他意はありません。笑
FORTUNE マシュマロティントルージュの広告戦略を経営学科1年のアマチュアがちょこっと分析してみた
コーセーコスメポートさんの新コスメラインFORTUNEのCMソング「Muah Muah」がついに来たる2月26日に発売されます~~~!ドンドンパフパフ~~~~!!!
それにしても、学部1年ほんのちょっとマーケティング齧っただけの私から見てもこのコーセーコスメポートさんの広告宣伝の打ち方、言葉を選ばず言うならば力の入り方はほんとにすごかったです。FORTUNEの広告宣伝ってどこがすごかったのか、どんな効果があったのか、コーセーコスメポートさんはどれほどこのFORTUNEというコスメラインデビューに期待を込めていたのか、というところあたりをアマチュア学部生がアマチュアなりに考察してみよう!と筆を起こしました。Muah Muah発売記念の意味も込めて。
うちの大学の学部1年なんてほんと専門的なことはさわりしかやっていないですし、経営学科の人間による分析というよりは、あくまでこれは他の人と比べてちょこっとマーケティングとか広告戦略考察が好きなオタクのブログと思って読んでいただけると幸いです……同学部の先輩方や経営のスペシャリストさんから見るとこのブログは至るところにおいて詰めが甘いと思うので。
1.コーセーコスメポート「FORTUNE」キャンペーンは具体的にどこが異例だったのか
今回のFORTUNEリリースに伴い、コーセーコスメポートさんは大きく3つのキャンペーンを行いました。
①SHIBUYA TSUTAYAでのトライアルイベント
②渋谷駅構内巨大広告
③購入者の中から抽選で200名にオリジナルリップケース(Hey! Say! JUMPの写真入り)が当たるマストバイキャンペーン
マストバイキャンペーンは広告において鉄板戦略なので、私が注目したいのは①と②です。
①SHIBUYA TSUTAYAでのトライアルイベント
コーセーコスメポートさんが「トライアルイベント」と題してその商品が販売されていない会場に特設コーナーを設け、商品をタッチアップできるイベントを行ったのはコーセーコスメポートさんの歴史を遡ってもこれが初めてのことだそうです。
え、やばくない????
もう1回言いますね。これはコーセーコスメポートさんが会社としても初めて行ったキャンペーン、つまり初めて使用した広告方法であり、以後コーセーコスメポートさんがこの製品であれ他製品であれ広告戦略を考える際に参考にされるであろう「コーセーコスメポート初の大規模トライアルイベントの際のデータ」となるのが今回のFORTUNEキャンペーンだったわけです。私の拙い文章で伝わるかわかりませんが、FORTUNEキャンペーンがどれだけコーセーコスメポートさんの期待を背負っているかというのがここからだけでもわかります。今まで会社として使ったことのない広告方法を使用することには大きな勇気が要ることですし、リスクも少なからず考えられます。これは社会人経験のあるJUMP担さんの方であればより実感が湧くかと思います。
「初めては、一度きり。」*1その一度きりの初めてをFORTUNEで、と選んでくださった方には頭が上がらないです。
あと調べを進めていくとSHIBUYA TSUTAYAで 店内で販売していないコスメのPRイベントを行うこと自体もこのFORTUNEが初めてだった……(震) FORTUNEこわい。まんじゅうこわい。(ありがとうございます)
②渋谷駅構内巨大広告
駅構内巨大広告、JUMP担の中でも驚きと感動を呼んで話題になりましたよね。とはいえ、わりとよくある広告戦略では??と思われる方もいらっしゃると思います。私もそう思っていました、あることを知ってしまうまでは……
コーセーコスメポートさんが渋谷駅構内に巨大広告を出したのは、2017年9月の「ジュレーム」キャンペーンに次いで二度目のこと。
松本潤さん 相葉雅紀さんの等身大・特大広告登場! 「#たすけてジュレーム」プレゼントキャンペーン実施 | コーセーコスメポート株式会社のプレスリリース
いや……いやいや……え……震えが止まらないよ、天下の嵐の松本潤さんと相葉雅紀さんのジュレーム、の次例なの我が軍????えっやばくない?????????
ジュレームと同規模のムーブメントが想定されているのかななどと勝手に推測して、身が引き締まる思いです……
2.「FORTUNE」キャンペーンの反響分析
さて、ここからが本題です。FORTUNEのキャンペーンには一体どれだけの反響があったのか、こんな何も知りようがない大学生でも知ることができる範囲でこれだけのことがわかるんだよ、というお話。誰でも見られるサイトでわかってしまう事柄、企業の方が見てないわけが…ないですよね。というわけでちょこっとだけですがデータを見ていきます。
こちらはGoogleトレンドというサイトです。ご存知の方も少なくないかもしれない。検索窓に検索ワードを入力すると、検索数や多く検索された場所などが一目でわかってしまいます。Google トレンド
ほんとは「マシュマロティントルージュ」という検索ワードで分析したかったんですけどなぜかこのワードではヒットしなかったので、こちらの「フォーチュン リップ」で検索した結果を見ていきます。
こちらは関連トピック。「フォーチュン リップ ◯◯」などと検索された場合の◯◯によく入っていたワード、つまりは「フォーチュン リップ」と一緒に検索されたワードのランキングです。
うーーん概ねどれも納得のワードですね、、FORTUNEは取り扱い店舗が限られているため「買いたいのにどこにもない」状況が少なからず発生していましたし、「店」「マツモトキヨシ」「販売」はその関連ではないかと推測できます。*2
個人的に気になるのが人気ランキングの2位に入っている「Hey! Say!」……これは私の推測ですがJUMP担って「Hey! Say! 顔良すぎJUMP」とか「Hey! Say! 距離感おかしいJUMP」とか言いがちじゃないですか(私も言います)たぶんそれじゃないかなと、、いやただの憶測ですけど。だとしたらもったいないな~とかちょっとした悔しさを感じますね、、こちらの「関連トピック」でCM起用したタレント名が上に来るほど「そのタレントを起用したことを理由にこの顧客は購入したんだ」ということが企業側に伝わりやすくなるので、もし私の推測通りの理由で「Hey! Say! JUMP」よりも「Hey! Say!」の方が上に来ているもしくはバラけているなら悔しいなとか。でもまあこれでも十分に企業側に伝わるとは思うんですけどね、、
「Hey! Say!」2位ランクインに関しては「Hey! Say! JUMP」と最後まで打たずとも予測変換で出てきてしまうから途中までしか打たない人が多いとか、もしくはスペースの入れ方とか?の理由かもしれないですし、ここはほんとに私の独り言です。
こちらは「フォーチュン リップ」がどこでより多く検索されたのかというデータですね。1位は愛知。……そう、JUMP担のあなた、心当たりは1つしかありませんね??
Hey!Say!JUMP LIVE TOUR PARADE ナゴヤドーム公演 (もどりたい……)
FORTUNE発売された直後のコンサートが名古屋でした。MCでもメンバーがFORTUNEのリップをオススメしてくれていました。(もどりたい……)
「オタクみんな考えること同じ」が立証された瞬間ですね。こうやって見るとGoogleトレンドのデータめちゃくちゃ面白くないですか???私だけ???
……本当は、他Gの同時期に解禁されたCMや、FORTUNEと同カテゴライズされるような他Gの化粧品CMとの比較なども行ったのですが非常に角が立ちそうな内容なのと、どちらの場合も同条件比較ができないため公の場に掲載するのはやめておきます。気になる方はぜひGoogleトレンドで調べてみてください(比較機能もあるので)。
と、いうことでMuah Muah発売に先立ちましてFORTUNEの広告戦略と効果をゆるっとですがまとめてみました。はてブロでさえ締め方がわからないんだから大学のレポートも雑オブ雑な結論しか書けないわけだなと今ここで気付いたので今年の目標にします。何の話。ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
いちご姫たちの王子鑑賞会にひとり有岡担がお邪魔してきた(記憶屋応援上映備忘録)
記憶屋公式から、応援上映を行うという情報が発表されたのは1月28日のこと。
発表のツイートを見て、「行きたい!!!!」と強く思った。
私は山田担*1が大好きだ。山田くんの顔が映った瞬間ドームを揺らすJUMP担の黄色い声が大好きだ。もはや山田担担かもしれない。
山田くんの主演映画の応援上映。山田担が思う存分山田くん(遼一くん)にキャーキャー言うことを合法的に許されている山田担だらけの空間。
え、行くしかなくない?????その空間、絶対に生で体感したい。
チケット販売開始の0時を待って公式サイトに張り付いていたもののチキンなので4連の隣とかは取る勇気がなく、なんとなくおひとり様と思われる方の隣の席を確保した。
当日。今日はコンサートだったっけ??と思うほど浮かれている自分がいた。ワクワクドキドキソワソワ。応援上映自体はじめてだし、山田担だらけの空間に行くのも緊張する(??)
気持ちが昂りすぎた限界オタク、普段は面倒臭いので作らない涙袋とやらを作ってしまったし(先日のツアーでさえ作らなかったのに)ポイントメイクは全部赤で統一した。リップはもちろんマシュマロティントルージュのベルベットレッド。女の子って本当に楽しい(cv.河北麻友子)
明日は記憶屋応援上映に行くんですが、ペンライトをジョッキかウルぷぅかキンブレかで非常に迷っている。(SorLは受験生で行けなかったため持ってない)JUMP現場的にはキンブレはタブーだけど応援上映だし赤であればいいのかなとかジョッキとかウルぷぅ振って記憶屋見るのはシュールかなとか。悩む……
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月4日
ペンライトは迷った末にウルぷぅとキンブレを持っていくことにした。
新宿ピカデリーに着いて、パウダールームでリップ直してたら隣の方もマシュマロティントルージュの01使ってて、で、ですよね~~🙌🙌とハイタッチしたい衝動に駆られた。けどさすがに不審者なのでやめた。
上映前、バッタバタで席に向かうとこんなこともあったけど、神対応いただいてほんとどこかでお姉さんにまたお礼が言いたいくらい……
映画始まる前にポップコーン持って入口から入ってたら赤いメゾンドフルール持った女の子が後ろから走ってきて激突されてポップコーンが落ちて、あ~まあしょうがないよねと思ってたら(その子は走り去って行ったけど)後ろからお姉さんがサッと来て塩のMサイズですか?って聞いてくださって→
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
はい、って答えたらトランシーバーで「7階スクリーン○にポップコーン塩のMサイズ1つお願いします」って連絡してササッと落ちたポップコーンを掃いて「お座席番号教えていただけますか、お届けするので」って言ってくださったときはマジで惚れた。お姉さんイケメン……新宿ピカデリー神……(語彙力)
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
そうしてなんやかんやあった後()会場に入ると松竹の方からリーフレット(公式ツイッターに上がっていたもの)とタンバリンが配布されました。
タンバリン配布されたんだけどwww pic.twitter.com/DQwl0aOZsp
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
もうこの時点でだいぶ面白い。ちなみにタンバリンの色は選べたんだけど赤からなくなっていってたので私は黄色を貸していただきました。ギリギリで生きすぎて記憶屋キンブレ借りる余裕がなかったのは心残りです。
席に着いて隣の席のおひとりでいらっしゃっていた方にご挨拶すると、とても気さくな山田担さんで(記憶屋は10回以上見たとか。すごい。)お話も合って終演後もご一緒に行動させていただきました。素敵な出会い☺️またいつかどこかでお会いできますように。
開演時間になり、前説のお姉さんが中央に登場。*2
前説のお姉さん「ではみなさんお持ちの応援グッズを出してください~☺️わあいろんな山田さんがいますねえ~~~☺️☺️☺️」
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
前説のお姉さんはいちご姫()の扱いがプロで、「これから2時間山田さんとずっと目が合いますから生きて帰ってきてくださいね~~~~☺️☺️☺️」って言われたときはさすがにオタクに理解がありすぎでは???となった #記憶屋
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
いちご姫半端ないって!!本人いないのに「山田くんプロポーズして♡」って手作りうちわ作ってくるしそれで前説のお姉さんに認知(認知?)貰ってるもん!!そんなんできひんやん普通!!!そんなんできる??言っといてや、できるんやったら!!
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
お姉さん「山田さんにプロポーズしてほしい方がいらっしゃいますね~☺️」
「キンブレも、“赤以外は絶対許さない🔥🔥🔥”とかじゃなくお好きな色でお楽しみくださいね~!」って言ってくださって、オタクに理解がありすぎる……リスクヘッジが完璧……と感動さえ覚えました。
お姉さんが「応援上映この作品がはじめてだよっていう方~!」「応援上映経験者だよって方~!」と呼びかけたあと、応援上映経験者に対して「何の作品の応援上映に参加されましたかー?」って聞いたら最前の子が「ピーチガール!!」ってすかさず答えてくれて思わず心の中で拍手したよね。その答え大正解すぎる。
お姉さんから「では発声練習といたしまして山田さんの役名、吉森遼一の名前を叫んでみましょう☺️せーの、で『 りょういち~!』でお願いします」と呼びかけいただいたときに隣の山田担さんがぼそっと「遼ちゃんがいい」とおっしゃったのが面白かったです。
会場全員で「りょういち~!❤️」コールで会場が温まったところで本編がスタート。
松竹カットの時点で既に「富士山~!」「松竹ありがと~~~!」と大盛り上がり。いやいやいちご姫強いって。早いよ。まだ始まってないよ映画。
一番最初に山田くんが映った瞬間、
「キャーーーーーーーーー」(フォント59万)
「顔が良い!!!!!」
「かわいい!!!!!!!!!」
……ここは東京ドームだったか?????
(本人不在)(チェックシャツの遼一がパソコン見てるだけのカット)
以下、印象深かったオタクの声出しを備忘録として書いておきます。ネタバレを含むのでまだ記憶屋見てない方はUターンをオススメします。
遼一くん「記憶屋は記憶を……食べる……??」
オタク「食べるよーーーー!!!」
遼一の待ち受け写真(杏子とのツーショ)を見たオタク 「ジェラシーーーー!!!!!!」
このあともポイントポイントで「ジェラシー!」って言うジェラシー職人がいて笑いました。オタク最高。
真希が遼一を起こすシーン
オタク「顔近いよ😡😡」
遼一くんの寝顔カット「キャーーーーーーーーーッッッッッ」(いちご姫の戦力発動)
「まつげなっっが!!!!」「か゛わ゛い゛い゛」
会場に鳴り響くタンバリン。
タイトルカット「記憶屋」
再びタンバリンを必死に鳴らすオタク。
遼一くん「おはよう」
オタク「おはよーーー!!!!!」
これ、映画中遼一が挨拶するたびに起きててマジウケだった。
デジタルの時代、ボタンひとつで消えちゃうもんね(ニュアンス)って真希が言ったあと
遼一くん「じゃろ?だからアナログにしてみた(写真ジャーン)」
オタク「かわいいーーーー!!!!(フォント59億)」
オタク「私にも1セットくださーーーーーい!!!!!!!」
オタク「温泉行ってるやんけ!!!!!!!!!!!」よく気付いたな……温泉……😇😇
高原さんのファーストカット
「ロングコートが似合う!!!!」
高原さんと遼一くんが出会う(?)講義のシーン
オタク「こんなイケメンと授業受けたい!!!!!!」
わかる。
遼一くんが、高原さんと記憶屋の話をしたいので真希に先に帰っててくれと言うシーン
オタク「一緒に帰りたーーーい!」
わかる。これは真希ちゃん目線だったのかオタクの私欲だったのか。
そ!し!て!!プロポーズシーンですよ!!!!!!!!!!!
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
はい出ましたこの日の最高記録。59億デシベルですこれは。ブンブン振り回される赤のキンブレ赤のウルぷぅたいまつ色とりどりのタンバリン。
遼一くん「ぜったい幸せにするけえ」
オタク「幸せになりまーーーす!!!」
遼一くん「結婚してください」
息ぴったりの会場「いいよーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
オタク最高……(2回目)
遼一が広島行って帰ってきて部屋に戻るとき真希も普通に一緒に部屋に入ってきたので
オタク「何平然と部屋入ってきてんの??(ꐦ°᷄д°᷅)」
これめっちゃ笑った。たしかに。
後半のシリアスシーンは前半の騒がしさはどこへってほどみなさん見入ってたのも素晴らしい上映会だった。
でも杏子が載った被害者リストを遼一が受け取る瞬間だけはまた会場がひとつになって、
「見ちゃダメーーーーーー!!!!」
と絶叫。
そしてエンディング。 ラストシーンで「はじまっちゃったよおおおおおおお」って叫んだオタクは誰ですか一緒に飲みたい。(ノンアルコール)
そして主題歌、時代の曲中ゆっくりと揺れる赤いウルぷぅたいまつとキンブレ。シャン……シャン……とゆっくり控えめに鳴るタンバリン。ラスサビ「~生まれ変わって歩き出すよ」でシャラシャラシャラ~とタンバリン鳴らすオタクたち。「平川監督ありがと~~!」の掛け声。閉幕後、また拍手が。
9割備忘録で大した面白みもないエントリーですが(ピカデリーのオタクたちは最高に面白かったです)少しでも現場の空気感が伝われば幸いです!今回、平日夜とはいえイベントなのに空席がかなりあって悲しかったのでJUMP出演映画でまたこういった機会があったらぜひあなたも一緒に参加しませんか!?私は今回で完全に応援上映のトリコになったのでまた行きます絶対に。笑
おまけ
終演後、石塚プロデューサーが1階にいらっしゃるという情報をTwitterで拝見していたのでほ、ほんとに……!?と思いながら1階へ行くと、また入口付近の寒いところにいらっしゃって驚きました。
その後、プロデューサーのご厚意でご一緒に集合写真を撮らせていただきました~!❤️(もちろん初対面のJUMP担さんたち)
ツーショット撮っていただいてる方もいらっしゃいましたがチキンなので(2回目)さすがにその勇気はなかった……🤦♀️🤦♀️
お話もできて幸せでした。山田くんにオファー&事務所とのスケジュール調整が始まったのはクランクインの半年ほど前と聞いて、お仕事って私が思っていたよりも急に決まるものなんだなあとか。
ツイッターにプロデューサーのお写真を載せたらご本人からリプライをいただいて心臓バックバクでした。すぐにスクリーンショット撮りました(笑)一生の思い出です。
石塚プロデューサー(@rogi3rogi)にお持ちいただいたウルぷぅたいまつ(Hey! Say! JUMPのペンライト)私のものだったんですけど本当にありがとうございました……家宝にします……😭✨ #記憶屋 pic.twitter.com/Si4khmtmPi
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
え!!あっ上映中声出しされてた男性は別の方だったんですねごめんなさい😂🙇♀️男性にも愛されている映画なのだなあと嬉しい気持ちになりました。
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
今日はお話できて本当に幸せでした。もちろん映画自体も私ごときの語彙力では語り尽くせないほど素晴らしく、大好きな映画がまたひとつ増えました。
おいしいチキンを目指して日々精進して生きていきます🙋♀️🙋♀️(雲の上の方からのリプライに震えてる) https://t.co/J4kYxgmmst
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
アカウント名「チキン」に変えようかな……(落ち着け)
— にな (@spectacle_D_A_) 2020年2月5日
*1:Hey! Say! JUMP山田涼介くんのファンのこと。当エントリーでは愛を込めていちご姫と呼ばせていただきます
*2:完全に余談なんですけど、配給会社や映画館の依頼を受けて応援上映を盛り上げる会社っていうのがあるんですね。今回はじめて知りました。いろんなお仕事があるなあ。
Hey! Say! JUMP沼に浸かって気がつけば3年経ったというお話(自己紹介)
ついに私もはてなブログに手を出してしまった。
このエントリーは本当にタイトルの通り、「Hey! Say! JUMP沼に浸かってから気付いてたら3年経ってたなあ」って内容です。私の軽い自己紹介とこれまでのオタク歴、そしてとある嵐担(ジャニオタではなく嵐ファン)がHey! Say! JUMPにハマるまでの記憶を記録に残しておこうと思います。もう3年も前なのであやふやなところもありますが悪しからず。
まず、私は未満都市*1堕ちの潤担の母(子育て中はゆる茶の間だったらしいけれどまあ歴は長い方だと思う。ちなみにHey! Say! JUMPで一番好きな顔は髙木くん。潤担が髙木くんにハマる理由はまあちょっとわかる笑)、西武園ゆうえんちのイベント*2にも行っておりSMAPを最初から最後まで見届けた草彅くんファン、現在地図オタの叔母(木村くんのファンだったが結婚相手のことを未だに「あの女だけは無理」などと宣い*3、結婚したタイミングで木村くんから草彅くんに担降りしたらしい。ちなみにHey! Say! JUMPで一番好きな顔は薮くん。草彅くんの顔が好きな人が薮くんの顔好きなのはまあちょっとわからんでもないけれど*4そうなってくるとなぜ木村くんのファンだったのかが謎。でも叔母のメアドは未だに〘 Takuya.◯◯(叔母の名前)@~〙です。)に囲まれ、ジャニオタ英才教育を受けて育ちました(?)物心ついた頃には嵐がそばにいた感じ。でも嵐好き!!って気持ちを親関係なく私自身の意志で持ち始めたのは風景くらいかなと思います。
ある日のしやがれを母と見てたときに「◯◯は誰が好きなの??」って初めて聞かれて、「(頭が良いから)翔くんかなあ」って答えてからあっ私翔くん好きなんだって自覚した感じ。翔くんの好きなところはたくさんありますが全部後付けのような気さえしてます。有岡くんに落ちたときもそうだったけど私が担当を選ぶときってほぼフィーリング(cv.松本潤)で深い理由も他のオタクがよく語るようなロマンティックな「落ちた瞬間」も皆無なんですよね。グループを先に好きになり、このグループの中だと誰が好きかなあこの人かな、と特に何も考えずに呟いた人のことを、その人を意識してしまった途端どんどん好きになるんですよね。だからきっとあのとき「ニノかなあ」って答えてたら私はニノ担だったしcarnivalのDVDを見ながら「担当にするなら山田くんかも」って言ってたら山田担だったんだと思う。それくらい自担Gのメンバー全員のことわりとフラットに好きな人間です。オタクしてると嬉しいことも勝手にこちらが悲しい思いをすることもありますが、その対象が担当か担当じゃないかというのは私はあまり考えたことがなくて、自担だろうと他メンだろうと関係なく嬉しいことがあったらめちゃくちゃ喜ぶし悲しいことがあったらめちゃくちゃ悲しむし……そこに誰担かは関係なくない??と思ってるオタクです。この世で一番嫌いな言葉は「他担には関係ないでしょ」です。(各方面から石が投げられそうな発言)(話が大幅に逸れた)
私のコンサート初参戦は2012年のPopcorn。(コンサートではない現場初参戦は第1回ワクワク学校)
3つ歳下の弟が親子席申し込める最後の歳ということで親子席4連一家総出参戦したのをよく覚えています。当時私が小6、弟が小3だったけれど2人でポップコーンマンのコスプレ(母お手製)を着せられた思い出。
そしてたぶん翔くんが見てくれた(気がする)。*5
それまでもコンサートのためにちょいちょい留守番させられてはいたんですが、私と弟があの歳になるまでちゃんと自分の趣味の領域に子供を付き合わせなかった母は偉いな~と今振り返ると思いますね。また話が逸れた。
リリカルアイドル櫻井翔さんに価値観の7割影響受けたのと、嵐担時代に歌詞の意味を深く深く考察される方のブログを読むのが好きだったのとで嵐の楽曲の歌詞/rap詞について語れと言われたら今でも永遠に語れますしJUMP担となった今も自担Gの楽曲の歌詞においては深読みしがちです 。嵐のrap詞に関しては相手はあの櫻井翔さんですからね……彼のrap詞を考察していくと日本の神話(翔くん日本神話好きよねほんとにね!)から中学で学ぶような英単語の意外な別の意味や英熟語表現に至るまでほんとに勉強になります。だからすぐ話が逸れる。
そんな嵐担がどうしてHey! Say! JUMPに堕ちたのかというお話をします。
時は遡ること2015年。嵐のワクワク学校にHey! Say! JUMPが生徒として参加するという情報が発表されたとき、オタク仲間だった大野担(当時)の後輩と「はあ??信じられないんだけど何あれ???」と部活前に弁当食べながら話題にしてた。私は最初に「Hey! Say! JUMPがワクワクの生徒に付く」と聞いてパッと浮かんだHey! Say! JUMPのイメージはああ2007のバレーでデビューしたUltra Music Powerのところね……翔くんと一緒に男闘呼組歌ってた*6赤い衣装の人数多いグループね……くらいの印象でしたほんとに。嵐以外のグループをびっくりするくらい知らなかった。セクシーゾーンが5人から3人にされて5人に戻ったこととかは知ってたけど。まだこの頃は“ジャニオタ”じゃなくて嵐ファンだったんだろうな~と思います。
まあ2015年のワクワクは安定の落選でしたので特にHey! Say! JUMPが気になったとかそういうことは起きませんでした(ごめん)でも24時間テレビをはじめとする嵐との共演が一気に増え、Hey! Say! JUMPのメンバーをひとりひとりきちんと認識し、私の中でUltra Music Power(と強いて言うなら山田くんの金田一)(なお金田一は見ていませんでした)で時が止まっていた彼らのイメージがきちんと2015年バージョンに更新されたのはすごく大きかったと思いますね。でも24時間テレビの生放送のときはめっちゃ滑るなこの人ら(ごめん)って思ったし(これ、興味深いのが自分が嵐担だったときは「嵐がボール投げたんだからちゃんと受け取ってくれよ」と思ってたけどJUMP担の今見返すと「嵐ももうちょっとうまくフォローしてあげたらいいのに」と思うんですよねこの回。我ながらオタクって身勝手だなあと思います……)いい印象はそんなになかったかもしれない……。伊野尾くんのこともすっかり常識と礼儀がなってない後輩だと勘違いしていたので……今思うとそんなわけないだろうがと5年前の自分を殴りに行きたいです。
あれだけ嵐との絡みだったり露出があった2015年でさえ彼らに靡きもしなかったのは、まあ宮城*7に行ったり特に嵐担楽し~~!ってなってた時期だからというのもあります。でもこの時期から自分の中で大きく変わったことがあります。大型歌番組のとき、嵐以外を見るようになった、残すようになった。このあたりから“嵐ファン”からジャニオタになっていった気がします。他Gの新曲が大体わかるようになり、カウコンもすごく楽しかったです。あと今思うとHey! Say! JUMPの「サンタが街へやってくる」が好きで母親に隠れて何回も見ていたのでもうこの頃から内心気になっていたのかもしれません。
2016年に入ると、私が通っていたちっちゃな女子校でさえ、周りの嵐担による大量の担降り&掛け持ちラッシュが始まりました。Hey! Say! JUMPフィーバーが起きてた。私は相当な捻くれ者なので(自覚あり)、周りがどれだけ降りようと私だけは絶対に掛け持ちor担降りなんてするもんか、私は百年先も嵐に愛を誓うんだと強く思っていました。痛い。痛すぎる。そしてお前2年後にはHey! Say! JUMP1本だよと言いたくなります。
2016年のHey! Say! JUMPは外野だったけれどよく印象に残っています。勢いあるなあ!!ってひたすらに思ってました。ツイッターで「帝王翔」で検索するのが好きだったんですけどいつからか、帝王と検索欄に入れるとサジェストで「帝王翔」より「帝王薮」の方が上に出るようになってそれがすごくJUMPの勢いを感じて悔しかった。「翔くん」で検索かけると裕翔くんのツイートばかりヒットするのも悔しかった。(悔しがるポイントが独特)
MステのI seek回のマジサンも楽しく見ました。嵐のカメラアピール集が特集でしたがあのときのワイプの嵐×JUMPの男子校感最高でした。私は記憶にないんですけど母親の証言によるとこのとき「有岡くんなんか茶髪のほうが良かったね」と言っていたらしい。なにそれww担当選ぶとき深く考えてないなどとほざきながら、JUMP担でもないときから茶髪の有岡くんが好みだったのかな??wwまあ私は翔くんも茶髪襟足党だったのでね……(家族ゲーム→LOVE→ビタスイMステあたりのビジュアルは最強。)
27時間テレビはね~当時キスブサを毎週見てたのでその部分だけ(!)録ってたのにわりとJUMP担になる直前あたりに消したんですよね!!!なぜ!!!(頭を抱える)(後述します)でもキスブサ27時間テレビスペシャル見てて、有岡くんのターンが終わって総ツッコミになったとき「え??普通に意味わかるよね??私わかったよ??」って思ってました……ここまで書いてるとどう考えてもJUMPに降りたら有岡担一択だっただろと思いつつ、実際降りるとマジで担当迷ったのでオタク人生どうなるかわからない。
そして2016年一番の衝撃が走ったのはギミラです。ドラマカインとアベルを見ていたんですけどドラマの最後に流れるギミラが好きすぎて!!!絶対Mステ出たら見ようと思ってたのに全然Mステ出ないし!!!仕方なく(?)ギミラが流れるよくわからんエンディング映像をただただ見てましたww よく考えるとあのエンディング映像謎。
Mステ早めに出たら良かったのにと未だに思いつつ、Mステ(通常回)がなかったからこそ、Hey! Say! JUMPの冠番組いただきハイジャンプでギミラやるらしいという情報を知っていただきハイジャンプを毎週録画始めた他G担がここにいるのである意味正解(???)これ、JUMP担となった今ではびっくりなんですけど、他G担であった当時は子供企画が一番好きでしたwww子供企画があったから、年末のスペシャルも予約したしリアタイしました(もう好きじゃん) (お前半年後には子供企画に文句言ったり番組公式ホームページに苦言送ったりしてるよ)
年末の大型歌番組はギミラ祭りで狂喜乱舞してました。シンプルに楽曲が好きだったんですこの頃はまだ(大声)(だって、最寄り駅の駅前で小さい女の子がギミラ口ずさんでてほんとに悔しかったんです……勢い……)
2016から2017のカウコンでのHey! Say! JUMP10周年メドレーもしっかり見てました。ギミラ好きだったんだもん(何回言うの)
こんな具合にちょっとずつ気になっていってた上で迎えた2017年ハッピーニューイヤー。
でも年始すぐにレコーダーが壊れました。一発で壊れてくれたらまだ良かった(良くない)のに変に息絶えだえだったので母親がヒステリックになり容量を開けろ!と言うので大量のニノさん(ここに山田くん回も有岡くん回もあった)、2016年末のいただきハイジャンプスペシャル、27時間テレビのキスブサスペシャルと視聴済みのいたジャン全部消しちゃったんですよね……他Gだからと思って……キーーーッ(ハンカチを噛む)
忘れもしない1月24日、翔くんの誕生日前日、ジャニショに嵐の写真を買いに行ったんですよ。そしたらジャニショでHey! Say! JUMPのMasqueradeが流れてまして。DEARリリース当時はこのタイトルを聞いて「はあ???なにこのモロパクリタイトル😡😡」って思ってました(ごめんなさいJUMP。とんでもない言いがかりすぎる。)が、曲を聞いたのはこのときが初めてで。衝撃だったんですよ。ギミラ以上の衝撃。なにこれ。めっちゃ好きなんだけど。
1日経ってもたった1回聞いただけのその曲が頭から離れず、近所のGEOでHey! Say! JUMPのDEAR.(通常盤)をレンタルしました。これがおそらくすべてのはじまり。これが1月25日、翔くんの誕生日。今まで嵐以外のグループのCDを聞くなんてことはなかったし、浮気してるみたいですごく罪悪感があった。
で、まあお察しの通りDEAR.がめちゃくちゃに好きだったんですよ()でも掛け持ちはしない、しないぞ……と思っていたのでそれ以上広げずにDEAR.だけをひたすらに聞いてました。
ちなみにこのときは愛のシュビドゥバが1推しでした。DEAR.しか聞いてないのにメンバーの声聞き分けられるくらいにはもうなってた。()
そして2月24日。ツイッターで、今日のMステとバズリズムにHey! Say! JUMPが出るらしいことを知り、低画質で予約。
どうせ見るんだし、見て消せばいいしくらいに思ってた。もう予約してる時点で好きなんだよ!!!潔く認めて高画質で録れよ!!!!と言いたくなりますねほんとにね。で、まあその日は1回Mステを見たくらいで就寝。
寝て起きたら大変なことが起きていた。今まで噂程度の話はあってもガッツリ週刊誌にカプネタが出たことがなかった当時の自担、櫻井翔さんの週刊誌報道。今同じことが自担で起きてもたぶんノーダメージですが、当時はいかんせん若かったし夢女だったし「初恋は翔くん♡」とか平気で言うような痛オタだった。もうダメージどころの騒ぎじゃなかった。情報リテラシーも皆無だったからツーショットが載った週刊誌を買った。
バカなのかな????????
私がいまソースソースうるさいのはこのときの自分の反省が大きいです。ツイッターで週刊誌ついでにどんどん出てくるありもしないデマにいちいち騙されわざわざ傷つき、土曜第一報だったけれど日曜とかマジ廃人だったし月曜の学校なんて行ってられないと思いましたが皆勤だったので翔くんのジャニショの写真入れたフォルダを持って学校に行き、学校の休み時間に翔くんの写真を見ては泣いてた。情緒がやばい。今の私が一番嫌いなタイプのオタクすぎて無理。周りの環境が痛いオタクに理解のある女子校で良かったね高1の私。先輩にも後輩にも慰めてもらいました。大迷惑だなマジで。黒歴史です。
で、翔くんの顔なんて見たくないゾーンに突入。(翔くんほんとごめん)すると必然と毎週録画してたいたジャンだったり、2月24日の私が奇跡的に予約してたOTTの歌番組だったりに癒され救われることになります。傍から見ててやばいくらい落ち込んでたんでしょうね、母親がOTTの初回限定盤1を買ってきてくれました。ウケる。初回限定盤1見て、えっこの人たちかっこよ……ダンスうま……えっこれ今週中(発売週)に初回限定盤2買わないと後悔しそう……買お……ってCDショップに走りました。これが人生で初めて買ったCDです。嵐担のときは母が全買いオタクだったので。
はーーい沼落ち!!!沼落ちまでを詳しく書くと長すぎる!!!!!!
3年越しに担降りブログが書けて個人的に満足です()
ちなみにその後はもう転がり落ちるようでした。とりあえず既存のアルバムすべてをレンタルして聞き込み、大野担の後輩に「実は最近JUMPが気になってて……」と報告したら、彼女は担降り掛け持ち許せない主義だった私に言えずにいただけで知念くんとの掛け持ちをキミアトあたりからしていたことが発覚。
後輩に頭を下げてcarnivalのDVDを貸してほしいと頼んだのは今考えると面白すぎる。その後輩は優しいのでTENコン、矢印、smart、carnivalとDVDを4作品も貸してくれました。JUMPing CAR~マジサンの初限も全部。おかげでガッツリ沼落ち。ちなみに彼女はマジサンを最後に松島くんへ降りたらしい。ちぇっ(ちぇっとは)
後輩に借りたDVDたちを見ながら、うーんこの中だと担当は有岡くんかなあって選びました。相当迷った。これが私の有岡担人生のスタートです。それからずっとHey! Say! JUMP一筋です。いろいろあったけれど、他のグループに靡いたことは一度もないです。(2018年の夏あたりとかJUMPが勝手に心配で辛くてしんどかったなあ。受験生で現場も一切行っていなかったのでJUMPはどこに向かっているんだろう……後輩グループどこも強すぎる……とかそんなことばかり考えてた気がする。まあJUMPの心配をするより自分の心配をしろよって話なんですけど。)
しかし2015~2016にかけてのHey! Say! JUMPの音楽番組での披露曲のチョイスはほんとに秀逸だなと今振り返っても思いますね。2015ベスアのAinoArika、2016MステスーパーライブでのRide With Me~2016~(そもそものRide With Meも知らなかったけど)2016ベスアのスパデリ。他G担の私にとってはすべて初めて聞いた機会で、新鮮で楽しかったしこんな曲もあるんだって思ってました。あと2016のFNS夏まつりのときのカモナもびっくりした。あっカレーの曲じゃん久しぶりに聞いたな~って感じだった。(今考えるとびっくりするけど、定番曲だとは全然思ってなかった。)だからなんの話!!
嵐のことは今でも好きです。実家的感覚。休止は寂しすぎて来年の今頃はどんな気持ちになっているのか想像もつきません。
でもuntitledに行ったとき、ああもう私は嵐担じゃないんだなあと思ったんですよね。嵐担時代、肩を組むだけであんなに熱狂していた翔潤の待望のユニット曲で距離近くてオタクがキャーってなるポイントも距離近いか???って冷静になってしまう自分がいました(JUMPの距離感に慣れてしまった)掛け持ちでは断じてないです。それだけ補足で。
長々と何を語ってるんだ私は。これから気ままにはてなブログも更新していきたいなと思います。私の担当はいたジャンの海に行ったありたかちね朝活回で勝俣さんの「Sといえば?」って問いにさらっと「spectacle」という単語が出てきた有岡大貴くんです。意図はわからないけれどspectacleって彼の口から発された瞬間、あっ好き……ってなりました。(このとき既に有岡担でしたが)
ブログタイトルは、今世紀最大の名曲「切なさ、ひきかえに」から、私のアイドルオタクとしてのスタンスとしてぴったりの自担ソロパートを取りました。アイドルは私にとって近づいてしまえばおぼろげに揺れる幻影のようなものです。だから、接触がある女子アイドルも私は推してますが接触にはほぼ行ったことがないです。ファンサにも良席にも興味はないです笑 だからなんの話!すぐ話が逸れる!!ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
*1:「ぼくらの勇気 未満都市」。1997年放送。松本潤くんが天使でしかないドラマ。
*3:先日のニノ結婚のときに母が同じことを言っていた。くわばらくわばら。
*5:ジャニオタあるあるのアレですね。
*6:2013夏「MUSICDAY音楽のちから」の歴代ジャニーズデビュー曲メドレー。嵐のメンバー5人が、それぞれ1人1グループとコラボする形で歴代ジャニーズのデビュー曲を歌っていた。翔くんはHey! Say! JUMPと一緒に男闘呼組のデビュー曲DAYBREAKをコラボで披露。圭人がギター弾いてました。
*7:「ARASHI BLAST in Miyagi」。これが人生初遠征です。最高に楽しかった。コンサート会場に出店していた復興支援屋台がどこもおいしかった。おのくんかわいかった。